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2007/03/14
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カテゴリ:クロ歴史!

RX-79[G]EZ-8 ガンダムEz-8
モビルスーツ・イン・アクション
2001年11月発売



「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」では「ガンダム」を連邦MSの象徴としてでなく、あくまで他の兵器と同格の一戦力として描いていきます。

例えば、単機で戦局を塗り替えるがごとき描写はなく、支援車両等のアシストを受けながらなんとか作戦をこなしていく姿があり、劇中では同じガンダムが数機並んで行進するシーンがあったりもします。

また、途中、主人公のガンダムが大破すると、高性能新型機とバトンタッチというのが通例ですが、ここではその機体に改修を加え「ツギハギ」ガンダムとして甦えらせます。
その姿はガンダムというよりはどちらかというとジムに近いものでした。

ある種のリアリティを感じさせる「ガンダムEz-8」と「ホバートラック」のレビューです。


【ポイント】
・ツギハギガンダムであるEz-8の勇姿が微妙に再現
・陸ガン同様、予備兵装用ラックを含む多彩なオプション
・08小隊を語るには落とせないホバートラックが付属









■FRONT


■SIDE&REAR
 



【スタイリングについて】

全体として、大破した陸ガンをジムなどのパーツを流用して改修したというEz-8のイメージがよく表れていると思います。



頭部はアンテナ形状が変わり、かなりサッパリした印象。
陸ガンと違い分割線が上下に走っているためか、ヒサシからヘルメット全体へのラウンド感はしっかり保たれているように見えます。ヒサシ下中央のデッパリはちょいとジャマですね。



胸部装甲のディテールはメリハリの利いた造形ですが、設定と見比べると角張っていて分厚すぎる印象です。中央部の対人用の旋回式機銃は固定されています。ここがボールジョイント接続で動けばよかったですね。足首アーマーは覆いを被せたような形状でベースの陸ガンとは大きく異なっています。湿地帯仕様のようなイメージでしょうか。

その他、流用パーツも多いのですが、成型色が明るい白に変更されているのでだいぶ違った印象になります。スミ入れも若干淡いグレーでなお明るく感じます。


■比較


元機の陸ガンと。
並べてみると改修機であるのがよく分かりますね。



シールドの形状は微妙に変わっているのですが、色がそのままなのは設定通りです。


【可動について】

大まかな構造は陸ガンと同じですが、足首だけ、構造に違いが見られます。


肩は横にほぼ90度上げられます。



肘は90度曲がり上腕中間に回転軸あり、膝は約90度、関節の上下に回転軸なし。また、足首の構造が変わっていますが、横へのスイング範囲が若干広がっただけで、やはり接地性は今ひとつに思います。



【装備類について】

装備類は180mmキャノンの代わりにバズーカが付属します。
100mmマシンガン、ビームライフル、ビームサーベルは陸ガンのものと同一。
予備兵装用コンテナも付きますが、陸ガンのものとは成型色が違います。


■YF-MG100 100mmマシンガン


ストックが展開、フォアグリップと、マガジンが着脱式。
腰の予備マガジンが共通部品で、交換が可能です。


■XBR-M-79E ビームライフル


センサーもグリップも固定でギミックは無し


■バズーカ砲


上部マガジンから給弾する汎用バズーカ。
下のように分解され、予備兵装コンテナに収納できます。




■ビームサーベル


陸ガン付属のものと同型のビームサーベル。
膝横のラックへの収納ギミックはなし。


■ホバートラック

08小隊を語る上では欠かせない支援車両。
右側部に装備したアンダーグランド・ソナーにより索敵をおこなう他、通信の中継、物資の運搬など小隊規模での作戦行動において重要な役割を担っている。







ちょっと寸足らずで厚い印象ですが、特徴をよくつかんで立体化されていると思います。
ディテールも可能な限り再現されているようで、特にフロントのミラーまで作られているのは、出来云々は抜きにして素晴らしいと思います。上面の銃座は回転可。
ソナーは固定ですが、展開できればなお嬉しかったですね。




【POSE】









■パーツ一覧


100mmマシンガン/ビームライフル/バズーカ砲/ビームサーベル×2/シールド/予備兵装用コンテナ



【評】
なによりホバートラックがついていることが最高です!
この車両は特に本編でも重要な役割を果たしていたので、絡ませると様々な演出が可能です。

こういった車両や航空機などのメカは最近のシリーズにはあまり見られなくなりました。ガンダムの世界ではどうしてもMSばかりに注目が集まってしまいますが、このようなメカの中にも秀逸なものが多数あるので、何かの折に立体化されるとうれしいですね。

08小隊ものはオプションが多彩で面白いので、Ez-8本体の可動に、輪をかけて不自由さを感じてしまいますね。






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Last updated  2007/04/12 11:36:15 AM


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