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パパのショートエッセイ「大言壮魚… (アウトドア・釣り)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】

南の島物語
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パパ大津留の日記

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2012年06月04日 楽天プロフィール Add to Google XML

パパのショートエッセイ「大言壮魚」釣りと音楽と私。


トローリングに似合うラテン音楽

カジキのファイトシーン見ると、直ぐにラテン音楽が浮ぶ私だ。

その「パブロフの犬」的条件反射は、
海、南の島、パーム椰子、釣り、と連動し、ラテン音楽を聴くだけで、
思わず釣り道具を手にしてしまう(大袈裟ですね~)。

昔は貪るよう、ジャズやアメリカのポップな音楽を聴いていたが、
今は自分の創作活動だけなので、他人の音楽はほとんど聴かなくなった。

しかし、このラテン音楽だけは別で、
「サルサ」等のキューバ系の音楽は、常にBGMで流れる。

「サルサ」は、キューバ難民や中南米移民などヒスパニック系住民の多いニューヨークで1970年代に流行った音楽で、
それ等の国々からやってきたミュージシャン達が演奏するダンス音楽だ。

「サルサ」はピリ辛のソースの名前だが、
その演奏家達を「サルセイロ」と言い、
彼らのホットな音楽が「サルサ」と呼ばれるようになった。

しかし、元々は中南米を侵略し占領したスペイン人と、
彼らが連れてきたアフリカ奴隷や原住民との間に生まれた、
クレオール達のスパニッシュとアフロ(アフリカン)の融合音楽だ。

中でもブードゥー教の呪述的なアフロミュージックの影響を受けたキューバ音楽は、
ソンアフロ(アフロキューバンミュージック)として根づき、
それがキューバのラテン音楽の原点になっている。

cu

お気に入りのレコードジャケット。



キューバ音楽と私

私はヘミングウェイに憧れた。

ヘミングウェイは長い間キューバのハバナで過ごし、
そこであの「老人と海」を完成させたが、
その小説の中には常に酒場が登場し、
そこにはキューバのラテン音楽が散りばめられている。


現代のキューバは国立の音楽学校が幾つかあって、
伝統的なキューバのラテン音楽を教えているが、
その学校の教壇の上には、
どこもチェ・ゲバラの肖像が掲げられている。

それはキューバ革命の英雄であるからだが、
個人的にはそんな彼がキューバのラテン音楽とは似つかわしくないと思っている。

それは、チェ(ゲバラ)は、アルゼンチン出身の医者であり、
マルクスレーニンの共産革命に信奉して、
ボリビアから南米の幾つかの国を転々とし、
逃亡中にメキシコでカストロ議長(当時は少佐だったと思う)の弟と出会い、
そこからキューバ革命軍と合流した。

しかし、カストロと一緒に革命を成し遂げ、
後にはキューバ国立銀行総裁や工業相まで努めるが、
キューバ人ではないためか?他の閣僚との確執も多くキューバを離れることになる。

後にボリビアで捕らえられ死刑になるのだが、
それだけに陽気なキューバ音楽とは無縁な、悲劇的な人物なのだ。

1970年代にはマルクスレーニン主義のシンボルとして、
反戦運動の若者達に信奉され、
当時のロックコンサートにはチェの似顔絵が入ったTシャツ姿の若者を多く見る。

しかし、何故か私の好きなキューバミュージシャン達に、
そのTシャツを着る人はいない。

che&ca

でも、いつの時代も、音楽は政治に無縁ではない。




パパズインの釣果情報はコチラ。



Last updated  2012年06月04日 14時13分54秒
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2012年06月02日

