テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
さぁ、人生に繰り出そう。 パリ。 ひとりは、スラム街出身で無職の黒人青年ドリス。 もうひとりは、パリの邸に住む大富豪フィリップ。 何もかもが正反対のふたりが、事故で首から下が麻痺したフィリップの介護者選びの面接で出会った。 他人の同情にウンザリしていたフィリップは、不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てというフザケたドリスを採用する。 その日から相入れないふたつの世界の衝突が始まった。 クラシックとソウル、高級スーツとスウェット、文学的な会話と下ネタ──だが、ふたりとも偽善を憎み本音で生きる姿勢は同じだった。 互いを受け入れ始めたふたりの毎日は、ワクワクする冒険に変わり、ユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。 だが、ふたりが踏み出した新たな人生には、数々の予想もしないハプニングが待っていた──。 本国フランスでは3人に1人が観たと言われ、サルコジ前大統領や米オバマ大統領までが興味を示したという映画、「最強のふたり」。 配給権を巡っての争奪戦が行われるほどの人気ぶりを見せたそうだ。 面白いなと思う。 かたやフィリップ、インテリで大富豪の首から上以外は不自由な身の白人。 こなた、ドリス、スラム街出身、ワルで力が余って仕方が無い若い黒人。 まさに、白と黒、相反するふたり。 フィリップが介護経験のないドリスを介護人に選んだのは、単なる興味本位だったのだろう。 気に入らなければ、クビにすればいいやという気楽な気持ちで選んだのだと思う。 ドリス青年は、介護経験がないから、「障害者」という目で見ないでフィリップに接する。 真夜中のカフェに行ったり、散歩したり。 ある時は、スピード違反で警察のパトカーに追いかけられるが、フィリップが 機転を利かせ、警察に捕まらないように、瀕死の病人のふりをして、楽しむふたり。 会話も、普通の男性同士のもの。 フィリップは、雇い主として威張らないし、ドリスも働かせてもらっていると卑屈にならない。 自由気ままに振る舞うドリスを見ながら楽しそうなフィリップ。 これは実話だという。 ふたりで、パラグライダーや飛行機(自家用ジェット)に乗ったり、美味しい食事をしたり・・・。 誕生日には、小さなオーケストラを家に呼んで演奏会をしたり・・・。 (うちなんか、オーケストラの入る場所もないわ。) 毎日、高そうな服を着、料理人が作る御馳走を食べる。 (食べさせてもらう) 看護師、介護人、秘書・・・。 おまけに結婚まで・・・。 大富豪って、どんな状態になっても私たちよりも選択することが出来るのだ。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2012年9月12日*泣かにゃ笛吹く隣の子 * ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.13 13:37:15
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