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皆さん、モースって誰か知っていますか?
そう、歴史の教科書で必ずでてくる「大森貝塚」の発見者です。 実はこのモースさん、日本に滞在したのは約2年だったのですが、その間日本をあちこち旅して写真を撮ってアメリカへ持って帰っていたらしいのですね。 掲題の本はその保存されていた約300枚の写真集です。 たった百年前ですが日本にはまだほとんど写真のない時代です。これはとても貴重で興味深い写真です。特に幕末-明治期の時代が大好きな私にはこのビジュアルで見れる記録はたまりません! 上野・銀座・愛宕山、どの写真もとても興味深く、想像はしていても、あまりの違いにびっくりしてしまいます。上野に大仏があったなんて知ってました? 街だけでなく、人々が農作業・織物・商いなどの活動をしている写真もあります。 一番驚いたのは、 (1)「江戸川橋」の写真 比較的家のそばなのですが、今では自動車の通行量の非常に多い殺伐とした街なのですが、当時は、神田川も美しく橋もきれいな丸木橋です。この江戸川橋を是非一目見てみたい! 余談ですが、神田川の飯田橋より上流を昔、江戸川といっていて、そこから「江戸川橋」という名がついたのですね。 (2)人の背が低い! 日本人の顔つきなどはそれほど変わっていないですが、とにかく背が低いです。 男性でもせいぜい160cmくらいではないでしょうか。 この本、絶対一見の価値ありです! ぜひ一度見てみてください! (おすすめ:百年前の日本/モースコレクション:小学館:\3,800) 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/07 09:38:09 PM
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