画像&レビュー
サイバトロン総司令官 コンボイ
海洋堂リボルテック
2007年1月発売
全宇宙の生命を守るため、宿敵デストロンと日夜戦い続けるサイバトロン総司令官・コンボイがリボルテックとして新生しました。
その名の示す通り大型トレーラーに変形する超ロボット生命体なのですが、このリボルテック版コンボイの最大の特徴はなんと“トランスフォームしないこと”!
さて、いったいどんなアイテムに仕上がっているのでしょうか。
【ポイント】
・トランスフォーマーの代表的存在であるコンボイを,、力感あふれるマッシブなプロポーションでアクションフィギュア化
・変形を捨てることにより得た、抜群の可動性能
・表情付けに役立つ手首パーツやコンボイガン、サイバトロン軍リーダーの証、マトリクスなど豊富なオプションが付属し、劇中イメージを再現!
■FRONT
■SIDE&REAR
【スタイリングについて】
胸上部の6連ランプ、両肩と袖の白いライン、腰の形状など、今まで玩具やアニメなどで見たコンボイの中には覚えがなかったので出展を探してみたところ、どうやら「トランスフォーマー G1」というアメリカ版コミックに登場するコンボイがモデルになっているようです。
ジャイブ株式会社 トランスフォーマーのページ
このコミックは読んだことがないのでイメージやディテール等の比較はできませんが、なかなか存在感のあるコンボイだと思います。
まず、一番に目が行くのはその怒り肩。デフォでもイカってます。
元々がスクェアな見切りのコンボイですので、私はここに製作に携わった方の思い入れを感じました。
配色はメインカラーの赤、銀、青とも重厚さを感じさせるメタリック系の処理が施されており質感が高められています。特に頭と脚の青は赤味が強く鮮やかな色で、ともすれば無骨になってしまうコンボイを華やかに演出していると思います。
胸の窓部分はグラデーション塗装でガラスっぽい感じがうまく表現されており、好感が持てます。
全体として、これぞアクションフィギュアという割り切り様で、コンボイのリーダーとしての力強さが表現されていると感じました。
ただ何というか、確かにコンボイなのですが、変形する匂いがほとんど伝わってきません。
背反するようですが、やはり腐ってもトランスフォーマー。
変形しないということは前提としてある中で、それでも「いつでもトランスフォームできる」という凄みを、造形の中に盛り込んで欲しかったような気がします。
【可動について】
今回はモノシャフトとリボルバージョイントの複合技。
この絶妙の絡み合いでケレン味のあるポーズがガシガシきまります!
リボ球のサイズなどは下の画像をご参照ください。
首は6mmダブルで、可動範囲が拡大されています。
ほとんど見上げるようなポーズがとれますね。
腕は肩のモノシャフトの妙味で、画像のように水平に上げたように見せることができます。
このようにショルダーパーツを組み合わせており、回転させることにより力強いポージングに導いてくれます。
肘、膝は6ミリシングル球で約90度曲がります。
肘ジョイントの端がロケットパンチの発射スイッチくらい大きく飛び出しており、ちょっと気になりますね。
■マトリクス
サイバトロンリーダーの証、マトリクスが付属しますが、どの持ち手でもしっかり握れません。
ちょっとギミックに乏しいので、胸開閉+マトリクス開閉ギミックなぞあれば嬉しかったところ。
■レーザーライフル
大振りのレーザーライフル(コンボイガン)が付属。
特にギミックはありませんが、グリップがすぐ外れます。
【POSE】
■パーツ一覧
レーザーライフル/マトリクス/手首×5
アクションフィギュア、コンボイとしてはかなり完成度の高いアイテムだと思います。
メガトロンガンは無理としても、せめてエナジーアックスは付けて欲しかった!!
あれがあれば、プレイバリューが格段に増えるのに残念!
4月にはメガ様もラインナップに加わるとのことで今後が楽しみです。
総評として
造形 10 配色 10 可動 10 付属品 6 発展性 9
といった感じでしょうかね。
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Last updated
2007/01/28 10:26:28 AM
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