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新潟県柏崎市の「柏崎トルコ文化村」売却に伴う経緯の中で、同市(市長)とトルコ大使館の間で、単なる行き違いとしては済まされない不手際があり、両者が対立している。
これは、もはや一地方自治体を超えて、外交上の国益を左右する問題であると考えられるので、注意深く推移を見守りたい。これまでの経緯を、簡単にまとめる。 ---------------------------------------- ◇詳しい経緯は→三井田議員サイトへ ◇情報公開請求による関連書類(pdf) 7枚 -- 大まかな文書内容 -- 1.駐日トルコ大使および駐日トルコ商工会議所会頭と柏崎市長との書簡の経緯 2006.3.15 2.文書1(所在不明)2005.3.31 会田新市長への挨拶と、トルコ文化村がありながら、いまだに姉妹都市提携が無いので提携に向けての手伝いがしたいという提案。 3.文書2(所在不明)2005.4.6 文書1の続き。トルコ文化村の閉鎖を知り、駐日トルコ商工会議所が貸借運営を希望しており、その企画を聞いて欲しいという内容。 4.書簡 駐日トルコ商工会議所会頭→会田市長へ 2005.6.1 トルコ大使文書2の後を追い、会田市長との会談可能な日時の問い合わせ。 5.文書3 トルコ大使→会田市長への怒りの文書 2006.1.31 6.書簡 会田市長→トルコ大使へ 2006.2.28 駐日トルコ商工会議所からの提案のあとも、他社の引き合いがあるから公募にて譲渡先を決める。応募すれば検討するという内容。 7.書簡 会田市長→駐日トルコ商工会議所役員各位へ 2006.2.28 6の書簡と内容は同じで、募集要項の添付案内。 ※募集要項(pdf) ◇柏崎日報Online -- トルコ文化村関連記事 -- ☆ ☆ ☆ -- 経 緯 -- ◇トルコ文化村オープン(平成8年)以来、経営不振のため市からの財源投入が複数回にのぼり、市の負担が問題であった上に中越地震の被害を受け閉鎖された。(当初民間経営で始めたが、融資銀行の破綻で柏崎市が買い取り、民間に貸し出し経営) ・平成17年3月 (株)KTVの解散、柏崎トルコ文化村閉鎖。 ・平成17年3月31日<文書1> トルコ大使→会田市長へ書簡(所在不明) ・平成17年4月6日<文書2> トルコ大使→会田市長へ書簡(所在不明) ・平成17年6月1日(議会への説明無) 駐日トルコ商工会議所会頭→会田市長へ書簡。 この書簡で<文書1>と<文書2>の存在を知ったという・・・(市役所側の主張) 在日トルコ大使館に書簡の内容を確認、FAXにて写しを送ってもらう。 ・平成17年6月23日(議会への説明無) 会田市長、観光交流課長→トルコ大使館へ。 ・平成17年7月31日 会田市長記者会見にて発表。 「できるだけ早く方針を決めたい。土地・建物の売却も含めて処分を考えていく」 「観光施設というコンセプトにこだわらずに、土地利用を考えていきたい」 ・平成17年12月 旧・柏崎トルコ文化村の公募開始 ・平成18年1月31日(議会への説明無) トルコ大使→会田市長へ怒りの書簡 「本件に関しては、日本人らしからぬ注意力と几帳面さを欠いた行為であると思わざるをえません」 ・平成18年2月28日(議会への説明無) 会田市長、産業振興部長→トルコ大使館を訪問 駐日トルコ大使、駐日トルコ商工会議所会頭に書簡を渡す。 ・平成18年3月3日 駐日トルコ大使館一等参事官、駐日トルコ商工会議所会頭→旧・柏崎トルコ文化村を現地視察。 ・平成18年3月 情報公開請求により、トルコ大使館とのやりとりがあったことが判明。文教経済常任委員会にて、 報告を求める。 ☆ ☆ ☆ ◇ 問題点 <両国の歴史的な友好関係を無視(配慮が感じられない)した対応> ・公式文書1.2の紛失(?)。 ・トルコ大使への返事なしに公募を開始。 ・経緯、方針を議会へ知らせず。 ・公募リストの中に、トルコ政府から寄贈されたトルコ国父「ケマル・アタテュルクの銅像」が含まれる。 ☆ ☆ ☆ ◇ 問題発覚からの流れ 3月24日(金) 三井田議員による関係者の聞き取り、及びブログ掲載。 