2フォーム変形＆合体 DX仮面ライダーゼロノスレビュー

2007/09/01

テーマ：特撮について喋ろう♪(4354)

カテゴリ：クロ歴史！

2フォーム変形＆合体　
DX仮面ライダーゼロノス　レビュー

2007年8月発売

イマジンに憑依されることによりフォームチェンジする電王ライダーを、変形フィギュアで再現するコンセプトの「DXシリーズ」第2弾。

ゼロノスは親友兼オカン役のデネブとセットで登場です！

4フォーム電王が内蔵ギミック中心だったのに対し、この2フォームゼロノスは、素体の仕掛けはほとんどありません。

ゼロノス素体に電仮面（牛）を取り付けることによりアルタイルフォームを、デネブフィギュアと合体し、電仮面（ドリル）を取り付けることによりベガフォームを再現します。
電王と同様、使わない電仮面が余剰パーツとなります。

ベルトは固定式で、彩的にもちょっと寂しい印象。
ゼロノスベルトのギミックは表層パーツの回転だけでは再現し切れないと思われますが、表裏の回転とか、最悪パーツの差し替えでもよかったので、なんとか変化を付けて欲しかったです。

ゼロガッシャーは、取り外しはできますが、組み合わせて持たせることとかはできません。

それでは、1枚カードを使ってアルタイルフォームから

仮面ライダーゼロノス　アルタイルフォーム

■FRONT & REAR

共用パーツは多くありませんが、基本的なプロポーションは4フォーム電王に準じます。
特徴的に切り出された腕アーマーの形状も、シンプルですが再現されており好印象。
塗装も深みのあるメタリックグリーンとゴールドが使われており、質感が高められています。

マスクは劇中スーツよりやや細面。
目（ブルズスキャンアイ）は普通のライトグリーンで塗装されていますが、できればボディ同様メタリック系の色を使って仕上げて欲しかったところ。
また、額のランプ（Oシグナル）もまるっきり省かれていますが、大きなポイントなので、できれば付けてもらいたかったですね。

デネブイマジン

■FRONT & REAR

弁慶モチーフというのが定説ですが、とってもスフィンクスなデネブ。
裏側からは絶対に覗かないでね、といった感じですかね。（笑）

それでは「来い、デネブ！！」

仮面ライダーゼロノス　ベガフォーム

■FRONT & REAR

デネブのプロポーションを犠牲にしただけあって、威風堂々、なかなか重厚なイメージに仕上がったベガフォーム。
ちょっとスクェアですが、後姿も颯爽としています。

電仮面はやや平板に思われますが、特徴はよくつかんでいる感じ。
目にはメタリックカラーを使って欲しかったのはAフォーム同様。

胸（デネブブレスト）は、これでもかっていうくらい張り出していますが、ギミックの都合もあり、いた仕方のないところでしょうか。
（それよりも、胸の飾りがK泉さんに取り憑かれているような気がしてしょうがないんですが。）

【可動について】

基本的には電王と同じですが、若干の改善が見られます。

電王が前後の回転だけだったのに対し、肩に軸が追加され、回転＋開くことができるようになりました。上腕中央の回転軸も健在。

Vフォームになった場合、マントが干渉し、腕は後方にはまわせなくなっています。
腰も4フォーム電王のギミックの名残りからか回転可能です。

下半身はほとんど電王と変わりありません。
股関節は140度くらい開脚可、膝も約90度曲がり、画像のように立て膝ポーズも、そう苦になりません。

【POSE】

【オマケ】
ここからは、本当はこういうのがやりたかったプロレスごっこ。

マスクドスーパースター

馬場さん

鶴田反撃

いの木 VS アンドレ

【評】
4フォーム電王と同じくギミックと耐久性重視で可動、造形ともに今一つ。
ゼロガッシャーも腰マウント専用のデフォルメされたものが付属するのみで、手にも一切持てず、遊びの幅もかなり限定されたものになっています。

変身アクション重視というコンセプト、また対象層を考えればまるきり納得できないこともありませんが、値段がそれなりに張ること、このサイズのフィギュアが少ないことを考えれば、もう少し作り込んでもよかったのでは。

特にデネブの立体化は、ソフビも含めてこのアイテムのみとの噂もあり、ちょっともったいなかったような気がします。

もともと、プロレスごっこをやりたくて、買いに突っ走ったようなものなのですが、やはり、ドラゴンスクリューや卍固めは無理。

コブラツイストもなんちゃってだし・・・。

ああ、モモみたいに超絶可動の装着変身で発売してもらえないですかね。

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