パパのショートエッセイ「大言壮魚」

ヘミングウェイとラテン音楽

1.八丈島のトローリングと映画「老人と海」

roujin


昨年も、八丈島でトローリング大会が5月1日から実施され、
それは年を越して、今年の1月31日まで続けられる。

これはダービー形式の大会ではあるが、
実質はトローリングの解禁である。

しかし、今まで東京都では許可されている大会以外、
トローリングが禁止されている事を、
知らない釣り人が、意外と多いのだ。

それだけ、トローリングはボートさえあれば以外に簡単に出来る、
身近な釣りなのかも知れない。


トローリングで釣れる魚はその種類も多い。

一般的には、あのヘミングウェイの「老人と海」を髣髴させる
カジキマグロだろうか?。

あの壮大なティールウォークはアングラーにとっては大きな夢だろう。


子供の頃、北国の田舎で小魚を獲って遊んでいた釣り好きの少年が(私だ)、
はじめて感動した映画が、スペンサートレーシー主演の「老人と海」だった。

そして、図書館で原作を読み、更に大人になって、
あらためてアンソニークイン主演の映画
「老人と海」に出会い再び感動した。


先日、八丈島のトローリング大会のプロモーションビデオを作ったが、
その撮影は既にシーズンが過ぎていて、
残念ながらカジキマグロのヒットシーンは撮影できなかった。

しかし、スタジオでビデオに挿入するカジキのファイトシーンを編集し、
そこで再び、あの映画の感動シーンを想い出した。


2. トローリングに似合うラテン音楽

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子供の頃(1950年代)に観た「老人と海」、
その音楽はディミトリ・ティオムキンという大作曲家だ。

そして、大人になって観た(1990年)「老人と海」は、
ブルース・ブロートンと云う作曲家だ。

その作られた年代は違うので、
その音楽を一口には比べられないが、
その映画の舞台はキューバであるから、
その音楽もトロピカルでラテン色の強いものだ。

当時から釣り好きなジャズミュージシャンの私だから、
その音楽にも興味深かく、
後に両方のビデオを購入し何度も聞き比べたものだ。

時代こそ違え、共にハリウッド映画ではお馴染みの作曲家である。

ティオムキンは当時ソ連(ロシア)からの亡命音楽家で、
この映画でグラミー賞作曲部門を受賞し、
他にも多くのグラミー賞作品の作曲を担当している。


ティオムキンの音楽はその東欧的なオーケストレーションが素晴らしく、
音楽的には対位法(フーガ)を多用し、
一定の旋律をその手法から変化させ、徐々に盛り上げてゆく。

しかし、ここで単に好みだけ言うと、
映画としての音楽全体は壮大で素晴らしいが、
その中に挿入されたラテン音楽は少々で物足らない気もした。



それに比べ、ブルース・ブロートンの音楽は、
キューバ亡命ミュージシャンや、
プエルトリコなどカリブ出身のミュージシャン達を起用し、
シンプルなラテン音楽を前面に出している。

その派手さを押さえたオーケストレーションは、
逆にカジキのファイトシーンによく似合うと感じた。

(生意気な能書きだね~)

やはり、釣りにはラテン音楽が似合う。それも、
とびきり古いやつ。

いま、オイラが聴いてるのはジョージシアリングの「ラテン・アフェアー」だ。

このバンドのコンガ奏者は、

キューバ出身のアーマンド・ぺラーサで、

ブルース・ブロートン監督の「老人と海」には、

ミュージシャンとして参加している。





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Last updated  2012年06月03日 16時55分27秒
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2012年05月26日

八丈島の草花

このところは暖かく、春めいた気候です。

島ではいよいよ、道ばた等に草花が咲き乱れます。

我が家も庭に植えた花、そして道端の雑草、どこもかしこも花芽でイッパイ。

ただ雑草も、とても可憐な花を咲かせるので、バカにできないです。

ガクアジサイなども花を咲かせてきたので、もうそろそろ梅雨、そして夏が近いんですね~。

庭に植えたストレチアや、ラン科の花、なでしこ等もありますが、殆どは名も無い草花。

和んでください。

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hana3.jpg

これ、ドクダミの花ですね~。カワユイ。

(上の3つは、島では当たり前で咲いている雑草)

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これも、ただの雑草ですね~。

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これは、ガクアジサイ。

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この花は、実の部分が黒くなる。別名「ミッキーマウスの花」と言うのが判る。

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この花は、幹(たて枝)に直接に花をつける。不思議な感じ。

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パパズインの情報ページは コチラ。



Last updated  2012年05月26日 07時46分21秒
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2012年05月24日

