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トローリングに似合うラテン音楽 カジキのファイトシーン見ると、直ぐにラテン音楽が浮ぶ私だ。 その「パブロフの犬」的条件反射は、 海、南の島、パーム椰子、釣り、と連動し、ラテン音楽を聴くだけで、 思わず釣り道具を手にしてしまう(大袈裟ですね~)。 昔は貪るよう、ジャズやアメリカのポップな音楽を聴いていたが、 今は自分の創作活動だけなので、他人の音楽はほとんど聴かなくなった。 しかし、このラテン音楽だけは別で、 「サルサ」等のキューバ系の音楽は、常にBGMで流れる。 「サルサ」は、キューバ難民や中南米移民などヒスパニック系住民の多いニューヨークで1970年代に流行った音楽で、 それ等の国々からやってきたミュージシャン達が演奏するダンス音楽だ。 「サルサ」はピリ辛のソースの名前だが、 その演奏家達を「サルセイロ」と言い、 彼らのホットな音楽が「サルサ」と呼ばれるようになった。 しかし、元々は中南米を侵略し占領したスペイン人と、 彼らが連れてきたアフリカ奴隷や原住民との間に生まれた、 クレオール達のスパニッシュとアフロ(アフリカン)の融合音楽だ。 中でもブードゥー教の呪述的なアフロミュージックの影響を受けたキューバ音楽は、 ソンアフロ(アフロキューバンミュージック)として根づき、 それがキューバのラテン音楽の原点になっている。 ![]() お気に入りのレコードジャケット。 キューバ音楽と私 私はヘミングウェイに憧れた。 ヘミングウェイは長い間キューバのハバナで過ごし、 そこであの「老人と海」を完成させたが、 その小説の中には常に酒場が登場し、 そこにはキューバのラテン音楽が散りばめられている。 現代のキューバは国立の音楽学校が幾つかあって、 伝統的なキューバのラテン音楽を教えているが、 その学校の教壇の上には、 どこもチェ・ゲバラの肖像が掲げられている。 それはキューバ革命の英雄であるからだが、 個人的にはそんな彼がキューバのラテン音楽とは似つかわしくないと思っている。 それは、チェ(ゲバラ)は、アルゼンチン出身の医者であり、 マルクスレーニンの共産革命に信奉して、 ボリビアから南米の幾つかの国を転々とし、 逃亡中にメキシコでカストロ議長(当時は少佐だったと思う)の弟と出会い、 そこからキューバ革命軍と合流した。 しかし、カストロと一緒に革命を成し遂げ、 後にはキューバ国立銀行総裁や工業相まで努めるが、 キューバ人ではないためか?他の閣僚との確執も多くキューバを離れることになる。 後にボリビアで捕らえられ死刑になるのだが、 それだけに陽気なキューバ音楽とは無縁な、悲劇的な人物なのだ。 1970年代にはマルクスレーニン主義のシンボルとして、 反戦運動の若者達に信奉され、 当時のロックコンサートにはチェの似顔絵が入ったTシャツ姿の若者を多く見る。 しかし、何故か私の好きなキューバミュージシャン達に、 そのTシャツを着る人はいない。 ![]() でも、いつの時代も、音楽は政治に無縁ではない。 パパズインの釣果情報はコチラ。
ヘミングウェイとラテン音楽 1.八丈島のトローリングと映画「老人と海」 ![]() 昨年も、八丈島でトローリング大会が5月1日から実施され、 それは年を越して、今年の1月31日まで続けられる。 これはダービー形式の大会ではあるが、 実質はトローリングの解禁である。 しかし、今まで東京都では許可されている大会以外、 トローリングが禁止されている事を、 知らない釣り人が、意外と多いのだ。 それだけ、トローリングはボートさえあれば以外に簡単に出来る、 身近な釣りなのかも知れない。 トローリングで釣れる魚はその種類も多い。 一般的には、あのヘミングウェイの「老人と海」を髣髴させる カジキマグロだろうか?。 