住所録等を入力する場合、住所が長くなってしまうため、セル内の任意の場所にて
Altキー+Enter で改行して2段表示することがあるかと思います。しかし、改行をやめたい場合は、BackSpaceキー や Deleteキー にて改行を削除しているのが一般的ではないでしょうか。そこで今日は、もう少しスマートに改行を削除する方法を紹介します。
=CLEAN ( 文字列 ) ・・・印刷できない文字(改行コード等)を削除します
このCLEAN関数を使用することで改行を削除することが可能です(使用方法は、
TRIM関数 と同じ)。ただ、この方法ですと、[形式を選択して貼り付け] にて [値] だけを貼り付ける必要があります(TRIM関数も)。そこで、後からの編集をしなくとも改行コードを削除する方法です。
- 改行を削除するセル範囲を指定し、[編集]-[置換] で [検索と置換]ダイアログ を表示します。
- [検索する文字列] でクリックしてから、Ctrlキー+Jキー を一回押します(→何も表示されません)。
- [置換後の文字列] は何も入力しないで、[すべて置換] ボタン をクリックします。
すると、選択範囲内の改行が全て削除されます。なお、表示はされませんが、Ctrlキー + Jキー は改行コードを表します。