八丈島、カンパチ考。

島のジギングで最高に面白いターゲット、
それがカンパチだろうか。

魚はフィールドによって、ステータスが違う。

日本海や外房でステータスのあるヒラマサ等は、
島では大型でもやせ細る。

脂の乗りも悪く、味もカンパチと比べるとかなり差があるだろうか、
カンパチは20キロクラスでも脂に嫌な味は残らないが、
シマアジやヒラマサは独特の臭みがあり、
5キロを超えるとがっくり値段が下がる。

漁協の買値もカンパチの半値以下なので、
当然カンパチの方が喜ばれるだろうか。

しかし、稀にはマルマルとして、お腹の張った、
大型のヒラマサが釣れるが、それは美味しい。

そしてそのサイズは、大概は25キロを超える


そんなカンパチやヒラマサだが、泳がせ釣りでは大型が釣れる。

特に、春のアカイカの生き餌を使うと、なぜかしら大型が釣れる。

一昨年の53キロ、48キロなど、30キロを超えたカンパチ、
また25キロを超えるヒラマサなど、大型の殆どはイカ餌だった。

そして、今年も先日だが、初めてアカイカを使った泳がせ釣り。

五十子さんたちが、20キロ以上のカンパチを5尾、
最大で33キロ、総数は10尾以上を釣ってきた。

ジギングのお客さんたちは、
「なんでイカの泳がせだけ、大きいのが釣れるの~」
と騒ぐことになる。

確かに、イカの泳がせは大型が食う傾向はあるかも知れない。

しかし、あながちそれだけとは言い難いのだ。


このイカ餌の時、私は泳がせのお客さんに
「80号以下(220ポンド)ではやらないでね~。
ドラッグは締めて、出来るだけラインを出さない釣りだから。
軸太の針じゃなきゃ伸ばされるよ~。
それに、根に潜るから、できるだけ上で食わせてね~」。

こう話す。

彼らはスタンディングのライトタックルでもPEは8号以上、
通常はPEライン10号~20号。それに220ポンドなのだ。


先日だが、Jー1グランプリが開催された。

今年は大型が釣れ盛り10~15キロクラスのキハダマグロや、
5~13キロのカンパチやヒラマサが、驚くほど釣れた。

もっとも、キープの数が決められていて、リリースの数も多いので、
それほど魚は持ってきている訳ではないが、それでも多い。

ただ、このことだけ考えると、確かに泳がせの方が、
一回り魚が大きく、ジギングは中型揃いの気もする。


しかし、よく考えると違う。


というのは、毎回ブレークの話をするのだが、今回も船長の話から、
総数で10尾から20尾の魚をラインブレークしているのだ。


要するに、大型は獲れてないのだ。


それは、日本海や、外房のジギングから抜けきれていない。

「太いラインで食わすのもテクニックのうち、
島では100ポンド以上で、大型を獲りたければ170ポンド」

わたしはこう言うが、何度言っても
一般的なフィールドの常識から抜けきれないのだ。

もちろん島でも60ポンドや80ポンドリーダーで
20キロカンパチが取れる場所もある。

しかし、たかだか年に1~2回来るアングラーで、
そんなフィールドの底根形状までは見極めがつかないだろう。


私が言いたいのは、大会で、これだけの数を釣り上るが、
15キロサイズ以上の魚はメタルジグに食いつかない、
と云うのは不自然だ。


実際に、そのシーズン始まりには私が24キロ、
平塚の草川くんが21キロをPE6号、リーダー200ポンドで釣っているので、
間違いなくそんなサイズ、いやそれ以上のサイズがヒットしている。

考えるに、Jー1グランプリ大会参加者は、
日本のジギングシーンで蒼々たるメンバーだ。

しかし、そんな彼らでも、通常のジギングタッククルから抜けきれない、
そんな甘さが、このフィールドでは顔を出す。


そんな反省を思いながらも、この大会が始まる19年前は、
今やってる150~200メートルのレンジは、
誰もやっていない未知の水深だった。

ある有名なジギングアングラーは、当時「ジギングは60メートルまで」、
私が100メートル超のジギングをやり始めた時には、
「そんな深いとこやったら、魚をスレさすだけだ~」
そんな話もあった。


