テーマ:映画館で観た映画(8343)
カテゴリ:映画
「ぐるりのこと。」ってどういう意味だろう?
ぐるりというニックネームなのかな・・・なんて考えながら見た。 ぐるりのこととは、自分の身の周りのこと。 または、自分をとりまくさまざまな環境のことをいう。 ああ、あのぐるりね。 会社でも、年配の人がよく使う。 「私のぐるりには、離婚経験者が多いんやわ」というように使っている。 めんどうくさいけど、いとおしい。 いろいろあるけど、一緒にいたい。 法廷画家として働くカナオ(リリー・フランキー)は、妻である翔子(木村多江)の妊娠に幸せを噛みしめるが、子供の死という予期せぬ悲劇に見舞われてしまう。 やがて、それをきっかけに精神の均衡を崩してしまった翔子を、カナオは強い愛情で支えていく。 「ハッシュ!」の橋口亮輔監督の6年ぶりの新作。 ある法廷画家とその妻が共にたどる10年間の日々と愛情関係を、舞台となる90年代の社会と照らし合わせて温かに紡ぐ。 ・・・・・・・・・・ 夫で法廷画家役のリリー・フランキーさんの演技は、自然体で良かった。 リリー・フランキーは、「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の作者として有名だけれど、イラストレーターとしても有名。 褄の木村多江も、この役にピッタリ。 二人とも、目をみはるような、美男美女ではないけれど、だから、映画にピッタリだった。 法廷画家という設定上、裁判シーンがよく出てくる。 宮崎勤による連続幼女誘拐殺人事件やオウム真理教による地下鉄サリン事件などを思い起こすものが出てくる。 改めて、夫婦っていいな、一緒に暮らすって大切だなと思った。 ・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★7月2日*天気のことわざ * UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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