|
テーマ:最近観た映画。(38846)
カテゴリ:日記のようなもの
完璧な映画。
おそらく現在まで作成された映画の中でも最高傑作に数えられるだろう一本。 A Master Piece. 私が今更言うまでも無い事だろうけど、 そういった評価が当てはまる一本でした。 私が今までに見た多く見積もっても数百本程度の映画の中で、 5点評価なら満点をつける5点の2本目の映画。 (もう一本はこちらも映画史上評価が高いカサブランカ) 3時間半に迫ろうかという長めの映画ですが、 私は全く気になりませんでした。 むしろ最近の2時間くらいで物足りなかったり中途半端な内容な物を見せられるよりはずっと満足しました。 ストーリーは、野武士(盗賊みたいなもの)に追い詰められた百姓達が 村を守る為の侍達を雇って彼らを撃退してもらう、 という非常にシンプルな内容です。 この年末年始にも沢山の歴史ドラマなどがTVで放映されてましたが、 大河ドラマの新撰組!などの他の歴史物にしろ、 私がいつも感じる物足りなさをこの七人の侍では全く感じませんでした。 それは何か? 単純に言うと、役者の質だと思います。 七人の侍を観て頂くと分かるのですが、お百姓さんの顔どれ一つ取っても ハマッテいるのです。 主役の7人の侍達の顔も演技も質が高いのは勿論なのですが、 映画の内容が彼らにフィットしている。 役者が映像と物語と比べて上滑りしていない。 香取とかその他の役者にしても、他の現代物のドラマなら もちろんそう感じはしないでしょう。 けれども、見る側からして、 ウソくさい、ハマッテいない、上滑りしている と感じてしまえば、もうそこから先見る気は起きないのです。 (もちろんこれらは私個人の主観に過ぎませんが) (日本で時代劇を演じられる役者がいなくなっとというのと同じ様に、 アメリカでも西部劇を演じられる役者がいなくなったというのは、 おそらく同じ次元の出来事。 それは演技そのものというよりは、役者の顔立ちや持つ雰囲気などにむしろ左右されるから) 大河ドラマに関して言えばだから、 視聴者離れを防ぐ為に演技経験の浅いタレント達を多く起用するというのは止めるべきですね。 ハイビジョンでも何故か白黒で作ってみるとかもある意味で良い試みでしょう。 いやむしろフル3D-CGで作ってみたらイイ線いくかも知れませんね。笑 ネタバレな感想文はここには書かないでおきます。 しかし、物凄いお勧めな一本である事は確かです。 (とは言っても、私自身今日の今日まで気にはかかってても観ていなかったんですがね。笑) 出会うに時有り、です。 大河ドラマとかラストサムライとかに、 何か言葉にしにくい物足りなさを感じた人達は 観てみるとその物足りなさが何だったのか 氷解する一本かも知れません。 さて、明日はこの映画に影響を受けて作られたという 『荒野の七人』でも観てみようかな♪ おまけ:故途乃葉(コトノハ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.04 01:37:42
コメント(0) | コメントを書く
[日記のようなもの] カテゴリの最新記事
|
|