そう考えると、日々進化しているのがジギングで、
も少ししたら、アカイカの生き餌で釣れるようなサイズが、
J-1大会の優勝魚になる日も近いだろうか?。

私は期待している。


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Last updated  2012年05月24日 15時34分17秒
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2012年05月23日

パパのショートエッセイ「大言壮魚」

島の暮らし(チョイ、変な話)

4、サイパンの変な話。

サイパンは良く釣りに行くが、
何しろ旅行社の格安ツアー料金だと往復で3万円台だから安い。

釣りも大型魚が多いので夢は膨らむが、
この島は米軍の基地があって、まったくのアメリカなのだ。

しかし、街の看板が英語はもちろんだが、
漢字、ハングル文字が溢れ、それはアジアンリゾートだから、
さしずめサンフランシスコのチャイナタウンや、ロスのリトル東京、
ニューヨークのコリアンタウン、と同じだろうか。

もっとも、自分のそのアジア人の一人であるから、
アメリカ人から見ると同じ色合いだが。

道路は日本とは逆走行で車は右車線だ。
運転してみると判るが、通常の真っ直ぐな道を走るときは良いが、
右折や左折するときはヤバイ。

思わず日本の習慣で反対側に入りそうになるから危ない。

そして、警察は妙に威張っていて手厳しい。

特にシートベルトなどは、何処で見てるのかと思うほど、
直ぐに止められ切符を切って罰金だ。

帰国予定のある日本人は車を運転しない方が良いだろう。

釣りに行くときは、ピックアップトラックに道具を満載して、
4人は車内だが2人は荷台に乗る。

南の島だから風を受ける荷台は涼しいが、
他の車も圧倒的にトラックでほとんど荷台に乗っている。

荷台にはシートベルトはないので、
そこで立ったりゴロゴロしても良いが、
中にいる人間はシートベルトをしないと捕まるらしい。
こりゃ、変だ~~!。

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5、マナーは慣れる

韓国のチェジュ島に行った。

道を車で走っている車が、
タバコの灰を指でポンポン叩いて車外に落とし、
指ではじいて捨てる。

あまりにも多いので驚いた。

しかし、よく考えると、
高度成長気の日本でも良く見た光景だ。

むかし、北京にいったとき、
綺麗な女の子が平気で「フン!」と手鼻をするのには驚いたが、
今はよほど田舎でも行かない限りは見ないと云う。

やはりマナーは慣れだろう。

そういえば、チェジュ島では韓国のアングラーと一緒に食事をしたが、
尻に火のつくような激辛料理と真露(韓国焼酎)をしたたか飲んで、
そのあと皆で港にイカ釣りに行った。

当然のごとく酔払い運転だ(オイラは助手席)。

バスアングラーのリー君がイカを釣ったので、
戻って刺身で食おうと思ったら、
一緒のチョウさんが、その港のおまわりさんにパトカーで連れて行かれた。

「やっぱりタクシーで来た方が良かった~、
酔払い運転で捕まっちゃったよ~」
そう言ったが誰も騒がない。

まもなくチョウさんが、おまわりさんと一緒に、
シチリンと練炭、焼酎、コッチジャン、醤油を持ってきた。

釣りをしている横で、そのイカを丸焼きにし、
さらに輪切りにし、コッチジャンを付けてムシャムシャ、
真露をグビグビッ。もちろん、おまわりさんも一緒の宴会だ。

八丈島も、昔は飲酒運転は取締りが甘く、
友人の漁師などは車にビールを積んでいた(今は時効だろう)。

やはりマナーは慣れのようだ。

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パパズインの情報ページはコチラ。

今回の釣り情報は、チョイすごいよ~。




Last updated  2012年05月23日 08時04分09秒
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2012年05月22日

パパのショートエッセイ「大言壮魚」

島の暮らし(チョット変な話)


