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2006/04/30
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カテゴリ:クロ歴史!

【EMIA】フリーダムガンダム
EXTEDED MOBILE SUIT IN ACTION!!

2006年04月発売


大方の予想を裏切り、早くもEX化されたフリーダム。
いまだMIA化も為されていない機体も数ある中で、短期間にガンガン商品化されるうらやましいモビルスーツです。

ただ、この急な流れの中で、等閑にされたポイントもあったようで・・・。


■FRONT


■SIDE


■REAR


■BUST-UP


■標準装備



【スタイリングについて】
身体各部(特に腰や手足など)を細長く、シャープに造型することにより、MIAバージョンに比べて、はるかにメリハリのあるスマートなプロポーションになっています。大きすぎるといわれていた肩アーマーをはじめ、その他のパーツもほぼ適正な寸法に改められていると思われます。
しかし、逆に翼がオーバースケールになっている印象があります。この部分はフリーダムのキモなので、確かに大きい方がアクションにハッタリがきくのですが、結果、バランスが後方に傾き、かなり前屈みにし、カッコ悪い姿勢にしないと直立できないようになっています。
心情的には痛し痒しですが、フィギュアはやっぱり自立してナンボだと考えます。もし立たないのなら、スタンドが同梱されるべきでしょう。多少、高くなっても、そちらの方がユーザーにとって良心的に感じられるのではないでしょうか。

不満の声が多かった顔は目も赤いクマドリもグレーの頬あて部分もしっかり描かれ、表情はかなり精悍に改められました。しかし、なぜかアンテナが太くダルくなって、顔全体の印象をブチ壊しにしています。オマケにウチのは無惨にも、ビーム兵器がかすめたみたいに曲ってしまっています。

塗装に関して、今回は恒例のグラデーション吹きも控えめで好印象です。
また、胸やシールドのダークブルーはMIAのグレーに近いものから、青みが多くなったネイビーっぽい色に変わっています。これは解釈もありますが、私的にはOKです。
しかしなぜか、ランドセルのメインバーニア、ふくらはぎのスラスター部分はMIAではしっかり塗られていたはずなのに、未塗装になっています。
また、背面の翼で隠れる部分だけ、なぜかスミ入れがカットされています。
部分的には退化の跡も見られ、複雑な心境です。


■MIA(向かって右側)との比較


全体にシャープにリファインされた印象





どちらがEX でしょうか?


【可動について】

フリーダムはMIAの時点から、もともと可動性能には定評があったのですが、新機構も取り入れられ、さらに自由度の高い、しなやかなアクションポーズを決められるようになりました。



肩はRX-78同様、上部が露出したパターンになり、可動域が格段に拡がっています。腕を横に振り上げる動作もこの通り。




肘膝ももちろん二重関節で限界まで曲ります。




腿は付け根にグレーのパーツを噛ませてあり、ロール軸が設けられました。
また、胴体は二分割から三分割になり、それぞれボールジョイントで接続されています。




足は二つに分割され、爪先を伸ばしたり、反り返らせたりすることが可能です。


【Pose】


■平手


平手が付いたので、こんな風にも遊べます。
あとは1/160カガリ花嫁バージョンがあれば完成。
どうせならボーナスパーツにこれどっすか??

【Gimmick】
■M100 バラエーナ プラズマ収束ビーム砲


設定通り、翼に収納されたバラエーナ砲を展開できます。

【Gimmick】
■MMI-M15クスィフィアスレール砲


腰アーマーのレールガンを蛇腹状に展開できます。
グリップも設定同様に引き出して、持たせることができます。

【Gimmick】
■ハイマットフルバーストモード




この製品、一番のウリであるハイマット(翼を展開した)状態での一斉射撃形態が再現できます。



バラエーナ砲付け根の赤枠の部分に回転軸を設けることにより可能になりました。


■MA-M20ルプスビームライフル


大きさはほぼMIAのものと変わりませんが、新造形です。
サイト径や、後部のグレーの突起などが変わっていますが、設定画を見る限り、MIAの方が忠実に再現されているように思います。

【Gimmick】


フォアグリップを倒して、両手で構えることができます。


【Pose】



【Gimmick】


腰裏にマウント可能


■対ビーム用シールド




ジョイントの方向を変えることにより、肘に対して真後ろか左に構えるかを選べます。
また、持ち手の位置を5段階に付け替えることができます。

■MIA版(向かって左)との比較


かなり、巨大化していることがおわかりいただけると思います。


■MA-M01 ラケルタビームサーベル


【Pose】




別パーツを使用して連結状態も再現


■パーツ一覧

ビームライフル/シールド/ビームサーベル×2(連結状態の柄×1)/シールド/手首×8(4種)


【総括】
SEED系初のEX化、それも人気のフリーダムということで期待も大きかっただけに、不満の残る項目も多く感じられました。

本文にも書きましたが、特に、アンテナの造形やバーニヤ関係の未塗装部分など、MIAでは良くできていた部分が、いい加減に処理されている事がどうにも腑に落ちません。
この現象はゼータの2ndとEXの関係にも見られましたが、こうしたことが続くと一体何のためのバージョンアップかその意義に疑念を抱かざるを得ません。

それらに目をつむれば、他の造形、プロポーション、可動、ギミックともそれぞれ大きく進化しているので、嬉しい限りなのですが。

特筆すべきは、可動ポイントが増え、表情豊かなポーズがより自然に取れるようになったことでしょう。
やはり、RX-78で採用された肩関節が大きく貢献しているのではないでしょうか。
さらに足回りにも腿に別パーツを新設し回転軸を設けたこと、足を二分割し動きを与えたことなどが挙げられます。
これらのチャレンジは、今後のMIAシリーズに必ずや新たな発展をもたらすものに思います。

さしあたっては6月に発売されるジャスティスにさらなる期待したいと思います。





EMIA フリーダムガンダム価格順検索



関連項目

【MIA】フリーダムガンダムのレビュー


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Last updated  2006/05/02 12:28:19 PM


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