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カテゴリ:書籍
著者は、テレビ東京に入社して 9 年目(執筆当時)の高橋弘樹さん。「TVチャンピオン」「空から日本を見てみよう」などのディレクターの経験から、タレントに頼らない「手作り番組」を材料に、ものづくりの極意を伝える。 高橋さんは、手作りでは面白さを詰め込むことだという。面白さを探すには、ネットではなく、足を使うことが効果的と指摘する。60 年以上昔に出版されたアイザック・アシモフの SF「銀河帝国の興亡」シリーズで、帝国貴族が現地に行かずに読書の知識をひけらかして考古学について語るシーンを思い出した。いつの時代も、足で稼ぐことは重要なのだ。そして、あらたな人との出会いが、面白さを引き立たせる。 高橋さんは、「演出というのは、物事を表現する際に、それを最も効果的に見せる方法を追求すること」(107 ページ)、「台本作りに全力を尽くし、死ぬ気で台本を書くべき」(132 ページ)、「わかりやすく伝えるためのキーワード、それは編集(1827 ページ)という。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.03.23 15:44:31
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