あの壮大なティールウォークはアングラーにとっては大きな夢だろう。 子供の頃、北国の田舎で小魚を獲って遊んでいた釣り好きの少年が(私だ)、 はじめて感動した映画が、スペンサートレーシー主演の「老人と海」だった。 そして、図書館で原作を読み、更に大人になって、 あらためてアンソニークイン主演の映画 「老人と海」に出会い再び感動した。 先日、八丈島のトローリング大会のプロモーションビデオを作ったが、 その撮影は既にシーズンが過ぎていて、 残念ながらカジキマグロのヒットシーンは撮影できなかった。 しかし、スタジオでビデオに挿入するカジキのファイトシーンを編集し、 そこで再び、あの映画の感動シーンを想い出した。 2. トローリングに似合うラテン音楽 ![]() 子供の頃(1950年代)に観た「老人と海」、 その音楽はディミトリ・ティオムキンという大作曲家だ。 そして、大人になって観た(1990年)「老人と海」は、 ブルース・ブロートンと云う作曲家だ。 その作られた年代は違うので、 その音楽を一口には比べられないが、 その映画の舞台はキューバであるから、 その音楽もトロピカルでラテン色の強いものだ。 当時から釣り好きなジャズミュージシャンの私だから、 その音楽にも興味深かく、 後に両方のビデオを購入し何度も聞き比べたものだ。 時代こそ違え、共にハリウッド映画ではお馴染みの作曲家である。 ティオムキンは当時ソ連(ロシア)からの亡命音楽家で、 この映画でグラミー賞作曲部門を受賞し、 他にも多くのグラミー賞作品の作曲を担当している。 ティオムキンの音楽はその東欧的なオーケストレーションが素晴らしく、 音楽的には対位法(フーガ)を多用し、 一定の旋律をその手法から変化させ、徐々に盛り上げてゆく。 しかし、ここで単に好みだけ言うと、 映画としての音楽全体は壮大で素晴らしいが、 その中に挿入されたラテン音楽は少々で物足らない気もした。 それに比べ、ブルース・ブロートンの音楽は、 キューバ亡命ミュージシャンや、 プエルトリコなどカリブ出身のミュージシャン達を起用し、 シンプルなラテン音楽を前面に出している。 その派手さを押さえたオーケストレーションは、 逆にカジキのファイトシーンによく似合うと感じた。 (生意気な能書きだね~) やはり、釣りにはラテン音楽が似合う。それも、 とびきり古いやつ。 いま、オイラが聴いてるのはジョージシアリングの「ラテン・アフェアー」だ。 このバンドのコンガ奏者は、 キューバ出身のアーマンド・ぺラーサで、 ブルース・ブロートン監督の「老人と海」には、 ミュージシャンとして参加している。 パパズインの釣果情報はコチラ。
このところは暖かく、春めいた気候です。 島ではいよいよ、道ばた等に草花が咲き乱れます。 我が家も庭に植えた花、そして道端の雑草、どこもかしこも花芽でイッパイ。 ただ雑草も、とても可憐な花を咲かせるので、バカにできないです。 ガクアジサイなども花を咲かせてきたので、もうそろそろ梅雨、そして夏が近いんですね~。 庭に植えたストレチアや、ラン科の花、なでしこ等もありますが、殆どは名も無い草花。 和んでください。 ![]() ![]() ![]() これ、ドクダミの花ですね~。カワユイ。 (上の3つは、島では当たり前で咲いている雑草) ![]() ![]() ![]() これも、ただの雑草ですね~。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これは、ガクアジサイ。 ![]() ![]() この花は、実の部分が黒くなる。別名「ミッキーマウスの花」と言うのが判る。 ![]() ![]() ![]() ![]() この花は、幹(たて枝)に直接に花をつける。不思議な感じ。 ![]() ![]() ![]() パパズインの情報ページは コチラ。
