ラスタ・パスタのレレ日記
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その1から続く 午後6:30 東京藝術大学有志木管アンサンブル モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364 これは四重奏プラス オーケストラの曲を、9重奏に編曲したものだそうだ。当時は、オーケストラのような大人数が入れない室内で演奏するため、このような9重奏への編曲は多かったらしい。 ステージ左から、 オーボエ2名 ホルン2名 コントラバス ファゴット2名 クラリネット2名 一番手前のオーボエが、多分、藝大の先生。 先生のオーボエが、じつによく鳴っていて、 オーボエの明るく通る音と、クラリネットの、すこしぼやっとした音が絡み合うと、凄くきれいになる。 今日、4公演目にして、ようやく、ぼくの頭の芯がジ~ンとしびれてきた感じがする。これはアルファ波が出ている時の状態なのかなあ。 音楽を聴いていて、気持ちいいと感じる時、その感じ方は何種類もあるのだが、この脳の芯がしびれるかんじは、そのひとつ。 アンコールあり。 ファゴットの作り出すリズムが心地よかった。 【会場の空き時間には、ヴァイオリンの弓の作成の実演も】 午後8:00 東京藝術大学有志オーケストラ 指揮:アントン・トレンメル モーツァルト: :交響曲29番イ長調 K.201 これは、午後2:00と同じプログラム。しかもおなじオーケストラ。 聴くかどうか迷ったが、もう一回聴いて正解。 【藝大のコンサートマスター】 クラシックも、ジャズのようなアドリブこそないが、やっぱり生演奏、ライブと言う意味では一発勝負だ。さっきの演奏から大分時間がたっているし、お互いに、1回目のステージがどうだったか話しているに違いない。 指揮者のアントン・トレンメルが、1回目とは違って、いろいろ曲のパートを分解して説明してくれる。 モーツァルトが17歳の時の作品だそうだ。 やっぱり、1回目よりいい演奏だ。まとまりもあるし、演奏が生き生きしている。流れるような第2楽章。 頭の痺れをまた感じた第3楽章。最終章では、スピード感さえ感じた。 オーボエとストリングスがまざりあう心地よさ。 よかった。 午後8:45 ようやく、有料のコンサート。といっても3,000円。クラシックのコンサートにしては破格の値段。 会場は、5000人規模が入るホールA。 モーツアルト:レクイエム ニ短調、K626 指揮:ミッシェル・コルボ シンフォニア・ヴァルソヴィア(ポーランド) ロザンヌ声楽アンサンブル オーケストラ、合唱団、ソリストの順番に入場。 声楽36名くらいか。 第1楽章は、いきなり声楽隊のフル・ボリュームの合唱とオルガンからはじまった。 次に、トロンボーンから、ソリストのバス⇒テナー⇒アルト⇒ソプラノへとソロが回る(ジャズ的な言い方だなぁ) ソプラノは、日本人の谷村由美子さん。体格では、ヨーロッパのソリストに比べ小柄だが、声では負けていない。どうどうとしたソプラノ。 指揮者のコルボは、合唱の神様と言われているらしいが、彼が1961年に設立したロザンヌ声楽アンサンブルの合唱は凄い。 ベートーヴェンの第九でなくても、こんなに合唱の凄い曲があったのか、と素人丸出しのウクレレ弾き。 声楽の4人と、合唱団を交互にフィーチャーし、途中で、トロンボーン2名、トランペット2名、ティンパニー1名が参加して強化されたオーケストラと力強く、声がまじわり、なにか崇高な気分になってきた。 人間の声というのは、やっぱり聴く人のエモーションをかなりゆさぶるものだ。 なにか、魔術のようなミラクルのようなオーケストラと合唱の融合だった。 この曲は、実は、モーツアルトが未完のままなくなり、あとから弟子が完成させた。そのためかどうかしらないが、本当に合唱のミラクルを聴かせてもらった。 モーツァルトのコンサート、6公演。お腹いっぱいになって帰宅した。 まだ3日間、あります。とりあえず買えるチケットを1枚だけ買って、無料コンサートを存分に楽しむことをオススメします。 ほんとうに史上空前の音楽祭です♪
ブルームーン 2010年03月30日 コメント(10)
ウクレレ弾きのアース・アワー2010 2010年03月27日 コメント(3)
バラク・オバマ演説集! 2009年01月18日
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