テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
1時間、その男を守りぬく。 辛亥革命前夜、孫文暗殺計画発覚。 名もなき民よ、孫文を守り抜け! それは、10億人の希望と、国の未来がかかった1時間・・・。 清朝末期の香港。 そこにひとりの男が来航するという極秘情報が流れる。 彼の名は孫文。 腐敗した王朝打倒を掲げる革命家である彼の目的は、武装蜂起のための同志との密談。 そして、西太后が仕向ける500人の暗殺団に対して、孫文を護衛する義士団が結成される。 集まったメンバーは、暗殺団のスパイとして働く警官、 愛する人との結婚を誓った車夫、 過去の罪にとらわれ、物乞いとなった元御曹司、 父の復讐を誓った少女ら市井の人たち。 ある者は愛する人のために、ある者は、己の信念のために、それぞれの熱い思いを胸に秘め、 10億人の希望と未来がかかった「壮絶なる1時間」の戦いに挑む・・・! 孫 文(そん ぶん、1866年11月12日 - 1925年3月12日)は、中国の清末~民初期の政治家・革命家。] 初代中華民国臨時大総統。辛亥革命を起こし、「中国革命の父」と呼ばれる。 中華民国では国父(国家の父)と呼ばれる。 また、中華人民共和国でも「近代革命先行者(近代革命の先人)」として近年「国父」と呼ばれる。 海峡両岸で尊敬される数少ない人物である。 「 大清国に君臨していた西太后は、観劇と飽食とに明けくれながらも、人知れず国の行く末を憂えていた。 権力を巡る人々の思いは、やがて紫禁城内に守旧派と改革派の対立を呼ぶ。」 浅田次郎の「蒼穹の昴」をテレビで見ていたので、清の時代に興味もあったのがよかった。 しかし、歴史を知らない人でも、楽しめる映画だった。 血を見るのが嫌いで、このアクション映画は、見ないだろうと思っていたが、多くの人がいいといっているので、見た。 見てよかった。 アクションがスゴイ! 私は見たことがないのだけれど、ブルース・リーも真っ青。 「アチョー!」って感じ。 今回、孫文のことを調べていたら、映画「宗家の三姉妹」の次女が一族の反対を押し切って、孫文と結婚したことが分かった。 宗家は、大富豪で3女は蒋介石の妻となるというような、リッチな家柄。 宗家の次女だけでなく、孫文は、多くの人から尊敬されているが、実際に中国の革命運動における具体的な実績はそれほどなく、中国国内よりも外国での活動のほうが長いという。 中国革命のシンボルとしての要素によるものであると言える。 孫文は医者でもあったが、同じく医者で革命のシンボルといえば、チェ・ゲバラが思い浮かぶ。 孫文をささえ、守ったのは、名もなき人々。 その多くは、死んでいった。 2mをゆうに超す、巨人で怪力の男は、弓矢で何度も射られながらも、なお闘い続けた。 *弁慶の立往生*を思わせる怪力だ。 この映画は、フィクションであっても、孫文は、常に命を狙われていたのは事実だ。 辛亥革命の成功の裏には、どれほどの人々の血が流れたことだろう。 何かを変えるためには、多くの犠牲を伴う。 弁慶は多数の敵勢を相手に、義経を守って堂の入口に立って薙刀を振るって戦い、雨の様な敵の矢を受けて立ったまま死んだとされている。 いわゆる「弁慶の立往生」である。 死してもなお、義経を守りつづけたと言えるこの往生は、史上屈指の名往生とされる。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2011年5月14日*スジもコンニャクも/龍野は、なるべくして醤油の名産地になった * ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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