28日(火) チャンネル桜「報道ワイド日本」に出演、問題提起 (すぐに当ブログ他で掲載) 29日(水) 同上「地方議員アワー」収録 三井田議員他、杉並区・渋谷区・中央区・埼玉県久喜市・座間市、各議員出演。全国地方議員の柏崎市への抗議活動の確認。 30日(木) 市役所への抗議メールにあわてた市長が、三井田議員への聞き取りもせずにトルコ大使館へ「状況説明」のため訪問。 〃 2ちゃんねる(ニュース議論板)にてスレが立つ 【親日】トルコを侮辱する会田洋・柏崎市長【友情】 4月1日(土) 以下 <三井田議員ブログ引用> 9時から来客。トルコ文化村関係であった。同じ話題で10時過ぎにも来客。市民として、なんで私が市長に噛みついたのか理解できない、といったご意見であった。ことの経緯を丁寧に説明し、公開された文書をお見せしたところ、 「こりゃ、柏崎だけの モンデー(問題)に終わらんのぉ~」 とのこと。これが普通の感覚であろう。 このトルコ大使への対応についての抗議の声は、他にもメールや電話などで頂いており、トルコ大使館がある渋谷区は前議長をはじめ、現地視察の申し出を頂戴している。全国の地方議員からの声も上がってきているので、数日のうちに大きなうねりとなってくるであろう。 3日(月) 筆者雑感 両者の陰(第三者)で陰謀説が飛び交っている。当事者の確認は無い。ニュースソース、物的証拠の有る無しを見極めなくてはならない。そこでまずカギとなるのが「2通の公式文書」。市長側では「受け取っていない」と発表しているが、郵便記録で明らかになるのではないか。何故調査しないのか。市長側の発言からは、誠意は窺えない。 --- 市の考え方はそのつど説明して理解を得ているとし、公募を中止するつもりはないと答えた。トルコ側に活用の意思があるなら公募に応募してほしいことも伝えたという。議会に報告しなかったことについては「説明するような中身はなかった」と述べた。 ---柏崎日報3.16 4日(火) 「世界日報」で記事が配信された -- 前略 -- さらに関係者が怒っているのは、市が「友好の証し」として寄贈した国父ケマル・アタチュルク像も売却公募に含まれている点だ。担当課は、「有効利用してもらえるのであればお願いする。そうでなければ市で協議するとしており、これは売却ではない」と説明。 だが三井田孝欧市議は、「有効利用など条件を出すこと自体が間違い。トルコ大使館と問題を整理して、大切に扱う方策を伝えた上で公募すべきであり、市のやり方は礼儀と歴史を知らぬ恥ずかしい行為」と批判。 トルコ大使館のある渋谷区やエルトゥールル号事件の起きた和歌山県をはじめ、全国の地方議員などが抗議の署名を集め、市長に申し入れを行う動きも出ているという。柏崎市広報課によれば抗議、苦情のメールが先週金曜日までに五十通届いている。 5日(水) 応募状況と市長の記者会見 抗議を尻目に、予定通りに明日から選考に入り、7月に譲渡を終えるとある。記者会見の記事では、問題点について殆んど触れていない。トルコ大使からは「柏崎市政に干渉するつもりのないことや感謝の気持ちなど」が述べられたとだけあるが、封じ込められたという印象が残る。 2ちゃんねる掲示板に、反撃と思われる論点のズレた書き込みが増えている。彼等は、争点を「売却」に誘導し、また、ソースの無い情報を絡ませる。完全無視すること。 <続・「トルコ文化村問題」まとめ>へ ---------------------------------------- ここまでが、これまでの推移である。 三井田議員からの問題提起は、「一つの独立国に対する態度、そして情報公開という点」であり「今回の事例を大きな視点で捉え、地方自治体と国益の関係、トルコと日本との歴史の周知、ひいては歴史を知ることが平和への道になる」との視点から発せられたことである。 「閉鎖した柏崎トルコ文化村が売れる、売れないという小さなことではない」 これらは、抗議行動にでた我々の気持ちと、合致するものであると理解して頂きたい。あくまでも、両者にシコリの残らない和解を希望するものである。 トルコ大使館 (ソルマズ・ウナイドン大使)へのメール 柏崎市、会田市長への手紙(メール) 内閣官房メールフォーム 各府省へまとめて送れるメールフォーム
わかり易いですねー。
