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著者は、ネットワーク、IT、先端技術分野を中心に活躍するフリージャーナリストの西田宗千佳さん。 サイクロン掃除機には「完全にホコリを分離できないという欠点」(50 ページ)があるため、「特に、粉じんが多い場所で使う頻度が高いなら、サイクロン式より紙パック式のほうが向いて」いるという。 電子レンジが無線LAN と同じ周波数帯域 2.4GHz を使っていることについて、「『水の加熱に適した帯域だから』と言われることもありますが、実は大きな関連性はありません」(65 ページ)そうだ。アメリカでは 915MHz も使われているという。 エアコンの除湿機能は、「暖房機能を使って冷えた空気を温め直すことで、気温の調節」(173 ページ)を行っているという。このため、除湿は冷房より電気を多く消費する場合があるという。 ヒトの「ヒゲの硬さは、同じ太さの銅線と同程度」(195 ページ)という。硬いヒゲをカッとするため、高級シェーバーの刃には、日本刀と同じ技術が用いられているそうだ。 エコキュートの正式名称は「自然冷媒(C02) ヒートポンプ給湯機」。「冷媒に二酸化炭素を使ったものだけを『エコキュート』とよぶ」(235 ページ)そうだ。大気がもっている熱も取り込むので、純粋な電気温水器に比べ 3 倍も効率が良いそうだ。 太陽光発電パネルは CPU と同じ半導体。このため、高温下では発電効率が落ちる。「最悪の場合、熱によって、出力が理想的な状態に比べ 25%も低下」(274 ページ)することがあるという。夏場のかんかん照りの時に発電量が上がるというわけではなさそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.01.10 12:11:44
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