フランス・パリの良い思い出・UN BON SOUVENIR

☆ノエルのパリ

ノエルのパリ

今年(2003年記述)は年末年始の休みが長く取りやすいカレンダーだったので、ヨーロッパに行かれる方も多いかもしれません。

前も述べましたがフランスのクリスマス「ノエル/ Noel」は家族中心の行事なので、家のある者はできるだけそこに帰るようにします。12月24日の夕方からパリの中が暗くなり、静かになり、その夜に煌々とライトアップされているのは一部の観光名所だけとなります。

12月31日に新年の前の日（レヴェイヨン・Reveillon）のパーティで今度は友人と大騒ぎをしてパリの歳の暮れは過ぎていきます。新年は元旦の午前0時に車という車がクラクションを鳴らし、若者が花火をあげて、華々しく始まります。1日だけが休日なので、パーティ疲れも一日でとらなくてはなりません。

2日からは通常の生活に戻ります。1月はバーゲン(ソルド・solde)の月になりますから、ぼやぼやしていられないのかもしれませんね。

とはいえ、昨今のパリジャンは夏の休暇は短めに取って、ノエルの休暇もそれなりに年末年始と取る人が増えているとききます。

なかなか休みが取りにくい日本人からみると、長期休暇が保証されているのはフランス人のうらやましいところかもしれませんね？

(le 30 decembre 2003)

---

---

次のページへ
ホームへ