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KAZUMA MIURA Piazzolla Live 2012 三浦一馬(バンドネオン) 石田泰尚(ヴァイオリン) 山田武彦(ピアノ) 大坪純平(ギター) 高橋洋太(コントラバス)山本翔平(ヴァイオリン) 直江智沙子(ヴァイオリン) 塩田脩(ヴァイオリン)景澤恵子(ヴァイオリン) 生野正樹(ヴィオラ)清水詩織(チェロ) [プログラム] アディオス・ノニーノ(N.マルコーニ編曲) バンドネオン・ソロ 天使の死(N.マルコーニ編曲) バンドネオン・ソロ
ファイブ・タンゴ・センセーションズ 編成:三浦一馬バージョン (コントラバス・パート補筆) ・・・・・・ デリカシモ ブエノスアイレスの冬 スール:愛の帰還 フーガ9(三浦一馬編曲) ブエノスアイレスの夏 タンガータ~《シルフとオンディーヌ》より リベルタンゴ(三浦一馬編曲) ・・・・・・ ミケランジェロ‘70 現実との3分間
12月X'maroでも聴いた三浦くん。 その時はゲストで、maro様の世界に収まっていた感じだったけど、今回はやられた。 バンドネオン奏者・三浦一馬、恐るべし、というほかない。 聴きなれているはずのピアソラのイメージがある意味大きく変わったような気がする。 これが、本来のピアソラサウンドなのかも。 とくに後半の、キンテートと言われるピアソラ独自の5重奏(バンドネオン、ピアノ、ギター、ヴァイオリン、コントラバス)が、圧巻! じわじわと会場の熱気が高まっていき、今まで聴いてたのは何だったのか?と思うような衝撃的ですらあった『ブエノスアイレスの夏』。その後の『タンガータ』なんか、あまりに素敵で胸が締め付けられるほど。久しぶりに涙が出てしまった。 まさにライブ!曲が終わるのが待ちきれない、と言わんばかりの拍手にさらに興奮。手がかゆくなるくらい、私も拍手してしまった。
前半に登場した、石田さんをはじめとする、ストリングスチームのメンバーの贅沢なこと。これだけ実力者が集まると、まず音の厚みが違う!クロノス・カルテットとの共演のために書かれたという『ファイブ・タンゴ・センセーションズ』は、ちょっとコンテンポラリーで難しい感じではあったけれど、これだけ役者を揃えてこそ、の演奏。ヴィオラの生野さん、ヴァイオリンの塩田さんの音は思わず身を正して聴き入ってしまう。このお二人は今後も気にしてしまいそう。 後半に登場したギターの大坪さんもナイスなルックスでいい味。最近クラシックギター界も弾き手が充実。それにしてもギターがこういう風にタンゴと絡むとは! そしてピアノの山田さん。最高!さすがのサポート。私のところからはちょうど演奏中の姿が見えなかったのだけれど、あまりに響きが素敵で、初めて紀尾井ホールで天井を見上げてしまった私。すごい存在感だった。
さて、いつもどおりの石田さんだが、三浦君のファンの方々やピアソラ好き、タンゴ好き皆様の目に、あの姿はどう映っただろう?はじめての人にはどこから見ても、クラシックのヴァイオリン弾きには見えないものねえ。21歳のバンドネオン奏者の相手としては、ちょっとびっくりした人、いたかもね(*_*;。 今回のキンテートでは、石田さんもめちゃくちゃ聴きどころ見どころ満載。石田さんからつながる客である私は、ほらお聴き!すごいでしょ、と鼻がずんずん高くなる気分。今や石田さんはクラシック界きってのピアソラ弾き、と言ってもいいはず。 石田さん自身も、三浦君とのステージでさらにピアソラに近付いたに違いない。
本当に楽しいステージだった。
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