729561 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

『今日から議員様!?』


プロローグ


1-1 出会い


1-2 移動中のおさらい


1-3 執務室初日


1-4 バーゲニング演習


1-5 首相代行候補選出


1-6 元カノ、そしてレイナ


1-7 選挙議院について


1-8 EL取締法予備審議1


1-9 EL取締法予備審議2


1-10 任命式典と指輪


1-11 休養日のDinner


1-12 法案説明会1


1-13 法案説明会2


1-14 法案説明会3


1-15 みゆきの決断


1-16 アイスベルト


1-17 150億対75億


1-18 再審議前日1


1-19 再審議前日2


1-20 結審


2-1 陛下からの依頼


2-2 絶望の理由


2-3 みゆきからの依頼


2-4 亡命騒動


2-5 二人の過去


2-6 浮気の余波


2-7 律子の告白


2-8 ビリオンズ


2-9 予想外の波紋


2-10 皇居にて


2-11 再審議


2-12 新談話発表後


3-1 LV3の始まり


3-2 和久達の結婚式の後で


3-3 望(ノゾム)


3-4 イワオ、おじさん、光子さん


『今日から議員様!?』設定等


背景世界年表


MR大政変


抽選議院について


選挙議院について


国体維持関連3法案要旨


『今日から議員様!?』サイドストーリー


ss1:内海愛の場合


ss2:奈良橋悠の場合


本の感想など


『しあわせの理由』 グレッグ・イーガン


『ぼくを探しに』『ビッグ・オー』


『イラクの中心で、バカと叫ぶ』


『エンダーのゲーム』


自分で書いた物


2004/4/19の日記


ずれまくり(2004/4/12)


ジョン・トーレ監督


重し


日経社説『前途険しい安保理拡大』を読んで 


同『郵政民営化を真の改革にするために』


私という人


私の心に残っている一言


私は・・・ (その1)


私は・・・ (その2)


私は・・・ (その3)


私は・・・ (その4)


私は・・・ (その5)


詩みたいなもの


残り香


繰り返されない風景


私が気に入ってる漫画リスト


家の子猫画像


看板など


過去記事のサルベージ


無税金政府・地域/共同通貨


国家財政などについて


人口減少について


増税では人口減少も財政赤字も解決できない


2004.10.02 イチロー


映画の感想やお勧めランキング


「紳氏協定」


「無伴奏シャコンヌ」


「フルメタルジャケット」


お勧め映画リスト


私の好きな本や作家のリスト


『今日から議員様!?』特別読み切り編


その1.進路


ニュースクリップ集 その1


その2.始まりの1週間を終えて


その3.押しかけ秘書


その4.双子島への訪問


その5.難民達


その6.瑞姫の母親と


ニュースクリップ集 その2


プロローグ的なもの


ニュースクリップ その0


人口集約法要旨


浜辺にて


Category

2005.05.25
XML
テーマ:たわごと(26716)
カテゴリ:日記のようなもの
前回分の日記で、時給1000円で、月22日勤務を12ヶ月と計算して、年収
が200万円ちょっとという計算してたんですが、実際のデータはもっと
厳しかったようです。


『1993年~2003年までの10年間で、15~34歳の正社員(男性)の平均年収は
409万7000円から394万7000円へ3.7%減少した。これに対して、フリーター
の一部である、15~34歳のパート・アルバイト(男性)の平均年収は、122万
1000円から102万7000円へと実に15.9%も減少している(厚生労働省「資金
構造基本統計調査」から試算)。』
(週間エコノミスト2005/5/31号、p.19)


仮に年の手取りが100万円の1人暮らしの若者がいたとして、家賃6万、食
費・交際費(携帯代1万含む)で4万としたら、あらもう足が出ますね・・・。

とてもじゃないけど都市部で月10万円以下の収入での1人暮らしは無理
でしょう。そうなった場合、合理的な結論として、だから親と同居とい
うことになります。

足りない部分は実質的に親負担です。この点に留意しておいて下さい。


さて、時給1000円程度で、年200万円くらい稼いだとしても、100万円の
2倍ですが、一応の自立は出来るものの、ほとんど貯蓄を残す事は不可能
か、出来ても微々たる積み重ねという事になります。

家賃7万、食費3万と大雑把な経費を積み重ねるだけで、12×10で120万で
すから、200-120=80万円からさらに水道電気代や税金、医療費、交遊費
その他をざくざく引いていって、例えば年に50万貯められたとしても、
10年間で500万円にしかならないのです。20年間で1000万円です。

30歳で500万、40歳で1000万が何を意味するのか?
(上記の算出方法からすると、かなり生活切り詰めていってようやっと
貯まる感じだろうから、実際にこの程度の年収でこのペースで貯蓄できる
人はほとんどいない可能性の方が高いかも知れません)