毎日色んな動きがあるようですが、市民が事情を 聞きにくるのが最も効果大でしょうか。 >>数日のうちに大きなうねりとなってくるであろう 他の地方議員も、一市の問題ではないと考えての 行動で、期待したいものです。(2006.04.02 11:54:32)
aki さん
>本当に柏崎だけの問題ではないですよね・・・ >柏崎市長は無礼ですわ。 ----- テーマパークを作れば儲かると、勘違いしたのか何なのか、その殆んどが破綻してエライ目にあってるようだけど、外国をテーマに選ぶなら、相応に覚悟しなきゃねぇ。 作るときは喜ばれるから簡単だろうけど、いざ閉鎖となるとねぇ。なのにこんな失態、目も当てられない。こじれなきゃいいんだけどな~。。。(2006.04.03 04:58:00)
小楠さん
>わかり易いですねー。 >毎日色んな動きがあるようですが、市民が事情を >聞きにくるのが最も効果大でしょうか。 >>>数日のうちに大きなうねりとなってくるであろう >他の地方議員も、一市の問題ではないと考えての >行動で、期待したいものです。 ----- ありがとうございます^^。 今回のことで、トルコとの歴史的な関係がもっと知れ渡るといいですね。 まったく・・仲良くしなきゃいけない国を間違ってますよね、い~ぱいあるのに。(2006.04.03 05:06:52)
大変分かりやすく、おまとめ頂きましてありがとうございます。
柏崎トルコ文化村は当初、新潟中央銀行の融資により、あくまで 民間での開園となりました。 私も当初、何故、柏崎にトルコ文化村なんだ?という印象は ありましたが、新潟中央銀行の破綻により1回目の閉鎖、柏崎市 による施設の買い取り、民間会社への貸し出し運営がはじまった 際には、柏崎市の財産となった以上、なんとか成功してほしいと いう思いでございました。 閉鎖に到った点は残念でありますが、ご指摘のように閉鎖後、 トルコ共和国とのこれまでの友好を壊さないかたちでの対応を すべきであったと思っております。(2006.04.03 06:51:15)
三井田孝欧さん
> 大変分かりやすく、おまとめ頂きましてありがとうございます。 > > 柏崎トルコ文化村は当初、新潟中央銀行の融資により、あくまで >民間での開園となりました。 > 私も当初、何故、柏崎にトルコ文化村なんだ?という印象は >ありましたが、新潟中央銀行の破綻により1回目の閉鎖、柏崎市 >による施設の買い取り、民間会社への貸し出し運営がはじまった >際には、柏崎市の財産となった以上、なんとか成功してほしいと >いう思いでございました。 > 閉鎖に到った点は残念でありますが、ご指摘のように閉鎖後、 >トルコ共和国とのこれまでの友好を壊さないかたちでの対応を >すべきであったと思っております。 ----- 日本海への眺めが、ボスボラス海峡に似ているとありましたが・・、よほどトルコに思い入れがあったのでしょうか。まことに残念ですね。これからが勝負とも思えますが・・。 三井田議員がいなかったら、闇の中だったでしょう。トルコとの友好を崩さないよう、監視したいと思います。ゾッとしますから。 (2006.04.03 13:35:58)
一国の大使の書簡が二回分なくなっているとか、視察に来ても役職者が対応しないとか、もはや礼儀をしらない無礼者、といった感じですね。閉園はしかたないとしても、とにかく銅像を売却リストにいれてしまう無神経ぶりには空いた口がふさがりませんね・・。
これは公式に謝罪すべき問題だと思います。(2006.04.25 19:05:15)
会長0804さん
>一国の大使の書簡が二回分なくなっているとか、視察に来ても役職者が対応しないとか、もはや礼儀をしらない無礼者、といった感じですね。閉園はしかたないとしても、とにかく銅像を売却リストにいれてしまう無神経ぶりには空いた口がふさがりませんね・・。 >これは公式に謝罪すべき問題だと思います。 ----- コメントありがとうございます。 毎日新聞で、英文でも掲載配信されたようですね。トルコの方へは知られたくない恥ずかしいニュースで、本当に情けない・・。(2006.04.25 19:12:40) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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