テーマ:政治について(19782)
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社民党が党宣言として、自衛隊の違憲を盛り込んだことについて、民主党の前原代表が、「多くの国民は自衛隊を必要だと思っている。方針転換で、党勢拡大どころか、逆のバネが働くような気がしてならない」と言っているそうです(こちらを参照)。
この前原さんの言葉は、甘いなあと思わざるを得ません。 先の衆院選で民主党は、正しいことを主張して、「どこも改革ではない改革」を止めるな、というスローガンを掲げた小泉自民に惨敗したことをもう忘れてしまったのでしょうか? 正しいことを主張したから選挙に勝てるわけではありません。 正しいことを思い切り歪めて伝える「マスコミ」という強敵がいるのです。 前原代表が「多くの国民」という中には、自民党支持者のほとんど全てが含まれます。 民主党は、「多くの国民」から自民党支持者を引いて考えなければいけません。 ビラ配りやポスティングをしていれば身をもって感じますが、自民党支持者の半分、多分、談合とか天下りとかで食っている連中でしょう、そういう連中にとっては、正しいことを主張する民主党は、まさに「共産党」とイコールなのです。 前原代表は、自らポスティングなどすることもないでしょうから、ご理解願えないかも知れませんが、ポスティングしている人間は、アカだと言われ、村八分にされ、いろいろと嫌がらせを受けながらも頑張っているのです。 民主党には、万年野党で満足せず、談合や天下りで裕福な生活を送る人間、デタラメをまかり通すために小泉首相の靖国参拝を支持する人間をこの社会から放逐してもらいたい。 これだけで、株価はグーンと急上昇して日経平均十万円、一気に日本の国家財政赤字は、増税などしなくても雲散霧消します。 昨年一年間でもっとも株のパフォーマンスが良かった国はインドなのだそうです。 日本と中国は、小泉首相の靖国参拝により共倒れになっているのです。 私は、親中派の人間ではありませんが、今のような政冷経冷の状態はとても好ましいとは思えません。 中国が、鉄鋼を、自動車を、液晶を、大増産したら、日本経済はそれだけで傾きます。 日本の発展のためには、中国との協調は、不可避なのです。 やはり、日本国経済を復興できるのは民主党以外にはありえません。 社民党は本来なら、つくる会教科書を崇拝し、リベラル派の市民活動ををサヨクと決めつけて妨害し、南京事件を無かったと言い張って中国を罵倒し、さらには、日本軍を復活させるべきだと主張する、ニート、フリーター層を支持基盤とすべきです。 中国を罵倒しても、日本軍を作っても、男系天皇を維持しても、人権擁護法案の反対運動をしても、派遣社員やパート従業員は、働けど働けど、生活がラクになることもなければ、家庭を持つこともできないし、夢を抱くこともできないのですよ、と、辛淑玉さんのように主張すべきです。 この、虐げられている階層が社民党支持に回れば、自民党の支持率は大幅に減ります。 これで、民主党は、自民選挙で勝てるのです。 日本人が夢を持って仕事に励むことのできる社会を実現できるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/02/12 12:19:09 AM
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