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カテゴリ:小学校・幼稚園
サリとスズの小学校は、 全校生徒 150人ほどの小さな学校です。 一クラス20人以下 とスクールポリシーにうたってあるとおり。 それだけでもありがたいな 少人数の方が目が届くからね~ と思っていますが、 この学校は、先生がたくさん居ます。 一クラスに2~4人。 アシスタントティーチャーだったり ボランティアティーチャーだったりしますが、 たいてい複数の先生で子ども達を見ていてくれます。 先生が、子ども達にプリントをさせている間に、 他の先生が、一人ずつ子どもを呼んで、 リーディングのチェックをするとか、 スペリングで遅れている子を3人くらい集めて 集中的に教えるとか、 サイエンスの実験(と言ってもたいしたことはしていませんが)の 時には、5人に1人の先生がついて じっくりやってくれるとか。 子どもにとっても、親にとっても ありがたいな~ と思うことが多々あります。 先日、サリのことで気になって 担任の先生と、校長先生、カウンセラーの先生(常勤なんです)に 相談しました。 何を相談したかと言うと、 サリが学校で全く喋らないことについて。 補習校ではしゃべりすぎてレッドカードをもらってしまうサリは、 英語になるととたんに超・超・超シャイになって こちらに来てすでに3年が経ったのにも関わらず、 今だ、 「恥ずかしい・・・・・」 と言って、学校で喋ろうとしません。 リーディングやライティングは全く問題ない と言われていますが、 とにかく喋らない。 なので、ESLの先生をつけてもらうとか、 スピーチセラピストを要請した方が良いのか と言うことを相談したわけです。 でも、サリの場合、英語が分からなくて喋らないわけではなく 性格によるものだから、ESLは無理。 また、スピーチセラピストも、どちらかと言うと 吃音とか、機能的に問題がある子につけるものなので、 サリには当てはまらないだろう、と。 担任の先生が、 クラスでもっともっとサリに喋る機会を増やしていくし、 グループワークでも、必ずサリも一言は話すようにしていくわね と言ってくれました。 校長先生が、 ちょっと、先生の体制を考えて、 1週間に2回くらいになると思うけれど、 マンツーマンで勉強できるようにしてみよう と言ってくれました。 しかも、 「じゃあ、サリが喋れるようになったらアワードをあげよう。」 と。 普通、授業中喋ったらしかられるのに、 アワードもらえるなんて、サリくらいなもんじゃないですか? でも、そうやって、 サリのスピーキングを何とかしようと考えてくれる学校に感謝です。 マンツーマンで対応してくれるB先生とは すでに、5~6回、一緒に勉強したそうです。 先生に、 「サリはどんな調子かしら?」 と聞くと、 「少しずつだけれど、話してくれるようになってきたわよ。 大丈夫、時間はかかるかもしれないけれど、 喋るようになると思うから。 間違っても良いから喋ってごらんって言うんだけれどね~~、 間違うと恥ずかしいって思うみたいなのよね~。」 と。 あ、それ、日本人だからでしょうか。 夫も私も、最初はそれで、全然言葉が出てこなかったですからね。 「正しいセンテンスで話をしなければいけない。」 という固定観念にとらわれて。 ま、とにかく、少しでもサリが 気楽に学校へ行けるようになってくれると良いな~。 先生方が、一生懸命にサポートしてくれるので 本当にありがたいです。 いつも応援ありがとうございます。 ポチッとクリック、励みになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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