島のジギングで最高に面白いターゲット、 それがカンパチだろうか。 魚はフィールドによって、ステータスが違う。 日本海や外房でステータスのあるヒラマサ等は、 島では大型でもやせ細る。 脂の乗りも悪く、味もカンパチと比べるとかなり差があるだろうか、 カンパチは20キロクラスでも脂に嫌な味は残らないが、 シマアジやヒラマサは独特の臭みがあり、 5キロを超えるとがっくり値段が下がる。 漁協の買値もカンパチの半値以下なので、 当然カンパチの方が喜ばれるだろうか。 しかし、稀にはマルマルとして、お腹の張った、 大型のヒラマサが釣れるが、それは美味しい。 そしてそのサイズは、大概は25キロを超える そんなカンパチやヒラマサだが、泳がせ釣りでは大型が釣れる。 特に、春のアカイカの生き餌を使うと、なぜかしら大型が釣れる。 一昨年の53キロ、48キロなど、30キロを超えたカンパチ、 また25キロを超えるヒラマサなど、大型の殆どはイカ餌だった。 そして、今年も先日だが、初めてアカイカを使った泳がせ釣り。 五十子さんたちが、20キロ以上のカンパチを5尾、 最大で33キロ、総数は10尾以上を釣ってきた。 ジギングのお客さんたちは、 「なんでイカの泳がせだけ、大きいのが釣れるの~」 と騒ぐことになる。 確かに、イカの泳がせは大型が食う傾向はあるかも知れない。 しかし、あながちそれだけとは言い難いのだ。 このイカ餌の時、私は泳がせのお客さんに 「80号以下(220ポンド)ではやらないでね~。 ドラッグは締めて、出来るだけラインを出さない釣りだから。 軸太の針じゃなきゃ伸ばされるよ~。 それに、根に潜るから、できるだけ上で食わせてね~」。 こう話す。 彼らはスタンディングのライトタックルでもPEは8号以上、 通常はPEライン10号~20号。それに220ポンドなのだ。 先日だが、Jー1グランプリが開催された。 今年は大型が釣れ盛り10~15キロクラスのキハダマグロや、 5~13キロのカンパチやヒラマサが、驚くほど釣れた。 もっとも、キープの数が決められていて、リリースの数も多いので、 それほど魚は持ってきている訳ではないが、それでも多い。 ただ、このことだけ考えると、確かに泳がせの方が、 一回り魚が大きく、ジギングは中型揃いの気もする。 しかし、よく考えると違う。 というのは、毎回ブレークの話をするのだが、今回も船長の話から、 総数で10尾から20尾の魚をラインブレークしているのだ。 要するに、大型は獲れてないのだ。 それは、日本海や、外房のジギングから抜けきれていない。 「太いラインで食わすのもテクニックのうち、 島では100ポンド以上で、大型を獲りたければ170ポンド」 わたしはこう言うが、何度言っても 一般的なフィールドの常識から抜けきれないのだ。 もちろん島でも60ポンドや80ポンドリーダーで 20キロカンパチが取れる場所もある。 しかし、たかだか年に1~2回来るアングラーで、 そんなフィールドの底根形状までは見極めがつかないだろう。 私が言いたいのは、大会で、これだけの数を釣り上るが、 15キロサイズ以上の魚はメタルジグに食いつかない、 と云うのは不自然だ。 実際に、そのシーズン始まりには私が24キロ、 平塚の草川くんが21キロをPE6号、リーダー200ポンドで釣っているので、 間違いなくそんなサイズ、いやそれ以上のサイズがヒットしている。 考えるに、Jー1グランプリ大会参加者は、 日本のジギングシーンで蒼々たるメンバーだ。 しかし、そんな彼らでも、通常のジギングタッククルから抜けきれない、 そんな甘さが、このフィールドでは顔を出す。 そんな反省を思いながらも、この大会が始まる19年前は、 今やってる150~200メートルのレンジは、 誰もやっていない未知の水深だった。 ある有名なジギングアングラーは、当時「ジギングは60メートルまで」、 私が100メートル超のジギングをやり始めた時には、 「そんな深いとこやったら、魚をスレさすだけだ~」 そんな話もあった。 そう考えると、日々進化しているのがジギングで、 も少ししたら、アカイカの生き餌で釣れるようなサイズが、 J-1大会の優勝魚になる日も近いだろうか?。 私は期待している。 ![]() ![]() パパズインの情報ページは、コチラ。
