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2012.01.09
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カテゴリ:サイクリング
 ツマの実家までおよそ100Km、ちょこちょこ休憩しながら走ったとしても5時間もあれば余裕・・・のつもりでした。

 遅くとも午後3時には着きたかったので9時を少し回ったあたりでようやく重い腰を上げ、9時半には家を出ました。

 先ずは南下して海へ出て、国道357号で江戸川放水路まで西走したのち、江戸川河川敷を一気に北上、江戸川起点の関宿には午後1時には到着の予定。そこから利根川を西へ、更に渡良瀬川の起点で渡良瀬川へ入り、遊水地には午後2時過ぎ。そこから一般道で目的地まで。予定外の寄り道があっても午後3時前には余裕を持って確実に到着する算段だったのです。

 海までの南下はいつも通り。住宅街を抜ける県道は多少車が多かった位で、特に風は感じず。まあ、吹いたとしても背中からの風なので感じることはなかったかな。

 湾岸線に並走する国道はガードレールで歩車分離されている上、車道側には路肩殆ど無い。大型車がかなり速度を出してブッ飛ばしている主要幹線道路なので、なるべく歩道や並走する細い一般道を選んで走る。速度は15Kmも出せないけどこれは想定内。ここを走るときはいつもそう。

 今回は久しぶりに江戸川放水路河口右岸(東京都側)からの北上を試みました。

 しばらく河口部分が工事で通行止めだったので、左岸(千葉県側)を使っていたのだけど、先日左岸を走っているときに右岸側を走る自転車を見た。そうか、もう走れるんだと思い、次は右岸を走ろうと決めていたのでした。

 ところが右岸に入り営団線の車両基地を左手に見ながら再舗装された広いアスファルトの道を走れたのはほんの数百メートルだけ。いつもマナー最悪のデイキャンパーに塞がれて苦労して抜ける河川脇のマンション前は未だに工事中でした。

 仕方なくマンション脇から住宅街を抜ける迂回路へ。ゴチャゴチャ入り組んだ狭い住宅街の道は違法駐車の嵐で、なに、これまで我が庭同然、傍若無人にやりたい放題だった河川敷のエリアと大差ない走り難さでした。ようやく河川敷に上がれば開けた景色にホッとさせられます。

 ただ、何の障害物も無い河川敷は、北風が荒れ狂う状態でした。

20120108_001.jpg

 乾燥した空気のせいで遠くまで見通せ、スカイツリーや富士山だけでなく、行く手に見える男体山の冠雪までクッキリと見える清々しさ。川面に写る空の青さもまた印象深いものでした。

 とまあ、風景に見惚れてテンションが上がるのもそう長くは続かず、やがて吹きつける北風の冷たさに鼻や耳が痛み出し、指先もジンジンとしてきました。

 何より辛いのが全く速度が上がらないこと。まるで坂道を上がっているような感覚が続くだけでなく、目に見えない風の強弱が必要以上に神経を逆撫でします。特に今回のようにディープリムを履いていると、突然の横風には全くもって無防備で、真っ直ぐ走ることすら難しいのです。

 GARMINの示す速度が徐々に落ち始め、やがて18Km/hより上にはいかなくなり・・・・気が付けば15Km/hまで落ちている始末。

 あー、これはもう計算どおりに到着するのはムリだな・・・・と諦めたのは利根運河との合流地点を少し過ぎた頃でした。

20120108_002.jpg

 ふと見上げれば何やらタンポポのような雲。「ほう、活け花にも見えるな」なんて気を紛らせつつも、大腿筋に確実に乳酸が溜まっていくのを感じながらヒタスラ漕ぐ。

 で、走りながら考える。

 このまま走り続けたとして、関宿到着は確実に2時になる。残り約30Kmを1時間で走れるかと言えば、利根川・渡良瀬川も北西風に真っ向から向かう道。とてもじゃないが自分の足では走れない事は判りきってるな・・・・・

 ここでツマに回収要請。関宿で合流することにして、関宿までの約20Kmを何とか走ろうと思いはするもののやっぱりなかなか進まない。メチャクチャ寒いのに背中には変な汗かいてるし・・・。

 ラスト10Kmでついに両足の大腿が攣り、停車して痛みをやり過ごしてから漕ぎ、漕いではまた攣りの繰り返し。

20120108_003.jpg

 乳酸満載状態で関宿に到着した時には何だかそこが最初からゴールだったかのような錯覚まで(笑)

 凧展やってましたけど、見る気力もなし。自宅から75Kmで力尽きました。

 走行距離75.9Km 走行時間4時間6分、平均速度18.5Km/h 久々に疲れ果てた走り初めでした(笑)
 





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Last updated  2012.01.09 21:34:30
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