カテゴリ:小説
中学生時代のクラスメイトが、クラス会で再会。
アラサー女性3人の、仕事や悩みや家族や・・・といった身辺のあれこれが綴られた小説です。 結婚して子育て中。友達がほしい孤独なお母さん。 設計士として働いているが、母や兄とのつきあいに悩む人。 仕事をやめて実家暮らし。仕事を探そうと思いつつも動けないでいる。 こんな3人の話がつかず離れずで進んでいくんだけど・・・ 主人公3人の悩みは、誰もが経験したり聞いたりしていて、今さら・・・ その今さら感を、覆してくれるような面白さがあるわけじゃなく、 特に小説にしてまで読まなくても、現実のほうがよほどいろいろあって興味深いのに。 どの人の悩みも底が浅く、陳腐。 人に読ませようという気があるなら、もうちょっとちゃんと料理してよ。 素材が新鮮じゃないうえに、凝った料理方法もなく、特にスパイスを効かすでもない、 まあまあ食べられるけど、わざわざレストランでお金を払う料理じゃありません。 それと、タイトルの「小さいおじさん」って、そんなに有名な人なんですか? ネットで検索したら、神社なんかにいる妖精(?)のようなものらしい。 わたしはそんなの聞いたこともなかったし、もちろん見たこともない。 でも、タイトルにするぐらいなら、もっと活躍させてほしかったな。 不思議な力があるそうだし。 でも、そうしたら小説の趣旨が全然違ってきますね。 この本の中では、特に小さいおじさんは出てきません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.09 09:10:36
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