ベン10 DNAエイリアンヒーローズ
アップグレード&ワイルドマット レビュー
2007年11月購入
レインボーマン×ポケモン??
“BEN10(ベン10)”は、アメリカのカートゥーンネットワークで製作され、この9月から日本でも放映が始まったヒーローアニメ。
10歳の少年ベン・テニスンが、隕石の中から見つけた腕時計“オムニトリックス”のパワーによって異なった特殊能力を持つ10種類のエイリアンヒーローに変身して悪と戦うというストーリーです!
トイはUSバンダイから各種発売されているのですが、比較的アクションフィギュア的要素の高い6インチシリーズ“DNA エイリアンヒーローズ”から個人的にツボな2種類を選んでレビューしてみます。
アップグレード(UPGRADE)
自由に伸縮する液体金属のボディを持つ、生体メカ的エイリアン。
他の機械と融合することによって、様々なテクノロジーを吸収し、自らの能力に転化する。
酸や電磁波による攻撃に弱い。
■FRONT
■SIDE
■REAR
肥大した腕とツルツル感のある無機的ボディがシンプルにディフォルメされています。
集積回路をイメージさせるグリーンの幾何学模様が斬新!
素材は硬質感のあるABS樹脂が使われており、頭部はクリアパーツによって発光ギミックに対応しています。
可動は腕、脚ともに軸による前後旋回のみ。
肘は腕の伸縮ギミックの関係でひねることができます。
膝はありません。
腕はひっぱると肘からお菓子のキャップのように外れる仕組み。
芯に入っているゴム素材により伸縮します。
背中のスイッチを押すと、ボタン電池により、目と胸のマークが点灯します。
WILDMUTT (ワイルドマット)
驚異的なパワーと運動能力、並外れた嗅覚や聴力、味覚を持つ野獣型エイリアン。
目を持たず、話すことができず、ただ動物のようなうなり声をあげ、威嚇する。
背中のトゲを、連射して襲い掛かる。
■FRONT
■SIDE
■REAR
足に連動ギミックが組み込まれているため、四ツ足をついて構えることができないのが残念ですが、ダイナミックな容姿はよく再現されていると思います。
アップグレード同様、ボディは硬質感のあるABS素材。
野獣型エイリアンという素性に反して、表面のディテールがツルッとしてちょっと単調なイメージです。
可動は、腕が軸により前後旋回、股関節はギミックにより連動しており、脚を動かすというより胴体を伏せることができるといった感じ。
肘にもバネを内蔵しており、引っ掻くようなアクションが可能です。
各関節の可動は動作ギミック利用がメインのようで、アクションポーズを付けて楽しむのは難しいように思われます。
背中のレバーにより口が開閉
頭のハッチを開けて付属のスライムを入れると・・・
OOZING!!
あのエイリアンのようによだれを垂れ流すギミック
付属のはんばーがー星人
背中を押してしゃがみ込ませると、連動して口が開閉し、お食事アクションを再現できます。
【評】
やはり子ども向けトイなので、仕上がりとしては大作り、可動も至ってシンプルなもので、自由なアクションポーズなどは望めません。
しかし、ちょっと悪趣味でチープですが、そのギミックは遊び心をくすぐってくれます。
スライムや伸縮ゴムなど、素材にもチャレンジが見られ、(いい大人でも)それなりに遊べるアイテムには仕上がっています。
このような試みは対象層こそ違え、可動域や変形ギミック、またオプションの豊富さなどに傾注している感のある国内のアクションフィギュアにもぜひ、持ち込んで欲しく思います。
BEN10のトイは他にも魅力的なものがありますが、機会があればまたご紹介したいと思います。
【レビューカテゴリ】
■アニメ系アクションフィギュア レビュー
■トランスフォーマー レビュー
■仮面ライダーのアクションフィギュア レビュー(装着変身等)
■海洋堂 リボルテック レビュー
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Last updated
2007/11/22 11:07:00 AM
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