6494561 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

おしゃれ手紙

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2012.10.17
XML
カテゴリ:映画
イラン式料理本:あらすじ

イランから届いた、とっておきの家庭の味。

新婚夫婦のキッチンから、ベテラン主婦の台所まで、さまざまなイラン人女性が披露する今晩の献立や、伝統的な家庭料理の作り方。
そこから浮かび上がるのは、男と女、嫁姑、家族というドラマ。
そしてイラン社会の“今と昔”。
さまざまな思い出とともに引き継がれる家庭料理は、笑いや涙というスパイスによって、味わい深く熟成されていく――。

主婦歴40年の監督の母、
14歳の時に40歳の夫のもとに嫁いだ母の友人、
現代女性代表の妻、
13歳で結婚した伯母、
9歳で結婚、もうすぐ100歳の友人の母親、
双子を育てながら大学に通う妹、
主婦歴35年、5人の子の母でもある義母・・・。

監督をめぐる7人の女性の料理を通して、イランの今の女性を描いている。

面白いのは、義母。
「2年前に手を洗ったから、きれいよ」と冗談を言う。

彼女が結婚をした当時は、今よりももっと封建的で、夫が妻の名前を呼ぶことも許されなかったという。
また、姑は、嫁に強く当たったようだ。

しかし今は、
「オレと母さんが2人がかりでも、おまえにはかなわない」と夫に言わしめるほど、無敵の女性となった。

そんな彼女も、なんだかんだ言いながらも、家族のために手の込んだ料理を作る。

義母の次の世代、つまり彼女の娘=監督の妻となると、また家事に対する考え方が全然違うのが面白い。

監督の妻は、家に来た海外からの客に、缶詰料理を食べさせたそうだ。
その上、そのことを堂々と客に言ったという。
バラサなくてもいいだろうと言う監督に、
「突然、夜、客を連れてくる方がどうかしてる」と反撃。

「昔のように、床に座らず、椅子の生活になったけど、
頭の中は、相変わらず、昔のまま」
と憤慨する。

義母と妻のような女性は、イランではまだ、珍しいのだろう。
ほとんどの女性が、黙々と料理を作り、のんびりとくつろぐ夫をしり目に、黙々と後片付けをしていた。


少し昔なら、食事の支度が少しでも遅れると、男は女を怒鳴ったり、叩いたりしたらしい。
しかし、自分の意見をはっきりと言う監督の妻や義母やを見る限り、確実にイランでの女性の地位は、上がっているのだろうと思う。

ちなみに、我が家でも、食事を作るのは、ほぼ100%私とイランなみ。

・・・・・・・・・・・・・
バナー
ボタン

昔◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年10月16日*父の麦わら帽子:芋穴*
・・・・・・・・・・・・・・
    





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.10.17 12:00:29
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事


PR

Recent Posts

Category

Archives

Favorite Blog

『人間の未来 AIの未… New! Mドングリさん

舞踏への勧誘  小説… New! hoshiochiさん

ドラマ『アウトラン… New! あけみ・さん

国民年金  5年で払… New! maki5417さん

映画の話 DUNE デュ… New! KINNKOさん

Freepage List

Comments

七詩@ Re:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 定子の母は漢詩の名手で伊周も学才に優れ…
maki5417@ Re:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 香炉峰の雪 雪のいと高う降りたるを、例…
天地 はるな@ Re[1]:大河ドラマ「光る君へ」と百人一首(03/04) maki5417さんへ 「源氏物語の女君」私も…

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.