2、怪談奇談

島の若い子と友達になり、我家にしょっちゅう遊びに来るようになる。

音楽好きで、釣りも好きだから話も合う。

一緒に石積ヶ鼻という場所にメジナ釣りに行ったが、
その場所は昔から何人も波に浚われた場所で、
横に亡くなった人の石碑もあって、
何かオドロオドロした感じだ。

私は45センチぐらいのメジナ釣り、
後ろの溜まりに入れ更にやる気満々だが、
ここで奴は幽霊話を

「パパ~、ここに2人の釣り人が来て、
つりをしていたら~、その一人に横から女の人がきて、
釣れますか~。
釣れたら魚をください~、って言ったらしいんだ~。
釣れないヨ~と応えたが、もう1人が離れて見ていたらしく、
それがなんと女の人の首だけフワフワ浮いてたんだって~」

ご満悦の気分が、そんな怖い話を聞かされ背中がゾクゾクする。

変な気配がして後ろを振り向くと、
溜まりに入れたはずのメジナがない。
「おい、メジナが消えたヨ~」

「またまた~、悪い冗談でしょう。魚を下さい~なんて言われたの~」

あまりにもオゾイので、もう一度そっと振り返り溜まりを捜す。

しかし陰も形もない。

上の断崖からコロコロっと石が落ちてきた。

その断崖の先でイタチが倍ぐらいありそうなメジナを咥え、
必死でよじ登っている。

魚を盗まれてホッとしたのは始めてだ。

mejina




3、登龍峠(のぼりりゅう峠)のトイレ

女房殿と良く山に行く。

三原山にある登龍峠だが、それは絶景の場所で、
その展望台で弁当を食べることにする。

この日は、冬だと云うのにポカポカ暖かく、
まるで春でも告げるようにメジロがピッコロを奏でる。

「ああ~、今日は何か気分が良いワ~、
お弁当の玉子焼きも美味しいし~、
ゆっくり休んでから登りましょう」

「んん、そんならチョイト、トイレでもいってくるわ~」

ここには綺麗なトイレがある。

まあ公共工事だが、観光客の為の
「おもてなしの心」だと思うとアッチコッチに作っても腹は立たない。

それにしても、何と云う心地良さだろう。

ズボンを下ろして便器をまたぎ、排便行為に及ぶが、
まるで自然の中でことに及んでいるような開放感だ。

見上げると、暖かい陽射しが体を覆い・・・・・・、
「まてよ~~!!」、なんと、
このトイレには大きな天窓があり上からまる見えだ。

思わず外に出ると、このトイレは裏が土手になって簡単に登れる。

女子トイレも同じ構造だ。

「お~い、おまえトイレに入ってっみろ~」

トイレに入った女房殿は、
「これは上から丸見えじゃないの~、
こんなの落ち着いて入ってらんない~、
ったく~、何を考えて作ったのかしら~」

確かに自然の中の開放感はあるが、
上に登ったら簡単に見えてしまう。

見る気が無くたって、簡単に覗ける。

作った人は深く考えなかったのだろうか。


nobo

確かにここからの景色は絶景なのだが・・・・。



Last updated  2012年05月23日 07時35分03秒
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2012年05月20日

ルアーマン的発想、黒鯛ファンも仰け反る石鯛釣り。

GWから私のジギング取材、そしてJ-1グランプリのジギング大会、
更にメーカーのリールテストの釣行、更に更にキャスティングのガイド。

全く休みの取れないバタバタした日が続くさなかに、
井上さん達が石鯛釣りに。

八丈島は石鯛の濃いフィールドでもある。

そんなフィールドに住んでいるのだから、
オイラもチョコマカト石鯛は楽しむ。

ただ、防波堤や手近な磯場で愉しむので、決して大型狙いではない。

1キロサイズ前後のもので十分、
それもライトタックル感覚でヘチ釣りが良い。

通常の落し込みも良いが、何しろルアーマンであるから、
ベイジギング用のベイトタックル。

PE1~2号にリーダーは50ポンド。
(ルアーマン的には、ナイロン20ポンドにダブルラインで、
リーダー50ポンドも良し)

