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2007/06/08
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カテゴリ:クロ歴史!
画像&レビュー


オートボット バンブルビー レビュー

トランスフォーマー ムービーシリーズ(2007)
2007年6月発売



いよいよ公開が近づいてきた劇場版「トランスフォーマー」!
巨匠スティーブン・スピルバーグと「アルマゲドン」のマイケル・ベイ監督のタッグが放つ今夏最大の注目特撮映画です!

ドカッと店頭に積まれた本家変形玩具を目の当たりにし、うれしい悲鳴を上げておりますが、レビュー第一弾は、おそらく実質上の主人公になるのでは?と勝手に予想している人気者「バンブルビー」を選んでみました。


【ポイント】
・ これぞアメ車の代名詞ともいえる「74年式カマロ」が愛嬌たっぷりのロボットモードにトランスフォーム!
・ 映画さながらのスムーズな変形をアシストする「オートモーフ機構」を脚部などに搭載
・ ボールジョイントなどの採用により、変形とアクションポーズを両立








バンブルビー ビークルモード






70年代アメ車特有の豪快で伸びやかなクーペボディが再現されています。
ウィンドウはクリヤーブルー、ランプ類はすべて塗装、Fスポイラーやルーフなど数箇所に汚しが吹いてあります。
ギミックのためか、フロントウィンドウ前部分の合わせがちょっと気になりますが、総じてあまり違和感のないパネル割りに思います。
転がし走行が可能。



ボディ裏側から覗くとフロント部分が上半身、キャビン以降が脚部になるという構造がよく分かります。ちなみにミサイルキャノンは手に握っている形でエキゾーストパイプ調に収納されています。



変形機構を利用し、なんちゃってドアオープンが可能。
キャビンの中はシートなどはなく、身体のパーツが詰まっています。


トランスフォーム




ボンネット上のボタンを押すと、フロント部分がスプリングギミックにより勢いよく倒れ、トランスフォームの“きっかけ”になります。











後輪以下の足をスライドさせると、オートモーフ機構により、ルーフトップがふくらはぎ装甲として起き上がり、同時に膝あてもせり出します。



脛に内蔵された二枚の歯車の組み合わせで連動します。
至ってシンプルな構造ですが、癖になりそうなギミックです。



ボンネットの一部をカラーとして頭の後ろに押し込むと、胸にサイバトロンのエンブレムがせり出します。
(余談ですが、後頭部の造形が猿とかリスとか小動物のように見え、これがカワイイ!初期のBWアイテムを思い出しました。)


バンブルビー ロボットモード

■FRONT


■SIDE


■REAR


【スタイリングについて】
手足も伸びやかで、人型としてのプロポーションも良くできており、両足がくっついていた初期のアイテムと比べると隔世の感がありますね。
タイヤやヘッドランプなど象徴的なパーツを適所に配置しながらも、内部メカが表出し、ガラッとイメージが変わるところがすばらしいと思います。



           「ヘケっ」

特に気に入ったのがこの何とも表現しがたい顔。
見方によってはかわいくも見えます。


【可動について】
主要関節にボールジョイントを配していることから、変形玩具にしては比較的広い可動域を持っています。



肩はヒンジ+ボールジョイントでかなりフレキシブルに動かせます。
ドアが変形したウィングユニットを一度、後に逃がせば、真上への振り上げも可能です。



横方向への振り上げは70度ほど80度弱。(上の画像とも6月16日修正)
アクションフィギュアとしても悪くはありません。




肘は100度強、膝はふくらはぎのアーマーが干渉するため90度に届きません。



が、股間がボールジョイントで可動範囲が広く、膝上に回転軸もあるため、下半身の表現は多彩です。



足首はヒンジのみで接地性はイマイチですが、大きさと形状によりバランスは取りやすくなっています。


【装備類】




両肩に装備されたミサイルキャノンは、取り外して手に持たせることもできます。
(っていうかどっちがデフォなのかワカラン、映画本編が楽しみですね)
エフェクトパーツ状のミサイルはスプリングギミックにより発射可能。

【POSE】









【評】
スターウォーズ・トランスフォーマー、スポーツレーベルなどを除けば、久々の本格的トランスフォーマーのレビューでしたが、楽しませていただきました。特に思ったより動きが付けられたことが何よりでした。造形や塗装などの仕上がり状態もよく、品質面もとりあえず問題はないように思います。

オートモーフ機構は雑誌などの宣伝から、さも凄い「ハイテク技術」との印象を持っていたのですが、ちょっと拍子抜けでしたかね。
ただ、シンプルな仕組みの組み合わせですが、TFはもちろん勇者シリーズなどで変形シーンにこだわり続けてきたタカラならではの連動アクションがよく表現されていると思いました。

とりあえず「次、いってみよう!」

という気持ちにさせてくれるアイテムです。




なんちゃってツインバスターライフル!
(関節の都合でしっかり持たせることができず、拳と拳の間に挟んでいるだけです)


6月16日追記

コメント欄にて「通りすがりさん」から肩のタイヤの処理についてのご指摘をいただきました。


肩のタイヤにミサイルキャノンをセットした時、ダランと垂れ下がってしまい、方向が定まらなかったのですが、下記画像にあるボッチにタイヤの内側を引っ掛けると、しっかり固定されます。



また、ご指摘にあるとおり、腕を横方向に振り上げた時、可動域が若干増しました。
上の【可動について】欄を訂正しましたのでお改めください

通りすがりさん、ご指摘ありがとうございます。




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Last updated  2008/12/22 05:13:35 PM


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