テーマ:今日はこんな日(941)
カテゴリ:時事ネタ・主張
今日は「みどりの日」。
祝日があるくらいだから、日本は緑を大切にしているのかと思いきや、 「ニッポン景観論」を読んで日本と他の先進諸国の建設事情を比べるとビックリした。 土木、建設の占める割合は以下の通り。 アメリカ・・・・8% ヨーロッパ・・・6~7% 日本・・・・・・40~50% 土木、建設に関する雇用の割合 アメリカ・・1%未満 日本・・・・12~14% コンクリートの量でいうと、日本はアメリカのなんと33倍!!! おびただしい量のコンクリートが、日本の山、川、海に流されていたのです!!! 以上、「ニッポン景観論」参考 今、日本は空前の外国人が来る観光ブームだと言われている。 外国人たちは、コンクリートの道、山、海を美しいと思うのだろうか? (▲下鴨神社の森) 「歴史的に貴重な樹木が大量に伐採される可能性がある。 許可は基準に合致せず違法」と指摘されている ■下鴨神社の境内■にマンションを建てるというようなことを、 「みどりの日」という休日のある国が許していいものだろうか? 「醜悪な建築」「邪魔な工業物」「過剰な看板」などの写真を並べながら、なぜ日本の景観は破壊されるのか、貴重な観光資源を取り戻すにはどうすればいいのかなどを論じた、異色のヴィジュアル文明批評。 ■緑したたるニュージーランドの公園■ 「みどりの日」の名前の由来は、各界識者をメンバーとする小渕恵三官房長官(当時)の私的諮問機関(皇位継承に伴う国民の祝日に関する法律改正に関する懇談会)において、「昭和天皇は植物に造詣が深く、自然をこよなく愛したことから『緑』にちなんだ名がふさわしい」という主旨の意見が多数を占めたからであるとされている。 他の意見には「科学の日」などがあったとされ、いずれにしても4月29日が休日となるゆえんとなった昭和天皇の、博識であった面にちなんだ名前となっている。 ・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.04 00:55:14
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