その先にチモトに編み込を入れた7号ハリス(フロロ)
に石鯛針の13号ぐらい。大きめのガン玉。


餌は、ちぎったブラックタイガーかウニの芯。

食べる分、1枚釣ったら帰ってくるような釣りだが

これが、ムチャクチャ楽しめるのだ。



そして、井上さんと関西の黒鯛釣りで有名な兼松さん達が、
黒鯛タックルで取材。


ご一緒できなかったが、オイラの秘密ポイントで(笑)、
ななんと、イシガキを15枚以上釣った(3枚だけキープ)。

ishi

さすがに、この釣りのアスリートは違うね~。



以前から、何の釣りでも、ライトタックルの楽しさを提唱しているオイラ。

もっともっとこんな釣りを楽しんで欲しい。
(落とし込みスタイルは、黒鯛ファンにも相当楽しめる)

私も、このスタイルではないが、ルアーマン的な石鯛釣り、
その愉しみ方を、みなさんに提唱していきたい。


むっちゃ楽しいョ~。


Last updated  2012年05月20日 06時59分13秒
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2012年05月18日

パパのショートエッセイ「大言壮魚」

島の暮らし(チョット変な話)

1、 流人

時代劇の映画ファンで『遠山の金さん』を知らない人はいないだろう。

テレビドラマでも、どのぐらい放映されただろうか。

演じた俳優さんだけでも、
片岡千恵蔵、松方弘樹、西郷輝彦、松平健、など、など。

特に印象的だったのは杉良太郎、
なんて思ってるのはあくまでも個人的な見解だ。


八丈島は流人の島である。

その遠山の金さんが、
「おい、おい、おい~、この背中の桜吹雪が見覚えね~か~」
と啖呵を切り、相手がギャフンとしたところで袴(はかま)を直し
「八丈島に遠島を申し付ける~」、
このくだりは、あまりにも有名だ。

しかし、この流罪というのは明治時代まで続いたらしく、
いま八丈島に住んでいる私の父親ぐらいの方々は、
かすかに聞き覚えのある話になるのだろうか?、
そんな遠い昔の話ではないのだ。

島に来たばかりの頃だが、
島では珍しいトヨタの新車に乗っていた
(潮風で車が錆び易い島は、ほとんどが中古車が多い)。

しかし、その車が突然に消え、
どうやら島の中学生が、珍しかったのか?盗んで乗り回し、
山道で動かなくなって乗り捨てたらしい。

全く何処にも悪ガキはいる。


親が謝りに来て、その車を修理したので、
若干不満だったが一件落着した。

しかし、その話をタモサンと云う高齢の船頭に話したところ、
「それは、あそこの息子だからしょうがないよ~、
祖先がドロボーで流されたんだから~」

これは可笑しい。

タモさんの祖先も流人だった話を聞いているので、
更にタモさんに聞く。

「だけどタモサンも、祖先は同じ流人でしょう」
「ああ、でもウチは公金横領で流されたんだから~」
胸を張って威張っていた。

良く考えると、中々凄い話だが、
でも、憧れの時代劇、
その中で生活しているような気分になって来るから不思議だ。。

touyama


パパズインの情報ページ。



Last updated  2012年05月22日 13時53分52秒
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2012年05月16日

J-1グランプリは、何故、初参加が強い?。

J-1、昔の話だが、一回目から参加しているウェッツの斎藤君は、
当時「コモズ」というチームで初参加した。

そして、その年の大会は、大型のカンパチが釣れ盛ったのだが、
最大は彼の釣った26キロカンパチである。

ただ、衝撃的だったのは、
彼はジギングが初めてであり、初参加と言う事だ。

もっとも、泳がせ等の釣りに精通し、
このサイズは釣っているので、
それほど慌てなかったらしい。

しかし、彼の力もあって、
一日目は圧倒的なポイントリードしたコモズだが、
そこでリーダーの小栗が驕ってしまう。

1日目終了後の懇親会で、
「ハッハッハッハ、優勝確定だから~、
グビグビグビ、フニャフニャフニャ・・・」
と酒を飲みすぎて、翌日はリーダーが全く戦力にもならない。

結局チーム戦なので、
カンパチ、キハダマグロ、ハガツオを揃え、
全員が満遍なく釣ったパームスチームに、
勝利をもぎ取られてしまった。

yu
(個人優勝の土屋くん、キハダを12日2尾13日2尾、ほかにカンパチも)


