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昨日、スーパーで
「ただいま納豆が入荷しました。本日はこれだけとなります」 との告知が。 確かに、冷蔵ケースの一角には商品が並べられていない。 それを見て、納豆が全国的に品薄の報道が、本当だったのだと実感した。 で、家に帰ると 「あるある大辞典でデータねつ造」のニュースが。 「かきなぐりプレス」さんによると、週刊朝日がきっかけらしい。 Webで目次を確認すると確かに 「「発掘!あるある大事典II」が絶賛した 納豆ダイエットは本当に効くの?」 と言う記事がある。 私はこの番組を昔は見ていたが、 「コーヒーを紹介した回では、紅茶は悪者」 「紅茶を紹介した回は、コーヒーは悪者」 だというのに、これはおかしい、と思って冷静に見るようになり、いつしか見なくなった。 「墓の中からコンニチワ」さんのところには 「謝る必要はない。」 と書かれているが、個人的には賛成だ。 「かきなぐりプレス」さんの記事によると、 「ダイエット効果がない、と知った視聴者の声として「今まで買った納豆代を返して」なんてのも」あったらしい。 ここまで来ると 「テレビで死ねと言われたら、オマエは死ぬんか」とつっこみたくなってしまう。 報道は、常に正しいとは限らない。 日本では、報道機関は公正中立とされているけど、報道機関もその立場がある。 予算を国会で承認されることが必要なNHKは、政治に甘いと言われる。 民放の場合は、CMで収入を得ているので、スポンサーには弱い。 さらに、宗教団体や、芸能プロダクション、闇の世界や闇の経済など、触れられないことは多々ある。 最近はWebで、同じ事件でも新聞記事の比べ読みが無料で簡単にできるようになった。 これらを眺めているとマスコミの立場が見えてくる。 あと、今回の事件がこれだけ大々的になったのは、制作がフジテレビではなく、関西テレビだったことも影響しているのかも。 フジテレビとしては、系列局制作の番組なので責任はうちじゃない、と逃げたような気もする。 もっとも、今のテレビ番組はほとんど下請けに投げられているらしい。 だから「マスコミ」じゃなくて「マスゴミ」だ、信用できない、などと言うつもりはないけど。 (「マスゴミが報じないことをネットで知りました」なんてことを言っている人のブログが、Webで収集した記事のコピペで埋め尽くされていたりするし) 今日の「あるある」放送時間、「あるある」は放送休止で、初っ端に関西テレビのアナウンサーによるお詫びが放送された。 CMはないのかと思ったら公共広告と放送局自体の宣伝が流れていた。 追記: コメント欄に「抗議はNHKの組織ぐるみの仕業」説が書かれているが、私はそれはないと思う。 そんなことをしたって嫌がらせにしかならず、なんの益もない。 そこまでNHKはアホではないだろうし、そんなところに無駄な労力を費やすほど暇な組織でもないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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