1189703 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

猫がーでん

猫がーでん

天国の猫たち

天国からの訪問者

ギンチャン「あ~あ。今日は何して遊ぼうかな?」

チャップ「ところで、姉さん。あいつ、元気にしてますかね?」

ギ「パク?そういえば、アタシも気になっていたのよ!」

チ「ちょっと、見に行きませんか?」

ギ「そうね!行きましょ。」

sora1


sora2


sora3


ギンチャン


チャプ兄ちゃん


sora6

sora7

ギ「心配してたけど、元気でよかったわね。」

チ「アイツ、俺達みたいな豪華なとら猫じゃないから、

  オカアチャンにいじめられてるかなって思ったけど。」

ギ「心配なかったわね。みんなに可愛がってもらってるみたいね。」

チ「これで、安心して俺達天国で仲良くできますね。」

ギ「ちょっと!さわらないでよ!アンタなれなれしいから嫌いよ!」

チ「そんなこと言わないで下さい~。仲良くしてくださいよ~。」

ギ「ふん!」






パクと3匹の猫のこと

私は、結婚して4匹の猫を飼いました。


一匹目は、「ウイ」ちゃんといいました。

賢くて、かわいいとら猫のメスでした。

ペットショップでシャム猫のママから生まれた雑種猫で、タダでもらってきました。

今思い出しても、彼女と過ごす休日は、どんなに楽しかったでしょう。

けれど、たった1年で「ウイ」ちゃんは、死んでしまいました。

外で遊んでいて毒物を食べたらしいです。


2匹目は、「ギン」ちゃんです。

この猫は、ノラ猫の子でした。なぜか、ノラの母親がこの子をうちに置いていったのです。

きれいな毛並みとグリーンの目でしたが、なかなか人になつかない子でした。

でも「ギン」ちゃんは、17年も生きてくれました。

大雨の日、どうしても外に出るとしつこく鳴いていました。

もうこのころには、ベッドに飛び上がるのもやっとで、ほとんど動けない状態でした。

「もう、2度と会えないかもしれない。」と思いながら、私は、彼女を外に出しました。

それ以来、ギンちゃんとは一度も会っていません。

ずいぶん探して回ったのですが、いったいどこで息を引き取ったのでしょうか。。




3匹目は、「チャップ」といって、この子は捨てられていたらしいです。

なぜ「らしい」かというとある朝、勝手口の外で「にゃー!にゃー!」とスゴク大きな声で

猫の鳴き声が聞こえて、ドアを開けたとたんに、チャップが飛び込んできたんです。

入ってくるなり、「なー。なー。」とまるで自分のウチに帰ったかのように家の中を

勝手に散策しはじめました。

この子もトラでした。主人には反対されましたが、トラ猫が好きだった私は勝手に

ウチのネコ第2号にしました。

チャップは、大きくなるにつれ、体毛がどんどんのびて、セミロングのメインクーンに

そっくりになりました。でも毛は、細くてシルキーだったので、獣医さんの看護士さんは、

「チンチラとのMIXじゃないかなぁー。」

と言っていました。

7歳の時、急性腎不全で天国へ行きました。

この子は、私の大のお気に入りで彼とは、またいつか必ず会えると信じています。


パクのこと

それから、4匹目が今一緒に暮らしている「パク」です。

まだ小さくてヨチヨチ歩きの子猫を子供が学校の帰りに拾ってきました。

最初の印象は、先住猫2匹に比べて

「かわいくなーい。」と思いましたが、子供がどうしても飼うと言うし、

私も「この顔じゃもらい手もないしなぁー。しかたないや。」と

パクを飼うことにしました。

おとなしい子と思ったら突然ドタドタ走り回って元気過ぎる子でした。


ある日、お隣の方が、「車庫でぐったりしていたよ。」と

パクを連れてきてくれたそうです。

子供が泣きながら私の会社に電話をかけてきました。

家に帰ってパクを見ると、顔や体のあちこちが黒くなってところどころ出血してました。

足も引きずっているけれど、トイレにもひとりで行けるし、ご飯のもりもり食べていました。

「様子を見よう。」と私は、パクをほかっておきました。



でも次の日、会社から帰ってパクを見ると足は腫れあがって、変な方向にまがっていました。

急いで獣医さんに連れていくと、「交通事故ですね。」の一言。

「顔の黒いのは、タイヤでこすられたんでしょう。」

夜でしたが、どうにか頼み込んでその夜のうちに手術してもらいました。

足は、骨折していましたので、ピンを入れて固定したそうです。

足がすごく腫れたため、膀胱がいっぱいになってもおしっこが出せなくなっていて

そっちも危なかったらしいです。


そんな危機を乗り越えてパクも元気に大きくなりました。

パク、絶対長生きしてよ!


2001年に相次いでギンちゃんとチャップくんが天国にいってしまい、

今はパクだけで、少しさみしい我が家です。


ウイちゃん以外の3匹は、みんな縁があってウチに来てくれたような気がします。

またいつかそんな出会いがあるんじゃないかなと思っています。

そして「ウイ」ちゃん。「ギン」ちゃん。「チャップ」くん。

また、みんなにいつか会える気がしてなりません。





© Rakuten Group, Inc.