それにしても、いつも思うのは、
この大会は初参加が強いということだ。


今年は仙台から初参加した「ピラニア&ウミマン」が、
災害からの復興『頑張れ東北』を背負い意気込んでいた。

実はこの前々日から、私が取材でこのポイントを攻めている。

そして、落ち込みの180メートルラインから、
中層のベイトにキハダマグロが着き、
カンパチもその周囲にいることを確認済み、
彼らがプラで乗船する船長とは、
その中層を攻めるよう話をしていたのだ。

そして、ボトムを取らずに中層あたりを狙うジギングを、
なまじの予備知識がないので、素直に実行し、
大会前日のプラでキハダマグロやヒラマサを釣り、
勢い込んで本戦に挑むことができたのだ。

p_hira

p_kiha

勿論、本戦では抽選で「潤航丸」という、
私が取材で乗船した、最も信頼している船を引き当てたことも大きい。

その結果、キハダマグロの10~15キロを数揃え、
初日トップに立ったのだ。

しかし、2位に着けたのが試合巧者の
「スタジオ・オーシャンマーク&Veinz」、
の手練たちだ。

更に、この。「スタジオ・オーシャンマーク&Veinz」は、
前日にプラで「ピラニア&ウミマン」が乗った
「松丸」に乗船したのだから勢いがある。

さらに、ここにも、新人が2人もいて、
その新人がポイントを稼ぐ。

2日目にはキハダマグロの他に、
カンパチやメダイをチーム全体で満遍なく釣り上げ、
僅差で逆転優勝を果たす。

(個人優勝も、新人でキハダを2日間で4尾揃えた土屋君)

やはり、なまじ島のジギングに慣れないアングラーは謙虚になる。

「釣りたい」「足でまといになりたくない」そんな気持ちが、
私や船長の話を素直に聞く気持ちになり、
それと船長の勢いが巧く噛み合って結果が出るのだろう。


そして、今回の大会でもっとも私を喜ばせたのが、
ゲストの村越さんが乗船する
「国`Sファミリー」(ダイワとの混成チーム)だ。

まず、J―1グランプリの大会ルールは厳しい。

しかし、そのルールには楽しさがイッパイ詰まっている。

まず、リリースポイントもあるので、
3キロ以下は完全リリース(持ち帰ると失格になる)だが、
対象魚の小型を数釣ってリリースすることもポイントになる。

更に、一日で1魚種は2尾まで。

総数は他魚を入れても5尾までだ。であるから、

例えば、最初に4キロのカンパチを釣ったら、
大概はそれをキープする。

しかしキープした魚は全て検量だから、
検量しないと持ち帰れない。

そして、2尾目に8キロをキャッチした場合、
持ち帰りたいためにキープすると、
もし他チームが8キロ以上の対象魚を釣り上げていたら、
優勝はその時点で無いことになる。

優勝を目指すのであれば1尾目のキープする魚から、
慎重に考慮することは必要なのだ。

そして、今回は「国`Sファミリー」リーダーの西野成彦が、
2日目に5~8キロを2尾ランディングした。

それでも、別の魚で検量できれば逆転の可能性は残る。
そして、終了近くになって大型をヒットさせた。

釣り上げたのは推定で18キロだが、
残念ながら、同魚種のカンパチである。

清洋丸船長は「パパに聞くから、待って~」と携帯を手にする。

しかし、電話の届かない場所だ。

もちろん、船上での検量も、船長の采配で許されるが、
しかし、西野や村越さんの決断は早かった。

悔しがる船長を説得し、船中のメンバーと一緒に、
その18キロのカンパチをリリースしたのである。

リリースポイントは、1キロの魚でも18キロの魚でも同じ、
リリースしても優勝に近づく訳ではない。

しかし、それは正々堂々とした戦いぶりである。

戻ってきた彼らは清々しくも誇らしかった。


大会にはルールがある。

それは、参加している以上、そのルールは守らねばならない。

しかし、こんなルールだからこそ、
優勝を逃したといっても、堂々と胸を張ることが出来る。


大会の表彰式の最中に、その清洋丸船長から電話が入る。

18キロのカンパチをリリースしたことに、
文句を叩かれるかと思ったが、
逆に大型魚をリリースした事に、えらく感動し

「パパ~、魚は元気に泳いでいった。
こんな大会に参加できて嬉しいっ!、ありがとう」

船長にも、この大会は大きなステータスになったようだ。

そして、彼の言葉に私は思わずウルウルしてしまった。


釣りと言っても、このJ-1グランプリはフェアーなスポーツの大会だ。

それは、参加アングラーが楽しむだけではなく、
見る人にも大きな感動を与える。

アングラーだけではなく船長の意識も高める。

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それにしても、今回のJ-1、プラも含め、
ランディングされたキハダマグロの数だけでも50尾を超える。

