テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
真夜中のパリに魔法がかかる。 ハリウッドで売れっ子の脚本家ギル(オーウェン・ウィルソン)は、婚約者イネズ(レイチェル・マクアダムス)とその両親と共に憧れのパリに意気揚々とやって来た。 しかし、1920年代、文化・芸術が花咲く時代のパリへ突然タイムスリップしてしまう。 真夜中のパリで出会ったのは、ガートルード・スタイン(キャシー・ベイツ)のサロンに集うヘミングウェイやフィッツジェラルド、ピカソたち。 ロマンティックでマジカルな夜が始まろうとしていた――。 この映画、3回目である。 1回目は、去年のパリ行きのさい飛行機の中で、2回目は、帰りの飛行機の中で・・・。 そして今回が3回目。 ■エッフェル塔■、■凱旋門■、■モンマルトル■、■セーヌ川■、 冒頭、パリの名所が次々に出てくる。 「ミッドナイト・イン・パリ」の監督はウッデイ・アレンだが彼の代表作、「マンハッタン」も、NYの名所が次々の出てくるのだそうだ(私はまだ見いない)。 脚本家ギルは、1920年代のパリが好きでたまらない。 この時代は、■アールデコの時代■。 私も大好きだ。 この時代のパリは、有名な芸術家で溢れていた。 パーティに誘われて行ってみると、コール・ポーター、F・スコット・フィッツジェラルドと妻ゼルダ。 そのパーティはジャン・コクトーのパーティだった。 その後、フィッツジェラルド夫妻、ポーター夫妻と行ったクラブでは、ジョセフィン・ベイカーもいた。 アーネスト・ヘミングウェイ、ガートルード・スタイン、パブロ・ピカソとその愛人、アドリアナがいた。 サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエルとマン・レイ・・・。 豪華な、20世紀の有名人が一堂に会している。 ピカソの愛人は、20世紀初めのアール・ヌーボーの時代のパリに行きたいという。 そして、思いが叶い、ロートレックに会う。 この時代もいい。 エッフェル塔が建ち、 ■ギマール■が地下鉄の入口やランプをデザインした。 また、今もパリに残る、■アール・ヌーボー様式の邸宅■もギマールのデザインだ。 作家の■コレット■がいた。 映画を見た友人は、 グーグルでみたら今でも同じ川が流れてる地形の所に遺ってるのだそうだ。 そこの薬草園でカドフェル修道士の助手になってシロップの鍋をかき混ぜたり、トローチを干したり。 と言う。 私は、やっぱり、アール・ヌーボー時代のパリかな・・・。 でも、早く現代に帰らないと病弱は私は死んでしまう。 この時代は、私が飲んでいる薬や注射がないからだ。 夢見るギルは、1920年代に憧れながらも、現代がいいということに気づく。 アカデミー賞でオリジナル脚本賞を受賞。 他に作品賞、監督賞、美術賞の計4部門にノミネートされた。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2012年6月5日*こごめ/大阪しぐれ:マサコさん * ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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