島の暮らし(チョイ、変な話) 4、サイパンの変な話。 サイパンは良く釣りに行くが、 何しろ旅行社の格安ツアー料金だと往復で3万円台だから安い。 釣りも大型魚が多いので夢は膨らむが、 この島は米軍の基地があって、まったくのアメリカなのだ。 しかし、街の看板が英語はもちろんだが、 漢字、ハングル文字が溢れ、それはアジアンリゾートだから、 さしずめサンフランシスコのチャイナタウンや、ロスのリトル東京、 ニューヨークのコリアンタウン、と同じだろうか。 もっとも、自分のそのアジア人の一人であるから、 アメリカ人から見ると同じ色合いだが。 道路は日本とは逆走行で車は右車線だ。 運転してみると判るが、通常の真っ直ぐな道を走るときは良いが、 右折や左折するときはヤバイ。 思わず日本の習慣で反対側に入りそうになるから危ない。 そして、警察は妙に威張っていて手厳しい。 特にシートベルトなどは、何処で見てるのかと思うほど、 直ぐに止められ切符を切って罰金だ。 帰国予定のある日本人は車を運転しない方が良いだろう。 釣りに行くときは、ピックアップトラックに道具を満載して、 4人は車内だが2人は荷台に乗る。 南の島だから風を受ける荷台は涼しいが、 他の車も圧倒的にトラックでほとんど荷台に乗っている。 荷台にはシートベルトはないので、 そこで立ったりゴロゴロしても良いが、 中にいる人間はシートベルトをしないと捕まるらしい。 こりゃ、変だ~~!。 ![]() 5、マナーは慣れる 韓国のチェジュ島に行った。 道を車で走っている車が、 タバコの灰を指でポンポン叩いて車外に落とし、 指ではじいて捨てる。 あまりにも多いので驚いた。 しかし、よく考えると、 高度成長気の日本でも良く見た光景だ。 むかし、北京にいったとき、 綺麗な女の子が平気で「フン!」と手鼻をするのには驚いたが、 今はよほど田舎でも行かない限りは見ないと云う。 やはりマナーは慣れだろう。 そういえば、チェジュ島では韓国のアングラーと一緒に食事をしたが、 尻に火のつくような激辛料理と真露(韓国焼酎)をしたたか飲んで、 そのあと皆で港にイカ釣りに行った。 当然のごとく酔払い運転だ(オイラは助手席)。 バスアングラーのリー君がイカを釣ったので、 戻って刺身で食おうと思ったら、 一緒のチョウさんが、その港のおまわりさんにパトカーで連れて行かれた。 「やっぱりタクシーで来た方が良かった~、 酔払い運転で捕まっちゃったよ~」 そう言ったが誰も騒がない。 まもなくチョウさんが、おまわりさんと一緒に、 シチリンと練炭、焼酎、コッチジャン、醤油を持ってきた。 釣りをしている横で、そのイカを丸焼きにし、 さらに輪切りにし、コッチジャンを付けてムシャムシャ、 真露をグビグビッ。もちろん、おまわりさんも一緒の宴会だ。 八丈島も、昔は飲酒運転は取締りが甘く、 友人の漁師などは車にビールを積んでいた(今は時効だろう)。 やはりマナーは慣れのようだ。 ![]() パパズインの情報ページはコチラ。 今回の釣り情報は、チョイすごいよ~。
