天津の爆発事故現場を「海港エコ公園」として整備する計画を明らかにした
原因究明も済んでいない中での発表に批判が相次いでいる
11月に着工、公園は24ヘクタールで小学校や幼稚園も敷地内に建てる
天津の爆発事故現場、早くも公園化計画 批判相次ぐ
朝日新聞 2015年9月5日 21時53分
引用元:http://www.asahi.com/articles/ASH955TGNH95UHBI01K.html
160人超の死者を出した中国天津市浜海新区の爆発事故に関連し、同市は事故現場を「海港エコ公園」として整備する計画を明らかにした。国営新華社通信などが5日、伝えた。大惨事の犠牲者の追悼碑なども建てるとしているが、原因究明も済んでいない中での発表に批判が相次いでいる。
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天津爆発の跡地を公園に 早すぎる再開発に批判 (2015/9/6)
映像:ANNnewsCH
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=1azUFh0aBlU
爆発跡地に海港生態公園(エコパーク)を建設
8月12日に天津爆発事故があり、そろそろ1か月。161人の死者、12人行方不明者もいるわけですが、まるで過去のことにしようとしているのか、爆発跡地に海港生態公園(エコパーク)を建設する計画を発表して、11月にも着工するらしい。
早い話、ある種の隠蔽工作ではないかと、批判が相次いでいるようだ。まだ原因の解明や責任の追求が進まないにもかかわらず、跡地で公園作りますとか、どんだけ寝ぼけているのか。
公園つくる金があるなら、補償はどうなっているのか、そこら辺もはっきりさせろと言っている人たちもいるようだ。
計画によると、来年の7月の完成を目指すという。完成予想のイラストを見ると、24ヘクタールの敷地が緑うっそうとした公園で、何やら真ん中に・・・池? まるでその池が、爆心地に開いた巨大な穴をそのまま使ったようにも見える。(笑)
大量の有毒な化学物質が周辺に飛び散ったということを忘れてはいないか?
まずは、土壌改良から始めないと仮に池を作って魚を放ったとしても生きていけないのでは。
植物だって、そのうちみんな枯れてしまう可能性があるのでは。
逆のことも言えば、ここは安全だとアピール材料にするために公園をつくるのだろうが、どうなるやら。
ウサビやニワトリで安全性アピール
天津爆発現場近くに檻に入れたウサビやニワトリを置いた写真を公表して、汚染がないことを逆証明しようとしていたとかで、「2時間放置しても問題なかった」と報じられたらしい。(笑)
ただ、同時に公開された写真では、ガスマスク姿の作業員が映っていたりで、当然そんなもので住民の不安が払拭されるわけもない。
事故前に着工していた小学校や幼稚園も敷地内に建てるということのようだが、子供をここで育てるのかという驚きもある。
死者の数に疑問?
爆発事故による責任者の追求もまったく進んでないようだが、そもそも死者が本当に161人程度なのかとう疑問を持っている人たちも多くいるようだ。
というのも、出稼ぎ者の死者の数があまり入っていないようなのだ。161人の内訳を見ると警察や消防関係者などが多く、丸焼けになった200世帯のバラックには、人が住んでいなかったのかという疑問があるからだ。
事故直後で、住民らしき人たちが火傷で全身の皮膚がただれ歩いている様子の映像などもあるが、この人たちの人数も正式に発表されていないという非常に不可解ことになっている。
中国高速鉄道の転覆事故の際、列車を埋めてなかった事にしてしまえとうやり方を今だに中国はやっている。
関連サイト
・天津大爆発 習近平政権が隠蔽する「5つの疑惑」~実は犠牲者千人超、経済政策の失敗をうやむやに? - 現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44874
・[写真特集]中国・天津爆発、化学物質めぐり不安広がる - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00010000-yjnews-int.view-000
・2011年温州市鉄道衝突脱線事故 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/2011年温州市鉄道衝突脱線事故
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