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カテゴリ:アウトドアライフ
一時期、勤労者山岳連盟で組織している山岳救助隊の救助訓練の見学に誘われたことがありました。
いわゆる、参加しないかという間接的な誘いでしたが、当時は仕事があったのでお断りしました。 ただ、遭難救助の知識は持ちたいので、定期的に消防署や連盟が主催する緊急救命の講習にはできるだけ参加しています。 講師には山登りが好きな方が多く、休憩時間などに楽しく会話をするんですが、たまに話がすれ違うことがあります。 そのほとんどがロープワークです。 クライマーは自分の楽しみのために行動します。 対してレスキューは助けるための使命感によって行動します。 行動形態が違えば自ずと必要な技術や使用する器具も異なります。 何が違うのかを知りたかったので「全図解レスキューテクニック」をかってみました。 すると興味深い文章がいくつかありました。 特に納得したのは58Pから61Pのプルージックの説明です。 もやもやしていた謎が解けました。 自己確保と救助の使い分けがよくわかりました。 クライミングテクニックはどんどん軽量化や単純化に進化していますが、レスキューは助けるための確実な方法を着実に研究し続けているのか、と思い直しました。 両方知らないと、助かる命も助ける心も成り立たない、というのが今の認識です。 それがとても勉強になった本です。 全図解レスキューテクニック 初級編 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年08月05日 13時47分23秒
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