島の暮らし(チョット変な話) 2、怪談奇談 島の若い子と友達になり、我家にしょっちゅう遊びに来るようになる。 音楽好きで、釣りも好きだから話も合う。 一緒に石積ヶ鼻という場所にメジナ釣りに行ったが、 その場所は昔から何人も波に浚われた場所で、 横に亡くなった人の石碑もあって、 何かオドロオドロした感じだ。 私は45センチぐらいのメジナ釣り、 後ろの溜まりに入れ更にやる気満々だが、 ここで奴は幽霊話を 「パパ~、ここに2人の釣り人が来て、 つりをしていたら~、その一人に横から女の人がきて、 釣れますか~。 釣れたら魚をください~、って言ったらしいんだ~。 釣れないヨ~と応えたが、もう1人が離れて見ていたらしく、 それがなんと女の人の首だけフワフワ浮いてたんだって~」 ご満悦の気分が、そんな怖い話を聞かされ背中がゾクゾクする。 変な気配がして後ろを振り向くと、 溜まりに入れたはずのメジナがない。 「おい、メジナが消えたヨ~」 「またまた~、悪い冗談でしょう。魚を下さい~なんて言われたの~」 あまりにもオゾイので、もう一度そっと振り返り溜まりを捜す。 しかし陰も形もない。 上の断崖からコロコロっと石が落ちてきた。 その断崖の先でイタチが倍ぐらいありそうなメジナを咥え、 必死でよじ登っている。 魚を盗まれてホッとしたのは始めてだ。 ![]() 3、登龍峠(のぼりりゅう峠)のトイレ 女房殿と良く山に行く。 三原山にある登龍峠だが、それは絶景の場所で、 その展望台で弁当を食べることにする。 この日は、冬だと云うのにポカポカ暖かく、 まるで春でも告げるようにメジロがピッコロを奏でる。 「ああ~、今日は何か気分が良いワ~、 お弁当の玉子焼きも美味しいし~、 ゆっくり休んでから登りましょう」 「んん、そんならチョイト、トイレでもいってくるわ~」 ここには綺麗なトイレがある。 まあ公共工事だが、観光客の為の 「おもてなしの心」だと思うとアッチコッチに作っても腹は立たない。 それにしても、何と云う心地良さだろう。 ズボンを下ろして便器をまたぎ、排便行為に及ぶが、 まるで自然の中でことに及んでいるような開放感だ。 見上げると、暖かい陽射しが体を覆い・・・・・・、 「まてよ~~!!」、なんと、 このトイレには大きな天窓があり上からまる見えだ。 思わず外に出ると、このトイレは裏が土手になって簡単に登れる。 女子トイレも同じ構造だ。 「お~い、おまえトイレに入ってっみろ~」 トイレに入った女房殿は、 「これは上から丸見えじゃないの~、 こんなの落ち着いて入ってらんない~、 ったく~、何を考えて作ったのかしら~」 確かに自然の中の開放感はあるが、 上に登ったら簡単に見えてしまう。 見る気が無くたって、簡単に覗ける。 作った人は深く考えなかったのだろうか。 ![]() 確かにここからの景色は絶景なのだが・・・・。
GWから私のジギング取材、そしてJ-1グランプリのジギング大会、 更にメーカーのリールテストの釣行、更に更にキャスティングのガイド。 全く休みの取れないバタバタした日が続くさなかに、 井上さん達が石鯛釣りに。 八丈島は石鯛の濃いフィールドでもある。 そんなフィールドに住んでいるのだから、 オイラもチョコマカト石鯛は楽しむ。 ただ、防波堤や手近な磯場で愉しむので、決して大型狙いではない。 1キロサイズ前後のもので十分、 それもライトタックル感覚でヘチ釣りが良い。 通常の落し込みも良いが、何しろルアーマンであるから、 ベイジギング用のベイトタックル。 PE1~2号にリーダーは50ポンド。 (ルアーマン的には、ナイロン20ポンドにダブルラインで、 リーダー50ポンドも良し) その先にチモトに編み込を入れた7号ハリス(フロロ) に石鯛針の13号ぐらい。大きめのガン玉。 餌は、ちぎったブラックタイガーかウニの芯。 食べる分、1枚釣ったら帰ってくるような釣りだが これが、ムチャクチャ楽しめるのだ。 そして、井上さんと関西の黒鯛釣りで有名な兼松さん達が、 黒鯛タックルで取材。 ご一緒できなかったが、オイラの秘密ポイントで(笑)、 ななんと、イシガキを15枚以上釣った(3枚だけキープ)。 ![]() さすがに、この釣りのアスリートは違うね~。 以前から、何の釣りでも、ライトタックルの楽しさを提唱しているオイラ。 もっともっとこんな釣りを楽しんで欲しい。 (落とし込みスタイルは、黒鯛ファンにも相当楽しめる) 私も、このスタイルではないが、ルアーマン的な石鯛釣り、 その愉しみ方を、みなさんに提唱していきたい。 むっちゃ楽しいョ~。
