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2013.03.24
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テーマ:宇宙(892)
カテゴリ:カメラ・ビデオ



星空雲台「ポラリエ」

星空雲台「ポラリエ」


 夜空を巡る星々を追尾する小型赤道儀

製造/販売ビクセン
製品情報星空雲台「ポラリエ」
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一般的な被写体と比べると極端に暗い夜空の星を写真に捉えるには、カメラを三脚に据え付け、長時間露光で撮影する必要がある。レンズの絞り値を F2.8 にして ISO 感度を 1600 にした場合、およそ 15~30秒間の露光をすれば冬の星座で有名なオリオンやシリウスといった明るい星は比較的簡単に撮影することができる。しかし天の川など暗い星々を撮影するにはもっと長時間の露光が必要だ。しかしそのまま単純に露光時間を延ばせばよいというわけにはいかないのが星の撮影。そう、星が線を書くように流れてしまうからだ。

ご存知のとおり天空の星々は時間とともに刻一刻と移動する。およそ一日をかけて空を一周(360 度回転)すると考えると 1 時間あたりに約 15 度、1 分に約 0.25 度移動することになる(実際はもう少し速い)。これを日周運動と呼ぶ。長時間露光で星を撮影するにはこの日周運動を追いかけるようにしてカメラも回さなければいけないのだ。その為に必要な機材が「赤道儀」というものだ。

一般に赤道儀は天体望遠鏡とセットで使用するものが多い。もともと星の撮影は天体観測の一環だったからだ。しかしこの「星空雲台 ポラリエ」はカメラ単体で使用することを想定した小型のものとなっている。三脚も天体望遠鏡用ではなく写真撮影用のものに取り付けて使用することを想定しており、ネジ穴はカメラと同じ UNC1/4 インチとなっている。本体サイズは片手で持って少し余る程度。そのデザインからも、少し大きめのカメラといった印象だ。重量も 740g(電池別)と、キヤノン EOS 60D のような中級デジタル一眼レフカメラのボディと同程度の重さであることを考えると、ちょうどカメラボディ 1 台分を想定して設計されたのだろう。

電源は単 3電池 2 本を使用。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池、ニカド充電池に対応する。約 2 時間動作(気温 20 度、2kg 搭載時:アルカリ乾電池使用)。USB-mini B 型対応の外部電源も利用可能だ。電池室下部の「S/N」スイッチは、北半球/南半球のモード切り替えスイッチ 本体裏蓋には方位磁石を内蔵。ポラリエを北に向けて設置する際に、本体から取り外して使用する

北極星のぞき穴から空をのぞいて、視野内の中心に北極星を納めるように三脚の向きや位置を合わせる。これによりポラリエの回転軸と地球の自転軸を平行に合わせることができる(極軸合わせ)。これを正確に行なっておかないと、撮影中に星がずれて線上に写ってしまうので慎重に行なうようにしよう。また更なる精度を求めるユーザーには別売で「ポラリエ極軸望遠鏡」という高精度な極軸合わせのためのオプションもある。

「ポラリエ」に搭載できる機材は、雲台ベースに取り付ける機材の総重量が約 2kg までとなっている。「星空雲台 ポラリエ三脚セット」に付属する自由雲台 QHD-33 の自重が 130g だということを計算に入れると、カメラとレンズの組み合わせは約 1,870g までとなる。








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最終更新日  2013.03.24 15:48:32
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