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水に潜むバクテリアを99.9%除菌するという超音波式の加湿器
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製造/販売 | ダイソン |
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製品情報 | 加湿器「Hygienic Mist AM10」 |
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価格比較 | ここをクリック |
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既存の加湿器には超音波式、気化式、スチーム式、ハイブリッド式の 4種類が存在するが、最も危険性が高いのが超音波式。加湿器内部のスポンジやフィルター、そしてタンク内の水自体も入れっぱなしで放置するとバクテリアにとって理想的な環境になり、どんどん増殖してしまう。
気化式はスポンジが常に濡れた状態となっており、バクテリアの温床になりやすい。ハイブリッド式も同様だ。
水を沸騰させるスチーム式は殺菌できるものの、エネルギー消費が大きい上にミストが加湿器の周囲や上方など限定された範囲にしか届かない。つまり、既存の加湿器は「衛生面とミストの届く範囲という 2 つの課題を抱えている」。
「Dyson Hygienic Mist」は、除菌用の UV-C ランプを備えた超音波加湿器だ。
スイッチを入れると、まず 3 分間かけてタンク内にある水に強力な殺菌紫外線(UV-C)を照射する。UV-C ライトは特別強力なものというわけではないが、すべての水に対して有効な殺菌線量を確保するため、まず本体のベースにある圧電変換器がゆっくりと振動しながら水を循環させる仕組み。その間、ミストは放出されず、本体前面の白い LED がくるくると回る。
このサイクルが終わると、圧電変換室内ではセラミック製の振動板が毎秒170 万回で高速駆動し、超音波で水を細かいミストにする。その際、流れてくる水に対して再び UV-C ライトが直接照射されるため、さらに衛生的だという。
ミストは、インペラー(羽根)によって本体下部から取り込まれた空気に誘引され、細い管を通って上部のループ部分に至る。ループ部分には前後に 2 つのスリットがあり、ミストは前方のスリットからしか出ない。
後方のスリットは同社製扇風機と同様に加速した空気だけを放出し、翼型の傾斜によって後方や上方の空気を巻き込んで風量を増す。ミストは後ろから来る風に乗り、部屋中に拡散されるという仕組みで、ミストを部屋全体、均一に届けることができるという。
室内の温度と湿度は、内蔵のインテリジェントサーモスタットとヒューミディスタットで正確に検知、制御する。
付属のリモコンを使えば、湿度を 30~70%の間で調整が可能。また風量調節や 15 分~9 時間のスリープタイマーも設定できる。なお、水を使わない「ファンモード」も用意されており、夏の間は扇風機やサーキュレーターとしても利用できるという。
本体サイズは、240(幅)×579(高さ)×222(奥行き)ミリ。重量は 3.38 キログラム。適用床面積は 5~8畳となっている。
カラーバリエーション