テーマ:映画館で観た映画(8347)
カテゴリ:映画
借金苦でオレオレ詐欺に手を染めた青年シンヤと、母親の恋の軌跡をたどる娘の寿子。 25歳の崖っぷちアイドルと、彼女を応援するアキバ系オタク。 ホームレスの老人と元サラリーマン。 彼らの運命が台風の日に交錯する。 東京に生きる“ダメダメな人たち”の奮闘を描いた、劇団ひとりのベストセラー小説を映画化。 V6の岡田准一、母と娘の2役を演じる宮崎あおいら、豪華キャスト共演の感動作だ。 「陰日向に咲く」は、芸人、劇団ひとりのデビュー作。 「『ビギナーズラックにしては上手すぎる。』by恩田 陸」と原作を読んで私も思った。 小説は、次の5編からなっている。 ★「 道草」 社会からの束縛に苦しんでいたサラリーマンが、ある日、ホームレスの男性『モーゼ』と出会った事から、自由になる為に自分もホームレスになろうとする。 ★「 拝啓、僕のアイドル様」 マイナーなアイドル・武田みやこ。 通称・ミャーコのファンである青年が、彼女を純粋に応援し、ブレイクさせようと奮闘する。 ★「ピンボケな私」 今まで何の夢や目標が無かった女性が、ひょんな事から、カメラマンを目指そうとする中で、ある男性と恋に落ちる。 ★「Over run」 ギャンブルで借金塗れの中年男性の日常と、そこから人生をやり直す為に立ち上がろうと奮起する姿を描いた物語。 ★「鳴き砂を歩く犬」 本当の自分を見つける為に上京した鳴子と売れない芸人・プードル雷太が、浅草のストリップ劇場での出会いを機に、お笑いコンビを組む。 これら5編の小説は、すべて繋がっている。 けれども、ひとつづつの短編小説。 これをどう繋ぐか、興味があった。 映画では、小説と少しかえて、しかし見事に繋いでいた。 残念なのは、劇団ひとりが、この映画に出演していないこと。 配役は、「 拝啓、僕のアイドル様」のファンのひとりなんてピッタリかも・・・。 私といい勝負( ̄m ̄*)のタイトルのヘタクソな字。 生き方がヘタということを現したようなあの字は、 きっと劇団ひとりの字と思っていたのだけれど、専門の人が書いたんだって。 納得。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★1月30日*コナモン文化 *UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.31 09:19:27
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