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2017.06.23
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今回は、
(帯紙より)
子育て中のママ2人がつくった
将棋の楽しさを伝える はじめての絵本!をご紹介四つ葉

・日本女子プロ将棋協会(LPSA)公認
・永世名人:羽生善治さん推薦!
~小さいお子さんでも
わかりやすく将棋の世界を知ることのできる一冊です。

講談社の創作絵本
「しょうぎの くにの だいぼうけん」
作:中倉彰子 絵:福山知沙
本体価格1400円
講談社
2017年2月1日 第1刷発行
2017年3月10日 第2刷発行
ISBN 9784061333154
ページ数:32P

しょうぎの くにの だいぼうけん (講談社の創作絵本) [ 中倉 彰子 ]
↓講談社HPより
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061333154
↓日本女子プロ将棋協会HPより
http://joshi-shogi.com/event/etc/shouginokuni.html


あれ?
しょうぎばんの うえで
なにか うごいてる…、で始まるお話四つ葉

ページをめくると、舞台は将棋の世界「みの(美濃)の国」
たいせつな ぎょくは おれがもらったぞ
あなぐま (穴熊)の おうさま より

王様の宝物が奪われた!

けいまー (桂馬)
ぎんこ (銀将)
ひしゃお (飛車)
かっくん (角行)
きょうこ姉さん (香車)
ふうくん (歩兵) ←赤ちゃん

きんこ (金将)ちゃんが持たせてくれたお弁当を持って
みんなで穴熊の国へ!

しばらく あるくと おおきな かわが…
目的地は川の向こう。これは困ったショック
そのとき!
「わたしに まかせて!」と ぎんこちゃん。
「これは わたしの とくいな かたちだわ。」
ぴょんぴょんと
川に点在していた石の上を
銀の駒の動きのように上手に飛んでいく。

縄を反対岸の木の枝にかけると、
みんなも縄を伝ってやってきた。

あれ、けいまー君がいない!
「あーっ!」
空を見上げると、穴熊国の空飛ぶ車に乗った けいまー君が!
なんとお弁当まで持って行っちゃった!
「うらぎりものー!」
「おべんとう かえしてー」


でもここで止まるわけにはいかない!
王様の宝物を取り返さなければ!

さらに進んでいくと
今度は“いばら”の森が…

「みなのしゅう さがって くだされ。」
剣士のひしゃお君が
自慢の刀で“いばら”の木々を縦横にみじん切り!
「いざ、さきへ すすもう。」

かっこいい!

森を抜けると
穴熊国の駒たちが待ち構えていた

「この トロッコに はやく のって!」
このピンチに
きょうこ姉さんが何やらひらめいたよう

「まっすぐ まえに すすむのは とくいちゅうの とくいよ!
ほーら、どいた どいた!」
ものすごいスピードで敵中を強行突破!
不敵に笑う姉さん

あっ!あぶない!
なんと勢いにのりすぎて、落とし穴に落ちちゃった
「わー!わたし うしろには もどれないのよー」
長いトンネルのような穴を転がり落ちる仲間たち
着いた先は…

なんと、穴熊の王様の家の中泣き笑い
ラッキー!

王様は兵隊に守られ
寝床の中で緑に光る玉 (ぎょく)を抱いて寝ています
うん?
その近くには、裏切り者けいまー君の姿が…

宝はすぐそこ
でも兵隊の駒の守りは堅い

そのとき ふうくんが
よちよちと けいまーくんに ちかづきました。
そしてなにやら耳打ちを…

「たかとびなら おれに まかせろ!」
けいまー君、見事なジャンプで兵隊を飛び越え、
王様が抱く宝物の玉を蹴飛ばした!

「あっ、たからものが おっこちちゃう!」
その時!
赤ちゃんだった ふう君が飛び出した!
ふう君は宙返りすると一気に成長し、見事に宝物をキャッチ!
「あれ、ふうくん、おおきく なってる!?」
歩兵の ふう君が、敵陣侵入で “と金“  に大変身したのでした!

「こんかいは おれの まけだ。
くやしいが、『まけました。』と いおう。」

こうして無事に穴熊の王様から、宝物を取り戻すことができました。
みの (美濃)の国の王様も大喜び!
というお話四つ葉


お話の中で、駒たちが大活躍!
それぞれの駒の特徴ある動きが、面白く描かれていますスマイル
銀はどんな動きが得意だった?
飛車は?
桂馬は?
駒が変身!?

将棋の世界を知るきっかけとして、
この絵本はとても素敵な役割を果たしてくれそうですちょき

本の中で、
この絵本の作者で、女流棋士でもある中倉彰子先生が
「駒たちで協力し合って、王さまをどうやって守ろうか、
相手の駒をどうやって取りにいこうか…など、
頭の中で考えながら、ドキドキ、ワクワクできるのが、
将棋の魅力の一つです。」
とおっしゃっています。

考える力、想像する力を養うゲームである将棋。
私の息子も年長さんで始めましたスマイル
最初のうちは、すぐに負けて悔しがっていましたが、
小学校3年生になった今では、
私が負けることもしばしば…ショック

子どもに負けると、想像以上に悔しい(笑)ですが、
息子に、あっと驚く一手をうたれると
しっかり考えているんだな~と嬉しい気持ちになりますグッド

表紙裏には、
将棋の遊び方や駒の並べ方・動かし方が紹介されていますよ!

「よろしくお願いします。」で始まり、
「負けました。」「ありがとうございました。」で終わる
将棋の礼節もしっかり書かれていますグッド

勝った後に喜びすぎると、
相手が傷つくので、喜びは心の中でかみしめておきましょう!グッド

勝った息子が小躍りしている姿をみると、
「もう、しない!」と大人げないことを言ってみたくなります(笑)

家族の時間を作ってくれている将棋スマイル
この絵本で将棋の楽しさを発見してみませんか?四つ葉


出版社推奨対象年齢は、
読み聞かせは3歳から、
ひとりで読むなら6歳から、になっています。

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Last updated  2017.06.23 20:40:04
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