ストーン・フィッシュ
昨日書いたとおり、今日は駐ホーチミンの会社の方とのワリカン懇親会で「泓龍軒」Nha Hang Hoang Long にやってきました。入り口にはネオンが灯り、大きな水槽が置いてあって、伊勢エビや巨大なシャコが泳いでいます。さて、今日は何が出てくるんでしょうか。まずは蟹と春雨の炒め物です。丸ごと蟹を入れて土鍋で炒めた?ものを、テーブルの上で蟹をバラして混ぜるとこんな感じに。 蟹のエキスが染み出したはるさめがとってもおいしい。蟹本体は一旦厨房に下げ、殻が剥かれて戻ってきます。北京ダック(写真撮り忘れた)も食べました。アヒルの皮以外の部分はどうするのかと思ったら、最初は焼きそばに。これが私の大好きなオイスターソースで炒めてあって、ごくウマです。 続いてはチャーハンになって出てきました。まあ、アヒルの肉自体はあまり美味しくありませんが。そして本日のメインディッシュは・・・コイツです。その岩のような様子から、そのままストーン・フィッシュ。おこぜです。右側の上向きにフン!!となっているところが口。いや~これ、食うんですか・・・食いました(笑)身がプリプリしていて今までに味わったことのない食感。と~ても美味しい。 長くベトナムにいる方の話では、地元でもなかなか入荷しないらしく、入荷すると一気になくなる人気の魚なんだそうです。最初水槽に10数匹ほどいましたが、次々と注文が入っていました。同行した世界中に出かけている方も「これは初めて」と言ってましたので、ホントに珍しいんでしょうね。 シメはゴマ団子。ごちそうさまでした。下世話せすが、紹興酒2本なども入れて、これだけ飲み食いして、9人で税込み6,600,000ドン、日本円にして42,000円。1人当たり4,800円ぐらい。一番高いのはやっぱりおこぜ。1kg600,000ドンで1,800,000ドン、11,500円。次が5段目の北京ダックで840,000ドン、5,300円。日本人にはお手ごろです。広い店内は我々以外は地元ベトナム人で満員。昨日書いたとおり、3年前は外国人しかいなかったこのお店が、今ではこの状態なんだそうです。ただし、ベトナム人の所得水準は現在でも日本の1/10、ここでも経済実態とかけ離れたバブル状態が感じられます。確かにベトナムの飲食店は、日本人の感覚で「このくらいだろうな」と考えた値段の1~2割は安い感じです。だから高級店でも安く感じます。それを話したら、いろんなところの事情に詳しい同行の方に、「海外に行った場合、現地のモノの価値とカケ離れるので、日本円で考えてはいけない」と言われました。そのとおりですね。反省です。とはいえ、美味しくベトナムを味わうことが出来ました。↓明日は首都ハノイへ移動です↓