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秋に予定されているファームウェアアップデートでDolby Atmosに対応
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製造/販売 | ヤマハ |
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製品情報 | AVアンプ「RX-A3040」 |
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ヤマハ伝統の“チタン”をメインカラーとした第4 世代“AVENTAGE”の上位モデル(RX-A3040 のみブラックもラインアップ)。
9ch のパワーアンプを搭載し、秋に予定されているファームウェアアップデートで Dolby Atmos に対応する。
同社では、7.1ch に 2 つのシーリングスピーカーを組み合わせた 9.1ch(7.1.2)構成から、シーリングスピーカーを 4 つにした 11.1ch(7.1.4)、そしてドルビーイネーブルスピーカーを組み合わせる 11.1ch の 3 パターンを想定している。
先に発表された下位モデル「RX-A1040」を含むシリーズ共通の新機能として、Wi-Fi 内蔵(Wireless Direct 対応)やネットワークオーディオ機能における最大 96kHz/24bit 対応の ALAC サポートが挙げられる。ほかにも、音量を下げたときも YPAO の測定データを活かして自然で豊かな低音を維持する「YPAO Volume」、サブウーファーを使用しない構成でも力感のある重低音再生を実現する「Extra Bass」、サラウンドスピーカーをフロント側に設置してもバーチャルサラウンドが楽しめる「Virtual CINEMA FRONT」を搭載した。
電源は、従来の 3 回路分離型(オーディオ、デジタル、FL表示)から、新たにアナログビデオ部を加えた 4 回路分離型へと進化。シールドプレートを入れて S/N を向上し、音の瞬発力とリアリティーの向上を図っている。AVENTAGE の特徴でもある左右対称コンストラクションと底部中央の“5番目の足”(底面中央のインシュレーター)はもちろん搭載。安定性を高め、筐体(きょうたい)の共振を分散させる設計だ。
さらに「RX-A3040」は、ダブルボトム(2重底板)構造と H 型クロスフレームで制振性をさらに高めた。
2 モデルの主な違いは、DAC 構成やシネマ DSP など。「RX-A2040」は、ESS の「9006」2 基を搭載し、シネマ DSP は「3D モード」をサポート。一方の「RX-A3040」は、ESS の 8ch DAC「9016」と「9006」を搭載し、9016 をメインの 7.1ch に、9006 はプレゼンススピーカーの 4ch に割り当てる仕組みだ。シネマ DSP は先代「RX-A3030」から継承した「シネマ DSP HD3(エイチディーキュービック)」となっている。
内蔵パワーアンプは全段ディスクリート構成で、定格出力は「RX-A2040」が 180 ワット/ch、「RX-A3040」は 200 ワット/ch。なお、プリアウト出力を使って最大 11.2ch に拡張できるのは「RX-A3040」のみだ。またヤマハでは、今年も AVENTAGE 各モデルを個別の音質担当者が異なるチューニングを行った。「原音に忠実で聴き疲れしない、自然な音色」を各モデル共通のコンセプトとしながら、例えば「RX-A1040」では「アタック感のあるエネルギッシュなチューニング」を目指している。そして今回発表された「RX-A2040」は「楽器が作る音増の質感や温かみを重視したチューニング」、「RX-A3040」では「高解像度と高域レンジで音にスケール感を出すチューニング」という。
両モデルとも HDMI 入力は 8 系統、出力は 2 系統を装備。4K パススルーおよびアップスケーリングに対応しており、さらに秋のファームウェアアップデートで 4K/60p(YCbCr 4:4:4)までサポートする予定だ。
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