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2007/10/11
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カテゴリ:クロ歴史!

海洋堂 アクションフィギュア パワードスーツ レビュー

2002年発売



ガンダムをはじめ、以降の日本のSFメカデザインに大きな影響を与えた機動歩兵・パワードスーツ!!

このアイテムは2001年に発売されたオリジナルアクションフィギュアの海外向けリペイント仕様で、02年冬のワンフェスで販売されたものです。


【ポイント】
・モビルスーツの原点ともされる機動歩兵の強化防護服・パワードスーツがダイキャストとABSを素材に用いたアクションフィギュアとして立体化!
・同スケールのパイロットフィギュアと、スーツ本体に着脱可能な首だけのフィギュアが付属!
・レールガンが可動する他、ハンドフレーマー(火炎放射器)、卵を拾う手など劇中イメージを再現するオプショナルパーツが付属!










■FRONT


■SIDE& REAR



【スタイリングについて】
造形は、おおむね文庫本のカット通り、イメージをほとんど損なうことなく立体化されていると思います。ただ、ゴリラと言うには若干スリムですかね。

ボディはダイキャストとABSで構成されており、ディテールはカッチリとシャープな印象。頭頂高で10cmそこそこの大きさですが、手に取るとズッシリと確かな感触があります。
頭部センサーならびにバイザー、腰部のインターフェイスにはクリアパーツが使われており質感が高められています。もちろんバイザーの中のパイロットの顔も覗けます。

塗装は、砂漠戦仕様のサンドイエローバージョン。
色調はABS部分が赤っぽく、ダイキャスト部分がちょっと緑がかったものになっています。あまり違和感はありませんが、意図的に違いをつけたのかは不明。
全身のモールドにスミ入れが施してあり、くたびれた宇宙服っぽいリアリティが表現されています。




レールガンランチャーはもちろん上下に可動。
後方のY字型ラックに干渉するため、外側にスライドさせてから前方に倒します。



左より小型爆弾を発射するY字型ラック、ロケットノズル、ハンドフレーマー(火炎放射器)はバックパック左側面にマウントできます。


不満点としては、まず、頭部のフードが開閉するようになっているのですが、合わせが悪く、隙間が開いてしまっていることがあります。ヒンジの建てつけがグラグラしており今一つしっくりきません。

次に肘関節がボールジョイント接続なのですが、ジョイント軸が長く露出しているため、よく見るとぶら下がったような造形になっています。可動性能はよいだけに両立させるよい手段がなかったか、残念なところです。

また、全体的にパーティングラインやゲートの処理の甘い部分が多いですが、できるだけ目立たないような工夫が欲しかったですね。


【GIMMICK】




頭部のフードは開閉式で、パイロットフィギュア(首のみ)を着脱できます。


■パイロットフィギュア


同スケールのパイロットフィギュアが付属。
1/20とのことですが、設定イラストと比べるとちょっと小さめに思います。




■比較


ぬえ×海洋堂つながりということでリボルテック・バルキリーと。
う~ん、動くデストロイドが欲しい。


【可動について】
ボールジョイントや軸が効果的に配置されており、形状にしてはよく動く印象。
手首や爪先には独特の構造が用いられており、さすがにただのアクションフィギュアではないと感心させられました。ただ、脚(特に股関節)に柔軟性がなくダイナミックなポージングが決まらないのはちょっと惜しいです。



肘はボールジョイント接続で約90度。
内側から見るとジョイントの軸がもろに露出しており、ちょっと頼りない印象です。



手首はちょっと変わった仕組みのボールジョイントで内側に折り返す動作ができます。
手首がマウントされている突き出た部分が回転します。



腰は蛇腹部分が収納されることにより前屈が可能、捻転はできません。
股関節は根元がボールジョイントで50度弱の開脚、蛇腹部分と腿は回転軸で接続されています。



膝は90度弱曲がり、このとき蛇腹部分が露出します。



爪先にボールジョイントが仕込まれており、現在EMIA等でおなじみのスリッパ式の先駆となっています。
しかし、左右にはほとんど振れないので、接地性にはある程度しか貢献していません。


【POSE】














【パーツ一覧】


ハンドフレイマー(火炎放射器)/手首×4/パイロットフィギュア(首)



【評】
レールガンやY型ラックの発射口がふさがっているとか、ロケットノズルが動かないとか、細かい注文はありますが、造形、可動、総じて満足度の高いアイテムに思います。

特にダイキャストパーツの使用から得られるズッシリ感は、同じようなサイズのMIAやリボルテックからは味わえないものがあります。

1/12スケールプラモデルの新作が発売されるようですが、もっと作り込まれたそのぐらいのサイズのアクションフィギュアも、手にとってみたいですね。



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【レビューカテゴリ】



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Last updated  2007/10/11 10:21:31 PM


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