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テーマ:家を建てたい!(9738)
カテゴリ:建方工事
上棟打合せが行われました。
9:30から始まり、終わったのが13:30を回っていました。 今日は建築士のAさん、インテリアコーディネーターのSさん、 三井の工事担当Mさん、現場担当のKさん、TOYOキッチン、松下設備システムの方々がいらしゃいました。 石膏ボードの上で説明しているのが建築士のAさんです。 当初からうちのプラン作りに携わって下さり、お世話になってきた方です。 三井ホームは社外の設計コンサルタントに依頼して、プランを作っていくというやり方をします。 この人のおかげで、2世帯のわがままな要望に折り合いを見つけられ、納得した家作りが実現しました。 私たちの言いたい事をくんで、工事担当さん達にさらっと伝えてくれる、そんな橋渡し役もできる素晴らしい方です。 今日も精力的に進行役を務めていただきました。 1,2階ともコンセント・スイッチ・照明の高さや位置、数、種類などを確認しました。 幾つか修正もありました。 リビングの照明のスイッチを単独から3路に変更しました。 1階はなるべく部屋を仕切らず、続き間的に使いたいので、キッチン・食堂・リビング・和室が一続きになっています。そこで、リビングの照明をキッチンからも操作できるようにしてもらいました。 こういうのって、やはり図面だけではなかなか掴めないので、上棟した建物の中で動きながら修正していくのはとても重要だと思いました。 予想外の事もありました。我が家は蓄熱暖房機を入れるのですが、ヒーター用の200V以外に、マイコンやファン専用の100Vのコンセントが蓄暖のすぐそばに必要だということが発覚しました。 この増加分の差額費用を私たちで負担するのか聞いてみたら、「三井の方で持ちます」とのこと。当然といえば当然かもしれませんが、気持ちの良い対応をしてもらい、嬉しかったです。 良い機会なので、構造の事も少し聞いてみました。 三井ホームの評判に詳しい人なら、「ツーバラ工法」という言葉を聞いたことがあるでしょう。 三井のフレーミングはほとんどがパワーフレーミングといって、あらかじめ工場で生産された壁パネルを現場でつなぎ合わせる工法です。 その結果、パネルとパネルの間は構造用合板が途切れるため、一体でないように見えるのです。つまりバラバラということで、 これを揶揄してツーバイでなくツーバラと言われてしまいます。 うちの場合にもこのような接合箇所はありました。 矢印の部分がパネルの接合部です。白く見える所は、外の光が入ってくる隙間です。「ツーバラ工法」はこういう隙間ができやすいので、三井の良くない評判の代名詞になっています。 あえてこの部分の事を聞いてみました。 建築士Aさんは、こんな感じのことを説明してくれました。 確かに、全てが現場施工のフレーミングなら「ツーバラ」にならないかもしれないが、そうなると上棟までの日数がかなり延びてしまい、雨に濡れた場合の精神的な心配をしてしまう。 パネルの接合部はスタッドが2本並ぶことになり(普通のフレーミングなら1本)、 そこを長さや本数やピッチが決まっているクギを打つことで、パネルを一体化させ、さらに頭つなぎを入れてあるので、耐力的に問題のない構造になっている。ツーバイはこういう接合部でも「こうすれば大丈夫」という基準(クギの長さやピッチ)が明確に決まっている。 また、隙間に関しては室外側の防水シートと室内側の防湿シートで気密処理できるので大丈夫。 というような事を丁寧に説明してくれました。この内容を信じて、納得する事にしました。 上棟式の様な事は行わず、来ていただいた方に缶ビールを差し上げて、上棟打合せを終えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.12 16:35:23
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