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カテゴリ:書籍
著者は、精神科医で立教大学現代心理学部映像身体学科教授でもある香山リカさん。 香山リカはもちろんペンネーム。コメンテーターとしてマスコミへの露出も多い香山さんは、しかし、本名で臨床診療の場に立っているという。 香山さんが最近臨床の現場で感じることは、患者さんの多くが「なぜ、ここまで親に執着し、『どんな自分でも認めてほしい』と望むのだろうか」(88 ページ)という疑問だ。「その理由のひとつとして考えられるのは、親にでも無条件に肯定してもらわない限り、今の社会の中で自分の存在価値、存在意義を確認するのがむずかしくなった、ということがあるだろう」と述べている。 ある事象がメディアやネットで報じられたら、常にその裏を考え、中立で客観的な立場であり続けたいというのが香山さんの信条であるらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.01.07 18:28:51
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