他にも、大型のカンパチ、ヒラマサ、メダイ。

それは、リリースされた魚の数も相当である。

その魚達が、多くの子孫を残し、このフィールドを豊かに守るであろう。



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Last updated  2012年05月16日 18時52分17秒
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2012年05月11日

パパのショートエッセイ「大言壮魚」


島の花と暮らし

9、ブーゲンビリア

ブーゲンビリアは鋭い棘の持つ植物で、
それは沖縄や小笠原諸島はもちろん、
ハワイでもサイパンでもパプアニューギニアでも、
暖かい場所なら何処にでも咲いている。
赤や紫の鮮やかな色だが、
花びらになっているのが実はガクで、
中心に雌蕊のように見える小さな白い部分が花らしい。

我家のブーゲンビリアは淡いブルーだから、
真夏の暑い日差しだと涼しげだが、
それだけに寒い時期には、さらに淡い色になってくすんで見える。

ところが、夏になると驚くほど成長が早く、
南国の花を主張しているかのように幹を太くし、
新芽は(枝だが)一晩で2~3センチも成長する。

さらに、下の幹はあくまでも硬く、
それぞれがカッチリと絡まりあって、
その鋭い棘でガードし何人も寄せ付けない。

それは、如何にも南国の花だ。

私は北国育ちだが、何故か寒さには弱い。

夏は炎天下でも重たいメタルジグをガンガン振る釣りをするが、
冬の釣りはたくさん着込んで動きが悪い。

その為に、冬のジギングは疲れが早いのであまり好きではない。

とうぜん冬は南の島に遠征が多くなり、そこで女房殿に

「あなた~、何で冬になると家にいないの、
先月はサイパンでしょう、そのあとパプアで、
それからクリスマス島だって~、ったく~」

「はいはい、申し訳ないですね~」


それにしても、女房殿の言葉にはトゲがある。

まるで、ブーゲンビリアの古木のようだ(言いすぎかなぁ)。

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10、オクトパスツリー

「タコの木」と言われる、
地面よりも1メートルほど上から根を這わす木がある。

このオクトパスツリーは、
直訳ではその名になるので勘違いしそうだが、
実は「タコの木」とは全く違う木で、

別名アンブレラツリーといって、それは葉の形がまるで違う。

ただ、マングローブの樹木のように、
上から蔦状にタコの足のような根を這わす事では一緒だから、
やはり熱帯雨林には良くある木であろう。

そのオクトパスツリーが、
我が家の庭の中心に大きく葉を広げている。

この木は10月頃、
縦に並ぶように傘のジャバラ状の花を咲かせるのだが、
それが2階のベランダから見ると鮮やかなピンク色で美しい。

そして、この花の甘い香と蜜に誘われるように、
毎日数十羽のメジロヤホオジロが集り、
その軽やかな歌声を競演するので、それは賑やかである。

しかし、そんな美しい鳴き声も程度問題で、
それが連日になると公害のようなもので大いに煩い。

よほど追い払おうかと思ったところで、
これに力を貸してくれたのが我家の飼い猫「よもぎ」である。

普段、昼は寝ているネコだが、
あまりにも煩いからだろうか?鳥達が群がるオクトパスツリーによじ登る。

しかし、俊敏な猫ではないから、
鳥達を脅かすだけで一気に逃げられると、
その後は間が持たないのかキョロキョロしてネコ踊りをする。

しかし、暫くは静かになるので、それも愛嬌、
上手くバランスが取れている。


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(10月中旬に花を着けるオクトパスツリー)



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Last updated  2012年05月11日 07時12分08秒
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