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カテゴリ:小説
「悪夢のエレベーター」(木下半太・著)を読みました。
この小説を読むにあたって特に予備知識もなく買って読んだのですが、 もともとブログの小説から出版化したものだそうです。 そして、深夜のテレビドラマ化、舞台化、そして2009年の秋には映画化 だそうです。 内容はあまり書くとネタバレになるのでさわり程度ですが・・・。 4人の人間があるマンションのエレベーターに閉じ込められます。 閉じ込められた4人は、浮気相手の女性の部屋からでてきた28歳のバーテン の男、バツイチで不動産関係の仕事をしている37歳の男、 ニートの24歳の男、専門学校生の21歳の女。 ところが、途中でバーテンダー以外の3人には犯罪暦のあることが判明、 そしてエレベーターの密室で事件が起こっていくといったものです。 この4人が閉じ込められたのは仕掛けられたもの。 そして仕掛けられたこと自体これも仕掛けられたものということが、 読んで行くうちに判明していきます。 著者の木下半太はもともと、俳優・劇作家ですので会話中心の書き方の印象 です。また、密室の話ですので舞台化などもしやすかったのではないかとも 思います。結構おもしろく、ほぼ一気に読んでしまいました。 「悪夢のエレベーター」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 21, 2009 04:50:28 PM
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