島の暮らし(チョット変な話) 1、 流人 時代劇の映画ファンで『遠山の金さん』を知らない人はいないだろう。 テレビドラマでも、どのぐらい放映されただろうか。 演じた俳優さんだけでも、 片岡千恵蔵、松方弘樹、西郷輝彦、松平健、など、など。 特に印象的だったのは杉良太郎、 なんて思ってるのはあくまでも個人的な見解だ。 八丈島は流人の島である。 その遠山の金さんが、 「おい、おい、おい~、この背中の桜吹雪が見覚えね~か~」 と啖呵を切り、相手がギャフンとしたところで袴(はかま)を直し 「八丈島に遠島を申し付ける~」、 このくだりは、あまりにも有名だ。 しかし、この流罪というのは明治時代まで続いたらしく、 いま八丈島に住んでいる私の父親ぐらいの方々は、 かすかに聞き覚えのある話になるのだろうか?、 そんな遠い昔の話ではないのだ。 島に来たばかりの頃だが、 島では珍しいトヨタの新車に乗っていた (潮風で車が錆び易い島は、ほとんどが中古車が多い)。 しかし、その車が突然に消え、 どうやら島の中学生が、珍しかったのか?盗んで乗り回し、 山道で動かなくなって乗り捨てたらしい。 全く何処にも悪ガキはいる。 親が謝りに来て、その車を修理したので、 若干不満だったが一件落着した。 しかし、その話をタモサンと云う高齢の船頭に話したところ、 「それは、あそこの息子だからしょうがないよ~、 祖先がドロボーで流されたんだから~」 これは可笑しい。 タモさんの祖先も流人だった話を聞いているので、 更にタモさんに聞く。 「だけどタモサンも、祖先は同じ流人でしょう」 「ああ、でもウチは公金横領で流されたんだから~」 胸を張って威張っていた。 良く考えると、中々凄い話だが、 でも、憧れの時代劇、 その中で生活しているような気分になって来るから不思議だ。。 ![]() パパズインの情報ページ。
J-1、昔の話だが、一回目から参加しているウェッツの斎藤君は、 当時「コモズ」というチームで初参加した。 そして、その年の大会は、大型のカンパチが釣れ盛ったのだが、 最大は彼の釣った26キロカンパチである。 ただ、衝撃的だったのは、 彼はジギングが初めてであり、初参加と言う事だ。 もっとも、泳がせ等の釣りに精通し、 このサイズは釣っているので、 それほど慌てなかったらしい。 しかし、彼の力もあって、 一日目は圧倒的なポイントリードしたコモズだが、 そこでリーダーの小栗が驕ってしまう。 1日目終了後の懇親会で、 「ハッハッハッハ、優勝確定だから~、 グビグビグビ、フニャフニャフニャ・・・」 と酒を飲みすぎて、翌日はリーダーが全く戦力にもならない。 結局チーム戦なので、 カンパチ、キハダマグロ、ハガツオを揃え、 全員が満遍なく釣ったパームスチームに、 勝利をもぎ取られてしまった。 ![]() (個人優勝の土屋くん、キハダを12日2尾13日2尾、ほかにカンパチも) それにしても、いつも思うのは、 この大会は初参加が強いということだ。 今年は仙台から初参加した「ピラニア&ウミマン」が、 災害からの復興『頑張れ東北』を背負い意気込んでいた。 実はこの前々日から、私が取材でこのポイントを攻めている。 そして、落ち込みの180メートルラインから、 中層のベイトにキハダマグロが着き、 カンパチもその周囲にいることを確認済み、 彼らがプラで乗船する船長とは、 その中層を攻めるよう話をしていたのだ。 そして、ボトムを取らずに中層あたりを狙うジギングを、 なまじの予備知識がないので、素直に実行し、 大会前日のプラでキハダマグロやヒラマサを釣り、 勢い込んで本戦に挑むことができたのだ。 ![]() ![]() 勿論、本戦では抽選で「潤航丸」という、 私が取材で乗船した、最も信頼している船を引き当てたことも大きい。 その結果、キハダマグロの10~15キロを数揃え、 初日トップに立ったのだ。 しかし、2位に着けたのが試合巧者の 「スタジオ・オーシャンマーク&Veinz」、 の手練たちだ。 更に、この。「スタジオ・オーシャンマーク&Veinz」は、 前日にプラで「ピラニア&ウミマン」が乗った 「松丸」に乗船したのだから勢いがある。 さらに、ここにも、新人が2人もいて、 その新人がポイントを稼ぐ。 2日目にはキハダマグロの他に、 カンパチやメダイをチーム全体で満遍なく釣り上げ、 僅差で逆転優勝を果たす。 (個人優勝も、新人でキハダを2日間で4尾揃えた土屋君) やはり、なまじ島のジギングに慣れないアングラーは謙虚になる。 「釣りたい」「足でまといになりたくない」そんな気持ちが、 私や船長の話を素直に聞く気持ちになり、 それと船長の勢いが巧く噛み合って結果が出るのだろう。 そして、今回の大会でもっとも私を喜ばせたのが、 ゲストの村越さんが乗船する 「国`Sファミリー」(ダイワとの混成チーム)だ。 まず、J―1グランプリの大会ルールは厳しい。 しかし、そのルールには楽しさがイッパイ詰まっている。 まず、リリースポイントもあるので、 3キロ以下は完全リリース(持ち帰ると失格になる)だが、 対象魚の小型を数釣ってリリースすることもポイントになる。 更に、一日で1魚種は2尾まで。 総数は他魚を入れても5尾までだ。であるから、 例えば、最初に4キロのカンパチを釣ったら、 大概はそれをキープする。 しかしキープした魚は全て検量だから、 検量しないと持ち帰れない。 そして、2尾目に8キロをキャッチした場合、 持ち帰りたいためにキープすると、 もし他チームが8キロ以上の対象魚を釣り上げていたら、 優勝はその時点で無いことになる。 優勝を目指すのであれば1尾目のキープする魚から、 慎重に考慮することは必要なのだ。 そして、今回は「国`Sファミリー」リーダーの西野成彦が、 2日目に5~8キロを2尾ランディングした。 それでも、別の魚で検量できれば逆転の可能性は残る。 そして、終了近くになって大型をヒットさせた。 釣り上げたのは推定で18キロだが、 残念ながら、同魚種のカンパチである。 清洋丸船長は「パパに聞くから、待って~」と携帯を手にする。 しかし、電話の届かない場所だ。 もちろん、船上での検量も、船長の采配で許されるが、 しかし、西野や村越さんの決断は早かった。 悔しがる船長を説得し、船中のメンバーと一緒に、 その18キロのカンパチをリリースしたのである。 リリースポイントは、1キロの魚でも18キロの魚でも同じ、 リリースしても優勝に近づく訳ではない。 しかし、それは正々堂々とした戦いぶりである。 戻ってきた彼らは清々しくも誇らしかった。 大会にはルールがある。 それは、参加している以上、そのルールは守らねばならない。 しかし、こんなルールだからこそ、 優勝を逃したといっても、堂々と胸を張ることが出来る。 大会の表彰式の最中に、その清洋丸船長から電話が入る。 18キロのカンパチをリリースしたことに、 文句を叩かれるかと思ったが、 逆に大型魚をリリースした事に、えらく感動し 「パパ~、魚は元気に泳いでいった。 こんな大会に参加できて嬉しいっ!、ありがとう」 船長にも、この大会は大きなステータスになったようだ。 そして、彼の言葉に私は思わずウルウルしてしまった。 釣りと言っても、このJ-1グランプリはフェアーなスポーツの大会だ。 それは、参加アングラーが楽しむだけではなく、 見る人にも大きな感動を与える。 アングラーだけではなく船長の意識も高める。 ![]() ![]() それにしても、今回のJ-1、プラも含め、 ランディングされたキハダマグロの数だけでも50尾を超える。 他にも、大型のカンパチ、ヒラマサ、メダイ。 それは、リリースされた魚の数も相当である。 その魚達が、多くの子孫を残し、このフィールドを豊かに守るであろう。 パパズインへのお問い合わせ 04996-2-3888 メールはコチラ。 J-1グランプリの写真はパパズインの情報ページで公開してます。 http://www.papasinn.com/
