テーマ:特撮について喋ろう♪(4368)
カテゴリ:クロ歴史!
脚本:會川 昇/監督:中澤祥次郎
浪右衛門の人形の一体はボウケンジャーが、もう一体はダークシャドウに奪われ、策を弄したガジャの手に落ちる。 ところで、この人形にはどんな秘密が隠されていたのか。 Mr.ボイスは、それが悪用されればサージェスが崩壊しかねないほど危険だとだけ告げ、二体とも直ちに焼却することをボウケンジャーに命じる。 和子の気持ちを思い、素直に受け入れられない菜月。戸惑いながらも命令には従うべきと言うさくら。ボウケンジャーの間にも軋轢が生じる。 その頃、大邪竜ザルドを建造するリュウオーンのもとに、ガジャが人形を持って訪れる。ボウケンジャーが持っているもう一体の人形を奪えば、強大な力を持つプレシャスのありかを示す地図が完成すると結託を迫ったのだ。 サージェス基地に戻った暁は人形を手に取ると、何かに気付いたのか、急遽、人形を燃やしてしまう。その強引なやり方に菜月は取り乱し、蒼太は激しく反発、さくらの暁への信頼も揺らぐ。 真墨はダークシャドウに接触を持った節のある男を張っていたが、合流したさくらと共にその男を捕まえ、問い質すとその手にはゴードムの呪文が。 同じ頃、人形の持ち主、和子から呼び出しを受けた菜月は蒼太と共に待ち合わせ場所へ向かう。菜月の過去に関することを思い出したので、人形を持ってきて欲しいというのだ。 しかし、その手にはあの男同様、ゴードムの呪文が描かれていた。 打倒サージェスに手を結んだ2大ネガティブ、ゴードム文明とジャリュウ一族。 人形に隠された秘密とは? そして暁の真意は? 崩れかけた5人の信頼の絆は戻るのか? 【登場メカ】 ダイボウケン、ダイボウケンドリル&ミキサー、ゴーゴーショベル、ゴーゴークレーン 【登場ネガティブ】 ゴードム文明:大神官ガジャ ジャリュウ一族:リュウオーン 大邪竜ザルド、大邪竜ギラド 【活躍アイテム】 *** さて、今回は先週までの和み路線から一転してハード&シリアスな展開に! 各キャラもここで個性がなお引き立てられ、ドラマも締まりましたね。 暁は読書好きで探究心は旺盛、しかし、仲間のことを誰よりも熱く大切に思っているということが今までに積み重ねられてきたので、最初のように 「オレはすでに命令した!!」 ってヤッても人格に重層的な厚みが感じられます。 さくら姉さんの言動には、命令に忠実であらんとする信条と、暁や仲間たちへの思いが交錯して、狼狽していても人間くささが窺え、好感が持てました。 真墨は暁が自分を信頼していることを知って、行動に微妙な変化が。 菜月ちゃんは何があっても菜月ちゃんのままですがそれが良いと思います。 蒼太君ですが、もっと冷静に振舞うのかなあと思ったら、かなり熱くなっていましたね。 これはご本人のブログにもありましたが、やっと巡り合えた信頼できる仲間を失いたくないという葛藤が強く噴出した結果に思います。これもグッジョブです! 皆、迫真の演技でした!! 一旦、緩ませておいて、3話構成でグイグイ引っ張る演出はさすがです。 こういう心模様は、なかなか計算づくでは描けないものに思うので、大きく感銘を受けました。 しかし、ガジャがジャリュウと組んでまで欲し、暁が一瞬で態度を豹変させるほどの秘密とは一体どんなものなのでしょうか?? サージェスの素性や本当の目的も垣間見れるのではないかと期待しています。 ここまで持ち上げたのだから、安易なものではないことを心より祈っておりますが・・・ね。 前回、闇のヤイバをアクションフィギュアに!と書きましたが、やっぱりガジャ様やリュウオーン陛下もいいですね。陛下はもちろん二刀が付属で様々なアクションポーズが、ガジャ様はスプリングで手が伸びるギミックを再現してほしいと思います。 「ゴードムの心臓」とか「マッドネスウェザー」とか「ヴリル」とか、今までに登場したプレシャスのミニチュアなんか付けて、マシン&フィギュアのサイズでお願いできないもんスかねえ。 【注目の関連商品】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/27 04:54:01 PM
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