テーマ:映画館で観た映画(8348)
カテゴリ:映画
愛する妻が死にました・・・。 だから私は旅に出ます。 一人暮らしの孤独な老人・カールじいさんはある日、“驚くべき方法”で冒険の旅に出発することに! それは、思い出が詰まった我が家に、無数の風船をくくりつけて、大空を旅するというものだった…。 『モンスターズ・インク』のピート・ドクター(監督)と、『ファインディング・ニモ』の脚本を手がけたボブ・ピーターソン(共同監督)がタッグを組んだ感動作。 カールじいさんの家は可愛らしい。 小さいけれど、愛情があふれる家のように見える。 それは、結婚して愛に溢れた生活があったからだ。 2人でペンキを塗ったり、壊れた屋根を直したりと思い出がいっぱいあるからだ。 老人にとって、家は単なる、「家」ではない。 それは思いでの詰まった自分の分身のようなものだ。 しかし、そんな家と家庭がある人は、今どきは珍しいのではないだろうか。 ほとんどの人が、財布と相談した結果の家で、そんな家は、いつ引っ越ししてもおかしくない。 私の家も小さな家で庭がない。 だからカール爺さんのように、家を愛することができないばかりか、自分の理想の家を妄想したり、いいなと思う空き家があれば、怪しまれるほど眺めている。 この家で君と愛を誓い、君と夢を見た。 そしてこの家で君と歳をとり、ある日ひとりぼっちになった。 2人で築いた幸せな家・・・。 けれど、愛する人がいてこその家なのだ。 そう思うと、涙が止まらなかった。 アニメだけれど、子どもよりも大人が見たい映画。 アカデミー賞の作品賞にノミネートされたのがよくわかる。 アカデミー賞長編アニメーション賞受賞作品!! ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2020年3月11日*ネコヤナギ/地名:お祓い筋/京町屋を守る:京町屋再生研究所* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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