島の花と暮らし 9、ブーゲンビリア ブーゲンビリアは鋭い棘の持つ植物で、 それは沖縄や小笠原諸島はもちろん、 ハワイでもサイパンでもパプアニューギニアでも、 暖かい場所なら何処にでも咲いている。 赤や紫の鮮やかな色だが、 花びらになっているのが実はガクで、 中心に雌蕊のように見える小さな白い部分が花らしい。 我家のブーゲンビリアは淡いブルーだから、 真夏の暑い日差しだと涼しげだが、 それだけに寒い時期には、さらに淡い色になってくすんで見える。 ところが、夏になると驚くほど成長が早く、 南国の花を主張しているかのように幹を太くし、 新芽は(枝だが)一晩で2~3センチも成長する。 さらに、下の幹はあくまでも硬く、 それぞれがカッチリと絡まりあって、 その鋭い棘でガードし何人も寄せ付けない。 それは、如何にも南国の花だ。 私は北国育ちだが、何故か寒さには弱い。 夏は炎天下でも重たいメタルジグをガンガン振る釣りをするが、 冬の釣りはたくさん着込んで動きが悪い。 その為に、冬のジギングは疲れが早いのであまり好きではない。 とうぜん冬は南の島に遠征が多くなり、そこで女房殿に 「あなた~、何で冬になると家にいないの、 先月はサイパンでしょう、そのあとパプアで、 それからクリスマス島だって~、ったく~」 「はいはい、申し訳ないですね~」 それにしても、女房殿の言葉にはトゲがある。 まるで、ブーゲンビリアの古木のようだ(言いすぎかなぁ)。 ![]() 10、オクトパスツリー 「タコの木」と言われる、 地面よりも1メートルほど上から根を這わす木がある。 このオクトパスツリーは、 直訳ではその名になるので勘違いしそうだが、 実は「タコの木」とは全く違う木で、 別名アンブレラツリーといって、それは葉の形がまるで違う。 ただ、マングローブの樹木のように、 上から蔦状にタコの足のような根を這わす事では一緒だから、 やはり熱帯雨林には良くある木であろう。 そのオクトパスツリーが、 我が家の庭の中心に大きく葉を広げている。 この木は10月頃、 縦に並ぶように傘のジャバラ状の花を咲かせるのだが、 それが2階のベランダから見ると鮮やかなピンク色で美しい。 そして、この花の甘い香と蜜に誘われるように、 毎日数十羽のメジロヤホオジロが集り、 その軽やかな歌声を競演するので、それは賑やかである。 しかし、そんな美しい鳴き声も程度問題で、 それが連日になると公害のようなもので大いに煩い。 よほど追い払おうかと思ったところで、 これに力を貸してくれたのが我家の飼い猫「よもぎ」である。 普段、昼は寝ているネコだが、 あまりにも煩いからだろうか?鳥達が群がるオクトパスツリーによじ登る。 しかし、俊敏な猫ではないから、 鳥達を脅かすだけで一気に逃げられると、 その後は間が持たないのかキョロキョロしてネコ踊りをする。 しかし、暫くは静かになるので、それも愛嬌、 上手くバランスが取れている。 ![]() (10月中旬に花を着けるオクトパスツリー) パパズインの情報ページはコチラ。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
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