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2007/05/30
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カテゴリ:クロ歴史!

ガーランド
アトリエ彩 フルアクションフィギュア 
2007 年5月発売



黎明期のOVAに逸早くアッチシーンを持ち込んだ名作「メガゾーン23」より、名機“ガーランド”のアクションフィギュアです!
発表当初は変形しないガーランドなんてナンボのもんじゃいと思っていましたが、なかなかよく出来たアイテムですよ!






パーケージはこんな感じのクリアケース仕様。
個人的にはちょっと苦手です。



カッコよく梱包されていましたが、左足がとれているのはナイショ!


■FRONT


■SIDE


■REAR



【スタイリングについて】
プロポーションはほとんど違和感ありません。頭部の造形も全体の雰囲気もよく再現されていると思います。しいて言えば肩の突起(フロントフォーク?が変形する部分)がちょっとシャープ過ぎるくらいでしょうか。
腹部や腋の下、膝関節などに内部メカのモールドが施してありますが、このサイズのフィギュアとしては充分評価してよいポイントだと思います。



頭部はノーマル時とサイトシールド展開時のものが2種類用意されており付け替えることができます。展開時の目はイマイチ記憶がないのですが、もう少しハッキリしてた方がよかったような・・。


配色はボディが透明感のあるメタリックレッドと半光沢のホワイト、膝とスネ当てが濃い目のマルーン、足や関節部などがシルバーで塗装されています。
それぞれセンスのよい選択と思うのですが、塗りが厚ぼったく仕上がりはイマイチ。
あと、背面のコンビネーションランプもすべて塗装です。

塗装の質感がちょっと足を引っ張りましたが、総合的には評価できる内容に思われます。
まあ、値段もそれなりですしね。


■比較


EMIAザクIIと大きさ比較。
なりは小さいですが、意外に存在感はあります。


【可動について】
このサイズなので、あまり期待していなかったのですが、構造や細部に独特のこだわりが見られます。



肩ですが、まず、タイヤから変形する部分がボールジョイント接続、フロントフォークから変形する部分が軸+ボールジョイントの二重関節、実質三重関節化されており、かなりフレキシブルに動かせます。



腕はこの辺まで振り上げ可能です



肘は単軸で90度強、腰はボールジョイント接続で捻転と若干の上下動が可能です。



脚の付け根はボールジョイント、腿の上部に回転軸、膝は単軸で約110度曲がります。



足は踵が固定され、つま先部分のみが二重ボールジョイントで動きます。
なので接地性をどう表現して良いのかわかりませんが、爪先部分は意外にピッタリ食い付きます。


【装備類】

■レーザー・オーブ・ガン


ガーランドの主武装。
持ち手と一体成型されており、ギミックなどはナシ。


■ハーガンライフル


敵の可変メカ・ハーガンの武装。
同様にギミックなどナシ。
二つとも造形はなかなか良く出来ていると思います。


■ハーガンシールド


同じくハーガンのシールド。
ボールジョイントの付いた専用手首を使って持たせます。


【POSE】









【パーツ一覧】

サイトシールド展開中頭部パーツ/レーザー・オーブ・ガン/ハーガンライフル/ハーガンシールド/手首×6


【評】
繰り返しになりますが意外によく動き、うれしい誤算です。
総合的なクォリティもまあまあなので、この他に2作目、3作目に登場した機体のバリエーションが3体発売されてますが、ガーランドに思い入れがあり、かつ予算のある人は、一通りそろえても良いのではなでしょうか。私はとりあえず、E=Xは押さえておきましたが、できれば敵メカのハーガンが欲しかったですね。
ちょっと甘めの評価になっているのかもしれませんが、どこぞの同サイズフィギュアにはぜひ見習って欲しい。



【追記】
周囲の意見に流されやすいので、既定で自分がレビューするものに関しては、他の方のレビューや掲示板の情報などについては、なるべく後から拝見するようにしています。
そんな訳で、今朝起きてからいろんなサイトを見てまわり、今更ですが、このシリーズが酷評されているのを知りました。

確かに、ここでも書いた通り塗装の仕上げは悪く、また造形もPVC製品特有の歪みが目立つ部分が数箇所あります。手首などのパーツの癒着は幸いにもありませんでしたが、価格を考えれば“作品への思い入れ”があるからといって安易にお勧めするべきアイテムではありませんでした。ここだけを見て購入を決める方もほとんどいないかと思われますが、できるだけ他のサイト様やネット上の情報などを集めて、総合的な判断材料の一つに加えていただければありがたいと思います。

ただ、一つ申し上げたいことは、このアイテムが“真摯なこだわり”を持って作られていると感じることです。実際に手にとってみると、造形、肩や爪先などの関節構造、付属品のオプション、残念ながら仇になってしまった塗装工程などからそれがひしひしと伝わってくるのです。これは同じく低品質化を招いたとしても、塗装箇所や製造工程を省き、原作に対するリスペクトの感じられないアイテムとは対極に位置するものと考えるところなのです。

そんな訳でお粗末さまでした。
E=Xの方も近日中にアップしますので、よろしければまたご覧になってください。



メガゾーン23 ガーランド アクションフィギュア(アトリエ彩)
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メガゾーン23 ガーランド アクションフィギュア 自治軍カラー(アトリエ彩)
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メガゾーン23 プロトガーランド アクションフィギュア(アトリエ彩)
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Last updated  2008/10/09 10:47:31 AM


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