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カテゴリ:書籍
大学破綻教育の目的というのは選択肢を増やしてあげるということです。 著者は、桜美林大学大学院で大学職員に対して運営・経営手法を教えている。留学経験から、アメリカでの大学経営についても詳しい。 たとえば、「大学の『ミッション』といわゆる『建学の精神』は、違うもの」(5 ページ)、「私の定義する『理事長』というのは、私財を投げ打つなり、寄付を集めるなりして財源をつくり、教育環境を整え、文科省との交渉もし、大学の経営母体である学校法人の経営に責任を持つという人物。そして、『学長』というのは、理事長が集めてきたお金を使う人」(34 ページ)など、あらためて考えると、なるほどと感じられることが多い。 大学に携わる教職員だけでなく、これから大学を選ぼうという受験生とその親御さんも読んでおいて損はない 1 冊である。 ■メーカーサイト⇒諸星裕=著/角川書店/2010年10月発行 大学破綻 ■販売店は こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.23 17:14:53
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