テーマ:特撮について喋ろう♪(4366)
カテゴリ:クロ歴史!
監督:村石 宏實/脚本:太田 愛
【あらすじ】 突如襲来した昆虫怪獣インセクタスは、テッペイの機転とウィンダムの活躍によって掃討された。しかし、その小さな幼体は生き残り、トリヤマ補佐官の耳に取り憑いて逃げ出した。 偶然、テレビの報道に映ってしまったテッペイは神妙な面持ちである。彼は父親の跡を継いで医者になる勉強をしているはずだったが、彼の母にはまだ、GUYSに入ったことを知らせていなかったからだ。 程なくテッペイの母に踏み込まれ、GUYS基地内は大騒ぎになる。その時、補佐官の耳からインセクタスの幼体が彼女に飛び移ってしまう。基地の外に出た幼体は脱皮を繰り返し、巨大な成体となって父の病院を襲う。 【みどころ】 ウィンダム快勝! 裏拳からボディアタックと快活な攻撃で、なんとインセクタス撃破の快挙! カプセル怪獣を含めて、このような例は記憶にありません。 母は来ました 昔、レッドビッキーズに出てた頃の林寛子さんは長い艶々した黒髪が素敵なお姉さんでした。回想シーンだけでもその頃のスリムな体型とかにできなかったもんですかね。VFX技術とかで。(笑) (羆落としの荒木由美子さんとかもなんかの役で出てくれないですかね。) ウノ抜けた! テッペイの体験を聞かされ、協力を申し出る隊員たちですが、ジョージだけは一人乗り気でない様子。テーマは自立!と意味深に言い放ちます。 ところで、ジョージの家族のことはほとんど語られていませんが、何かあるのでしょうか? 以前、「イカルガって呼ぶな」と言っていましたが、漢字のせいだけではないかも。 深夜枠じゃないのに・・・ 看護士さんのロッカーの着替えのシーンが出てきます♪ でも脱いでいたのは怪獣さんでした。 昆虫の大群にやられるメビウス いくら筋のためとはいえ、昆虫の大群にやられてしまっちゃ情けない。 せっかく空中回転でかっこよく登場したのに・・・。 しかし、キャプチャーキューブにぶつかってバラバラと落ちる虫はちょっとキモかったですね。 【登場怪獣】 昆虫型甲殻怪獣インセクタス(雄・雌) マケット怪獣ウィンダム 【活躍アイテム】 アクションヒーローシリーズ ウルトラマンメビウス *** 今回の主役はテッペイでしたが、W杯の影響もあるのでしょうか、私は裏の主役であるジョージにより深く感情移入してしまいました。 やっぱりテーマは自立でしたが。 テッペイは大学に通わずにGUYSにいることを隠し通そうとしていましたが、本当に最後まで隠し仰せるつもりでいたのでしょうか。 通常の学科ならいざ知らず、医学部では到底ムリに決まっています。あとでバレて、信頼関係を損ねるより、今、真実を話して自分の立場を理解してもらうのが最もよい選択であるのは間違いないでしょう。 そのような理を肌で知っていたのがジョージだったのではないでしょうか。 卓越した能力を持ちながらコミュニケーションの苦手なジョージは結局、スペインリーグを去らなければならなくなってしまいます。彼はGUYSに来たことで、リュウやミライとぶつかりながら自分の居場所を見つけてきますが、たぶんお互いの真実が貫かれたからではなかったでしょうか。 (あと、これは勝手な推測に過ぎませんが、彼がイカルガという姓で呼ばれることを望まないのは、何か別な理由あるような気がしています) そんなジョージにとって、周囲から愛され、期待もされているのに真実の関係を築こうとしないテッペイは歯痒い存在に映ったのでしょう。他のメンバーもやさしいですが、もっとも、テッペイにやさしかったのはジョージに違いありません。 「ウノ抜けた」、とか「アミーゴ補佐官」とか爆笑語がいくつも出てきましたが、不思議と正しい言葉遣いより深い感慨が伝わってきました。何か往年の長嶋茂雄さんを彷彿とさせました。 コミュニケーション手段が多様化した現代において、逆にそのことが人間関係を難しくしている印象があります。事なかれ主義で、ぶつかりあうことを避けたり、後回しにする道はいくつも示されますが、私自身も何がもっとも相手にとって、そして自分にとって“やさしい”道なのか、常に考えていきたいものです。 【関連商品】 がんばれ!レッドビッキーズ VOL.1 ウルトラマン伝説展 ウルトラマン誕生 この商品は送料無料です。 ウルトラマン/ウルトラファイト スーパーアルティメット BOX お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/11 08:08:05 PM
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