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カテゴリ:書籍
自らの身は顧みず私を突き動かしているのは「このままでは国が滅びる」という思いだ。 著者は、2008 年 10 月、「我が国が侵略国家だったというのは濡れ衣」などと政府見解に反した論文を発表していたことが発覚し、更迭された自衛隊航空幕僚長である。巻末に問題となった論文の全文や、政府の“公式見解”である「村山談話」が掲載されている。 著者が「自分で言うのも変だが部下からも記者からも最も親しまれた異色の航空幕僚長だった」(142 ページ)かどうかはさておき、「自衛隊が国家や国民のことを忘れ自分のことだけを考えるようになったらおしまいだ」(142 ページ)というのは同感である。文民統制というのは結構なことだが、コンプライアンス遵守とか何とかで、自衛官が萎縮しないよう配慮していただきたいものである。 ■メーカー/販売元 田母神俊雄=著/ワック/2008年12月発行 ■販売店は こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.28 12:55:14
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