脚本：荒川稔久／監督：坂本太郎

神話に伝わる“草薙の剣”の原料とも言われるエネルギー鉱石、“アメノカナヤマノハガネ”。
使い方を誤れば大量破壊をも可能にしてしまう危険な石だ。
ボウケンジャーはそのプレシャスの確保に赴くが、行く手にダークシャドウが立ちはだかる。激しい戦闘の末、イエローは闇のヤイバと風のシズカの連携攻撃をかわしきれず、谷底に転落してしまう。

仲間とはぐれた菜月は、トラップにかかって身動きの取れなくなった美少女を発見する。その少女は、助け起こした菜月の顔を見るや、驚いて「お姉ちゃん」と叫んだ。
彼女の話によれば、あるトレジャーハンターが、彼女の一家を襲撃して両親を殺害、予知能力を持つ姉のユリアは連れ去られてしまったのだという。その姉が菜月、一家を襲ったトレジャーハンターこそが真墨だというのだ。ミリアはユリアと再開すべく、世界を冒険するトレジャーハンターになっていたのだ。

衝撃の告白を、にわかには信じられない菜月だが、唯一の手がかりである腕輪と同じものをミリアが持っていたことから心を許していく。ミリアはプレシャスの在り処に先回りして、真墨とその仲間であるボウケンジャーに復讐しようと焚きつける。
すっかり信じきった菜月はボウケンイエローに変身して、4人に襲い掛かった。

菜月の家族を襲撃したのは本当に真墨なのか？
ミリアは本当に菜月の妹なのか？
プレシャスの行方は？そしてボウケンジャーたちの運命は？


【登場ネガティブ】
ダークシャドウ風のシズカ、闇のヤイバ　ツクモガミ・ネンドガミ

【登場メカ】
ダイボウケン、スーパーダイボウケン

【活躍アイテム】サバイバスターでオレを撃て！
　

　 　 　 　

***

いやあ、今更ながらですが、スゴかった！！

「オマエがカワイかったからだ～」の告白は「しまった」級の笑衝撃でした。

これで、それまでのシリアス（？）なストーリーは全てすっ飛んでしまいましたね。
恐るべし荒川脚本！
このセリフは一つの戦隊伝説になって、永らく語り継がれていくような予感がします。

ああ、それにしてもクールなアウトローキャラで登場したはずなのに、すっかりギャグ担当になってしまいましたね、真墨クン。少年時代の忍者みたいなハチマキ姿を見てからは、凄惨な過去とか因縁とかは一切期待しなくなったのですが、う～ん、これでい～んでしょうか？

ところで、この一連の告白劇をみていて思ったのが、蒼太との違いです。
蒼太は先週、緊急時の対応にウィンクを用いてスマートに流しましたが、当世の女性としては、胸をはだけて「オレを信じろ！」と言う泥臭い真墨とどっちが受け入れやすいんでしょか。（笑）
急場にはその人の真の人間性が現れるといいますが、まあ、いずれにしてもグッジョブでした。

これでめでたく真墨と菜月のカップルが成立したという解釈でよいのでしょうか。
平日昼間から●ンキで手をつないでウロウロしてるような、そんな二人ではありますが、この先も幸多かれと願う次第でございます。



【今後の展開予想】～ネタバレ注意！！

巨大ロボのパワーアップが終わると、次は新メンバーの登場が気になる戦隊シリーズですが、こんなものを見つけました。

【2006年7月下旬発売予定】轟轟戦隊ボウケンジャー 戦隊ヒーローシリーズ6 ボウケンシルバー【...
【2006年7月中旬発売予定】轟轟戦隊ボウケンジャー ゴーゴーチェンジャー(仮)【バンダイ】
【2006年8月上旬発売予定】轟轟戦隊ボウケンジャー 冒険探知銃 サガスナイパー【バンダイ】
【2006年7月下旬発売予定】轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体 DXサイレンビルダー【バンダイ】


今シーズンは6人編成でしょうか。
某掲示板のウワサによれば、暁の死んだはずの仲間が生きていたとかいう話もあるらしいですが、
シルバーといえば、ゴードムカラー！！
ガオの例もありますし、私としては正体はガジャ様説が面白いと思います。

実はガジャ様の中にはゴードム文明の超科学力によって超古代の若者が封印されていて、あるプレシャスを通して満月の光を照射すると、封印が解けて中から超美形アクターが現れるのだ！
あと、童虎みたいに青年ガジャ様に若返って、正義に目覚めるっていうのもいいなあ。

あ、ダメですか・・・やっぱり。



あっ美人！コーナー






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