30歳で500万(以下)の貯蓄で、結婚や出産(子供を持つ)事やその後の生活
費にまで不安を抱かない人はいないでしょう。と、言うよりは、実質親か
らの援助が無い場合には、大半が諦めていてもおかしくありません。

40歳で1000万(以下)の貯蓄で、家を買うという冒険に出られるでしょうか?
(時給が1000円のままと仮定し、今後も昇給が望めない展望の中で。)
しかも、結婚したり子供を持ったりしていれば、当然ながら貯蓄出来る額
は減ります。それも大幅に。

そんな状況にある人達が、老後の蓄えを考える余地が有るでしょうか?
結婚や子供を持つ事を優先するなら、反比例して老後の不安を抱える事に
なります。もし老後の不安の方が優先されるなら、それだけ結婚も子供を
持つ事も(家を買う事も)、当然優先順位が落ちていきます。


そして、年齢を経るごとに、結婚も子供を持つ事も転職(再就職)も難しく
なっていくと一般的に考えて良いでしょう。(同時に、一定年齢を超えると
長期ローンを断られるようになってきます。ローンを組んだ時点から稼げ
るお金を逆算されてしまうからです。)


200万の年収を持つ男女が結婚して、子供を持った後母親がパートに出て
稼ぐとしても、ぎりぎり1人程度を養える程度で、教育にかけるお金も当
然ながら限定されていくことになります。老後の蓄えにしても、自分達の
分だけでも切り詰めて20-30年持つかどうかという程度でしょう。若い時
と同じバイト(と時給)で働き続けられると考えるのも楽観的過ぎます。


もう一つ重大な点があります。

現在、年収100~200万の若者達の生活を補填している両親達は、当然なが
ら今後死にます。そして年収が100~200万円同士でくっついて何とか子供
を持った若者達の子供が適齢期になった時、彼らの労働・賃金環境が大幅
に改善されていない限り、子供を持ったり養う事は、彼らの両親が若かっ
た時の2倍以上厳しくなっているでしょう。


何故なら、彼らの(正社員だった)両親と違って、年収100~200万円の両親
には、子供の子供を養う為の余力など無いからです。


端的に言うと、階級社会の復活というか、明確化でしょうかね。それに
伴って、当然ながら人口減少が加速されていきます。(これはだからデフ
レが解消されたら全て良くなるという単純な問題でも有りません。景気が
回復して賃金水準が相当程度上がるのが相当長期間続かないと無理でしょ
う。ちなみにバブル期でさえ、出生率は低下し続けていました。)


最近見たあるデータ(ソース紛失して探し中です。><)では、貯蓄が1000
万以下、3000万以下、5000万以下、5000万以上という社会構造に分けると
見事に3000万以下くらいに大衆が納まります。(うろ覚えで6割程度だった
かな。5000万以下で2-3割程度、5000万以上は人口の1~10%以下だったか
様な・・・。ソース掘り起こしたら追記します)

年収でいうと、100万以下、200万以下で、ほぼフリーターやパートが
カバーされて人口の2-3割がこの中に入り、350万以下が上級アルバイトや
派遣・契約社員の大半。500万以下で、今後の正社員の5割以上が収まる可
能性も今後有りますね。


こういった階級社会の底辺ほど今までは出生率が高かったのですが、逆で
す。世の中の底辺ほど収入も貯蓄も低いレベルなのですが、出生率も大幅
に低下し続けています。世の中の半分以上を構成する底辺の出生率が落ち
ているのだから、当然ながら全体としての人口は増えていかない事になり
ます。


社会構造の上の方が、じゃあ頑張って(笑)子供をばんばんと作ればいいじゃ
ないか?、と言う方もいるでしょうし、実践する(してる)方々もいらっしゃ
るでしょうが、実際には彼らの間の方が底辺の方よりも出生率はおそらく
低くなっていると私は思います。(この部分に関してはデータが無いし見た
事も無いので推測です)

その理由は、中国や韓国などの例を引きながら次回書いてみます。



(2005/5/30朝方著)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.05.30 03:33:08
コメント(0) | コメントを書く
[日記のようなもの] カテゴリの最新記事


Favorite Blog

音楽倉庫@Otomi おとみ(Otomi)さん
閑古鳥の巣箱 小市民伯爵さん
かみぽこぽこ。 かみぽこちゃんさん
bravado bravado2112さん
名無し人の観察日記 ナナシィ1190さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

名無之直人

名無之直人

Comments

かかし@ Re:母が死んだ日(01/19) はじめまして Twitterから来ました 名無之…
マイコ3703@ スゴイですね☆コレはビックリ(^^ゞ 私もBinaryとか色んな事を書いてるんです…
バーバリー 財布@ nxhahel@gmail.com 今日は よろしくお願いしますね^^すごい…
グッチ アウトレット@ ijhhraplg@gmail.com 今日は~^^またブログ覗かせていただき…
ミュウミュウ 財布@ nawiagi@gmail.com 匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_…

© Rakuten Group, Inc.