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カテゴリ:書評
笙野頼子―――この名前を知っている人って意外と少ない。
実は芥川賞取ってたりするけど結構マイナー。 『レストレス・ドリーム』は彼女が約8年かけて書き上げた作品。 数ある笙野作品の中でも、かなり好きなもののひとつですv +装丁・・・★★★☆☆ +内容・・・★★★★★ +読後感・・・★★★★☆ +平均して・・・★★★★☆ と、点数付けたらかなり高得点(笑 まあ個人の好みですから( ̄▽ ̄;)あはは 笙野作品は大体そうなんですが、装丁はミルキィ・イソベさんという方がしています。この人のデザインセンスは独特なものがあって自分は気に入っています。ただ装丁だけだったらこの『レストレス・ドリーム』よりも同じ笙野作品の『水晶内制度』の方が好きなので(笑)というわけで3点。 内容は・・・解りにくい!の一言に尽きる(爆 全編言葉遊び。切って繋げての繰り返し。ドラムを叩き、そのリズムに言葉をのせて自身の夢の中でゾンビたちと戦う。慣れないと『気持ち悪い』。しかし一度この文体に嵌ったが最後、この『気持ち悪さ』がツボになっちゃいます(笑) で、読後感。これも解りにくい!の一言に(以下略 ジェットコースターってありますよね?乗ったことがあるかないかは別として。この小説はそんな感じ。しかも時速120キロとかじゃなくてもっと半端なく速い。それだけじゃなくてぐるぐる回転しているような・・・要するに『気持ち悪い』状態が読み終わってもしばらく続く感じ(笑 平均して★×4。 笙野作品、機会があったら是非読んでみてくださいね(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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