テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:映画
宝物はきっとここにある。 人に借りを作らないで生きてきた大会社の御曹司・市ノ宮行(林遣都)は、父親に荒川河川敷の開発事業を任される。 しかし、そこに住みつく自称“金星人”の美少女ニノ(桐谷美玲)にひょんなことから助けられ、生まれて初めて借りを作ってしまう。 “借りは返さなければならない”という家訓に従い、ニノの恋人となり荒川に住む奇妙な住人たちと共同生活を始めることに。 星型のマスクらしきものをかぶったロックミュージシャン、どう見ても着ぐるみを着た河童の村長などからリクという謎のあだ名をつけられながらも、次第にお互いを理解していくのだが…。 映画の冒頭、七五調の口上が!! 口上というより、ラップ? この段階からもう、すっかりこの映画の虜になった。 荒川河川敷に住む人?のおかしなこと。 ★自称“金星人”の美少女ニノ なぜか体操服を着ていて、「2-3」と書いてある。 ★河童姿の“村長” 口癖は、「よんだ?」 ★黄色の星をかぶったロックミュージシャン“星” 走っていく時、頭から黄色い光を出している・・・流れ星だ( ̄m ̄*) 他にも、 ★尼僧姿の“シスター”(男)★村のために酪農をしているドSの美女“マリア”など、河川敷の不法占拠者は誰もがあまりに風変わり。 河川敷開発のため、乗り込んだ大会社の御曹司・市ノ宮行も ★リクと呼ばれる。 そのこころは、リクルートスーツで理屈ばかり言っているからだ。 原作は、中村光の人気コミックで、TVドラマ化もされているが漫画も読んでいないし、TVも真夜中だったので見ていない。 しかし、なぜか気になる作品だったので、見に行った。 リクと河川敷の住人の間で交わされるセリフも面白くて、原作を読んでみたい、TVドラマを見てみたいと思う。 コミカルな内容で、シュールな映画なのだが、テーマがあるとすれば、「共生」ではないかと思う・ 映画でよくかけ言葉のようなシーンがあったので、それにならえば 「強制」的に川原から追い出そうとしたリクが彼らと「共生」する物語。 金星人や河童、星は人間ではない。 人間以外のもの、例えば、その場に生えている、木や草、土の下に住むミミズ、虫・・・。 川原をコンクリートで覆ってしまえば、人間以外のものが住めなくなる。 作者はそう言いたかったのではないだろうか? ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2012年3月10日*こって牛・・・「華岡青洲の妻」* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.11 10:40:47
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